螢草

螢草

作者名 :
通常価格 594円 (540円+税)
紙の本 [参考] 743円 (税込)
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作品内容

早くに両親を亡くし十六歳で奉公にでた菜々だったが、主人の風早市之進が無実の罪を着せられてしまう。驚くことに市之進を嵌めたのは、無念の死を遂げた父の仇敵だった。風早家の幼き二人の子を守るため菜々は孤軍奮闘し、一世一代の大勝負にでる。

  • ドラマ化

    「螢草」

    2019年7月26日~ NHK BSプレミアム
    出演:清原果耶、町田啓太、谷村美月

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螢草 のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月04日

    葉室麟氏の作品を全て読んだわけではない。何作か読んで思うのは、格調高い文章の素晴らしさ。読後感の心地よさがある。読んだ中で、一作お勧めは?と聞かれれば、私はこの作品を推したい。

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    Posted by ブクログ 2023年05月18日

    主人公の菜々の明るくて元気のいい性格のおかげで、様々な苦難がありながらも楽しく読めた。
    奉公先の風早夫婦もとっても素敵だし、その二人を慕う菜々も可愛くて微笑ましい。
    菜々が付けるあだ名も笑った。
    シンデレラストーリーだけど、菜々が人のために誰よりも努力して幸せを掴むので全力で応援したくなる。
    読後は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月04日

    何とも痛快なエンタメ小説
    最高に面白かったです!

    読後感はスッキリ爽快。
    でもそこに至るまでは、感情のままどっぷり世界に浸って読んでしまったので、笑ったり涙を流したりで大変でした。

    主人公は、風早家の女中で16才の菜々。
    まっすぐな性格で芯の強い菜々は本当に魅力的で、すぐに大好きになりました。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月11日

    武家の娘が女中に。藩の権力争いに巻き込まれ、すったもんだ盛りだくさんの展開。しっとり品のある文章。辛いだけでなくユーモアのある明るいやりとりもあり、心を痛めすぎることなく読み進めることができた。

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    Posted by ブクログ 2022年03月18日

    葉室麟の小説は、凜として、ある意味救いのない潔さを感じるが、この作品はちょっと味わいが違った。
    主人公の菜々という少女の健気さ、仕える奥方の儚げな美しさと優しさという葉室テイストに加え、癖のある心優しい脇役も登場してユーモアもあり、最後はまさに時代小説の王道をいくような大団円を迎える。心温まる時代小...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月10日

    2019年の夏にNHK BSプレミアムで、2020年の冬にNHK総合で放送された清原果耶主演のドラマの原作。ドラマの脚本はほぼ原作を踏襲しており、話は分かっているのだが、読みだしたら止まらない。だんご兵衛、お骨さん、死神先生、駱駝の親分、改めて笑うわ。
    直木賞作家の著者の作品を読むのは初めてだったが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月29日

    私の一番のストライクゾーンのお話でした。 皆んな優しくて、暖かくなりました。 名前のダジャレが最高! 今晩は幸せな気持ちで眠れそうです。

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    Posted by ブクログ 2023年07月07日

    ずいぶん前だけど、ドラマを見て読みたいと思っていたのがやっと読めた。多少ご都合主義と思うところもあったけど、終わりよければ全てよし!
    「一生懸命にやってきたことは報われるのだ」そうだね。おめでとう、菜々。

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    Posted by ブクログ 2023年06月03日

    ようできた話や
    しかし、あまりにも宗太郎が可哀想すぎる
    宗太郎の胸のうちを思うと辛いなぁ
    菜々、そりゃああんたはええやろけどな
    頼るだけ頼って、甘えるだけ甘えて、そりゃないんとちゃう?
    もうちょっと救いはないものか…

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    Posted by ブクログ 2023年05月26日

    時代劇なのだけれども、非常に読みやすくて読後感も爽快な一冊。
    16歳の菜々が武家に奉公に出て、のちに父の仇を打つ話。
    この奉公先がまた温かくそこで出会う奥様や旦那様、子どもたちも素敵な家族で。菜々は奉公人以上の絆で毎日を一所懸命に働いて過ごします。
    主人公の菜々が非常に魅力的。健気で真面目、素直で心...続きを読む

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