あおなり道場始末

あおなり道場始末

小説・文芸
561円 (税込)

2pt

九州、豊後、坪内藩の城下町にある青鳴道場。先代の死から早一年、道場は存亡の危機にあった。跡を継いだ長男の青鳴権平はまだ二十歳と若く、その昼行燈ぶりから、ついには門人が一人もいなくなってしまったのである。米櫃も底をついたある日、「鬼姫」と巷で呼ばれる妹の千草や、神童の誉れ高い弟の勘六に尻を叩かれた権平がようやく重い腰を上げる。「父の仇を捜すために道場破りをいたす」。酔って神社の石段で足を滑らせて亡くなったとされる先代の死には不審な点があり、直前には五つの流派の道場主たちと酒席を共にしていた。三人は、道場再興と父の汚名を雪ぐため、まずはその一つ、新当流の柿崎道場を訪ねる――。

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あおなり道場始末 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    葉室麟さんの作品は本当に大好き。今回も本当に爽快内容だった。親の仇、兄妹弟の絆。相手を大切に思う気持ちを教えてくれる素敵な作品。

    0
    2021年02月02日

    Posted by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより)
    坪内藩の城下町にある青鳴道場は存亡の危機にあった。先代の不名誉な死と、跡を継いだ長男の権平の昼行燈ぶりから、ついには門人が一人もいなくなってしまったのである。米櫃も底をついたある日、妹の千草や弟の勘六に尻を叩かれた権平がようやく重い腰を上げる。「父の仇を捜すために道場破りをいたす」。酔って神社の石段で足を滑らせ亡くなったとされる先代の死には不審な点があり、直前には五つの流派の道場主たちと酒席を共にしていた。三人は、道場再興と父の汚名を雪ぐため、藩内の道場の門をひとつずつ叩いていく。

    令和2年4月13日~15日

    0
    2020年04月15日

    Posted by ブクログ

    葉室麟という作家の人間の情に関する表現はいつも感銘する
    これは現代にも通じると思う
    主人公にページをめくるごとに惹かれる自分を感じた

    0
    2026年01月13日

    Posted by ブクログ

    主人公たち三兄弟がとっても仲良しで読んでいて微笑ましい。
    昼行灯な長男にしっかり者の下2人が支えて…と思ってたら、ちゃんと長男も2人を守ってて関係性がすてきだった。
    後半色々な事実が分かってくるけど殺伐とした雰囲気にならずに読めたのは彼らの性格のおかげ。

    0
    2023年06月25日

    Posted by ブクログ

    しばらく読み進めて、葉室麟にしてはキリッとしないなと思いながら、作品に入り込めずにいたが、中盤以降はサスペンスもどきの目まぐるしい展開で、気がつけば読み終えていた。
    「あおなり」を弱々しいイメージで当たり前に受け入れていたが、青瓢箪とうらなりの造語であった。
    道場主であった父の死に不信を抱く三兄弟(兄、妹、弟)が、同業の道場破りをしながら、真相に迫っていく。何やかんや揉めながらも兄弟の絆がさらに深まっていく。ほんわかした読後感。

    0
    2023年04月30日

    Posted by ブクログ

    葉室さんの時代小説は、心の琴線に触れるものばかりを読んできたので、少しのユーモアがとってもコミカルに感じてしまう。主人公のキャラが立っていて楽しく読ませていただいた。個人的に新しい葉室さんて出会えて笑みがこぼれちゃった。こんな時代小説も好きだな〜・・・。(o^^o)

    0
    2023年04月29日

    Posted by ブクログ

    解説によれば、葉室氏は出版社にとって小説の内容や傾向を書き分けているとのこと。
    確かに「新潮」「角川」では、歴史上の人物を主に彼らの清涼な生き方を格調高く描いているし、「文藝春秋」「講談社」「徳間」では、歴史とフィクションを巧みに織り交ぜて、和歌や漢詩を取り入れ豊穣な作品となっている。
    一方、この双葉社(文庫)は、『川あかり』しかり、『蛍草』しかり、架空の人物を主人公に娯楽性の高い愉快な作品となっている。
    本書もその例にもれず、架空の藩の剣術道場の三兄弟の絆を謳い心温まる時代小説となっている。
    両親を喪ったこの三兄弟、昼行灯のような性格で頼りない兄権平に対し、妹千草は剣術の腕前は兄に勝る美貌の持ち主、弟勘六は神童の誉が高い秀才と、典型的な愚兄賢弟との設定になっている。しかし、兄の権平は見かけによらず、いざというときには父親から伝授された「神妙活殺」という凄技で相手を次々と負かせてしまうというエンタメ色に溢れている。
    この仲の良い三兄弟がお家騒動に巻き込まれながら、協力して親の仇を捜し求めるミステリー仕立てとなっていて、読者サービス満点の時代小説。

    0
    2023年02月01日

    Posted by ブクログ

    面白かった
    重厚骨太の物語ではなく、漫画ライクなエンターテイメントストーリ(笑)!
    しかし、その奥底には、家族の絆が描かれています。

    父親の死によって、青鳴道場をついだ長男の権平は昼行燈。その性格から、門人は一人もいなくなり、結果、明日食べる米もなくなってしまいます。
    妹の千草や弟の勘六の尻に敷かれる生活の中、お金を得るために始めたのが、道場破り。

    父親の不審死の真相を明らかにして、仇討ちを果たすため、道場破りを続けていくことで、徐々に明らかになる真相。
    といった展開です。
    チャンバラ、勧善懲悪と鉄板ストーリに加え、家族の絆のメッセージが伝わってきます。

    スッキリしたストーリ展開で、ライトな会話、掛け合いも楽しめます。

    お勧め!

    0
    2021年07月03日

    Posted by ブクログ

    単純に面白かった。三兄弟の関係性がとても好き。特に、長男の家族に対するぶれない言動によって安心して物語を楽しむことができた。結末はそんな感じでいいの?とも思ったが、後日談を色々と想像すると面白いのでこれはこれで良いと思う。

    0
    2020年07月26日

    購入済み

    中程度の面白さ

    単純なストリで短時間に読み終えたが期待外れ。

    0
    2025年07月22日

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