おもかげ橋

おもかげ橋

721円 (税込)

3pt

剣は一流だが道場には閑古鳥の鳴く弥市。武士の身分を捨て商家に婿入りした喜平次。十六年前に故郷を追われ、江戸で暮らす二人の元に、初恋の女・萩乃が逃れてくる。だが、彼女の変わらぬ美しさの裏には危うい事情があった。一方、国許では化け物と恐れられた男が返り咲き、藩を二分する政争が起き――。再会は宿命か策略か? 儘ならぬ人生を描く傑作時代小説。

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おもかげ橋 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    二人の武士の純な心を弄ぶかのような人妻になった初恋の人の思わせぶりな態度。
    あれ、これは誰の作品だっけと思わせるような葉室麟らしからぬ恋心や嫉妬心がちりばめられた作品。でも底流には男の友情が流れている。
    藩一の剣の使い手である草場弥一と頭脳明晰な小池喜平次は幼馴染で、上司である勘定奉行にそそのかされ

    0
    2022年06月15日

    Posted by ブクログ

    いかにも葉室作品という、真っ直ぐ潔く生きる無名の男たちの物語。
    小藩の権力争いに巻き込まれて致仕せざるを得なくなり、江戸に出てきた幼なじみの2人は方や浪人、方や武士を捨てて商家に婿入りして暮らしていた。
    ところがそんな2人はまたしてもぶり返した旧藩の権力争いに巻き込まれる。。
    弥市と喜平次ほ最後まで

    0
    2023年06月14日

    Posted by ブクログ

    時代小説の形を借りた恋愛小説。
    お家騒動に巻き込まれ藩を致仕し、江戸に出た二人の男(恋のライバルであると同時に刎頚之友)が、二人の初恋の女性の用心棒をすることになり、三人を軸に物語が展開。
    「永遠に結ばれることのない恋―人は誰も皆、そうした思いを乗り越えて、人生のパートナーを見つけていくのではあるま

    0
    2015年10月27日

    Posted by ブクログ

    あらすじ(背表紙より)
    剣は一流だが道場には閑古鳥の鳴く弥市。武士の身分を捨て商家に婿入りした喜平次。十六年前に故郷を追われ江戸で暮らす二人の元に初恋の女が逃れてくる。だが、変わらぬ美しさの裏には危うい事情があった。一方、国許では化け物と恐れられた男が返り咲き、藩を二分する政争が起きていた。再会は宿

    0
    2015年08月13日

    Posted by ブクログ

    この物語のまえのお話をどこかで読んだ気がするのに、題名を思い出せなくて‥‥二人の武士の幼い時からの恋心が今になってどう変わっていくのかが少し面白かった。

    0
    2015年06月20日

    Posted by ブクログ

    故郷を罠に嵌って追い出された二人が、原因ともなった藩の重臣の娘の警護をすることに。この警護も罠だった事が後で明かされる。この二人は娘に憧れていて、人妻となっても想いは増すばかり。
    また、この娘が思わせぶりでどちらにも好きな素振りを見せる最低な女性。敵味方ともみんな悪い人達の中にあって、新たにお見合い

    0
    2022年05月06日

    Posted by ブクログ

    面白かった
    時代小説の名を借りた純愛エンターテイメント?
    ヒロインの思わせぶりな態度に振り回される男たち(笑)

    ストーリとしては
    6年前に故郷を追われ、江戸で暮らす元武士二人。
    一人は武士の身分を捨て、飛脚問屋に婿入りした喜平次
    一人は道場のに閑古鳥が鳴いている弥市
    そんな二人のもとに、初恋の女、

    0
    2021年07月11日

    Posted by ブクログ

    気楽に読める時代劇
    葉室麟さん、男性描くのはうまいのに
    女性はなぜこんな中途半端なのでしょう
    ただ美人だとしか……
    大福餅さん素敵でした
     
    ≪ 伝えたい 想いはまっすぐ 届けたい ≫

    0
    2020年03月26日

    Posted by ブクログ

    萩乃さんは、男性にはモテるけど女子に嫌われるタイプですね。

    対して、“大福餅”・弥生さんは好感が持てます。弥市は幸せ者ですな。

    0
    2019年06月16日

    Posted by ブクログ

    萩乃の心情が今ひとつ推し量れないのは、女性として嫌いなタイプだったからだと思うが、それ以外は面白く読めた。

    0
    2017年05月19日

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