不疑 葉室麟短編傑作選

不疑 葉室麟短編傑作選

792円 (税込)

3pt

4.0

中国の漢の時代、長安の知事と警察長官を兼ねる「京兆尹」という役職があった。謀反を未然に防いだ功によって抜擢された「不疑」は、厳格でありつつも慈悲を忘れず、辣腕と名高い。ある日、天子にしか許されない黄色の隊列を率いた謎の男が宮廷を訪れた。男が反乱によって殺されたはずの皇太子を名乗ったことで、宮廷は混乱の渦に巻き込まれる。書籍化初の中編「不疑」をはじめ、葉室麟が遺した渾身の作品、全6編を収録。

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不疑 葉室麟短編傑作選 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者が早逝して早や7年。
    しかし、いまだに初書籍化作品が読めるというのは、読者冥利に尽きる。
    しかも、短編傑作選という本書は登場人物がバラエティに富んでいて、時代小説の楽しみが味わえる。
    『鬼火』は、新撰組の沖田総司。
    『鬼の影』は、忠臣蔵の大石内蔵助。
    『ダミアン長政』は、黒田如水の息子黒田長政。

    0
    2024年05月14日

    Posted by ブクログ

    短編それぞれが 力強い作品。ラストの不疑は中国の漢の時代の話。葉室さんが亡くなった後に見つかった話だそう、、、

    0
    2024年04月27日

    Posted by ブクログ

    葉室麟の未発表作品「不疑」を含む、短編集。全六作品だが、「不疑」が一番良かった。と思うと共に、ここからの作品が読めなかったことを本当に残念に思う。

    0
    2024年03月30日

    Posted by ブクログ

    葉室麟さんの作品は、北国の厳しい環境の中で耐えて生きる武士の姿をイメージするけれど、それだけじゃない、凄く広大な世界があるのだと思う。

    0
    2024年02月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    沖田総司は、幼少期に浪人に辱めを受け、その辱めを雪ぐために、試衛館に入り武術を身につけたという設定。
    新選組では、隊組織内では敵である芹沢鴨に気に入られる。近藤や土方からは見張りに丁度よいとされるが、芹沢鴨暗殺の時には、一緒にいた妾に嫉妬心を抱く。

    大石内蔵助は、赤穂藩筆頭家老。藩主浅野内匠頭は、

    0
    2025年06月22日

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