風のかたみ

風のかたみ

669円 (税込)

3pt

3.9

上意討ちにあった、豊後安見藩一門衆筆頭の佐野了禅。女医師・伊都子は、ある密命を帯び、佐野家の女人たちが暮らす白鷺屋敷に送り込まれるが、そこでは不審な死を遂げる者が相次ぎ……。女の執念に切なさがこみ上げる長編時代小説。解説・冲方丁。

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風のかたみ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    よくできたお話しです。
    見栄っ張りな亭主と息子二人が 上意討ちにあって

    殿様から攻められ 火をかけ自害してしまいます。

    残された女たちは 混乱の前 白鷺屋敷に移されます。

    そこに 伊都子という女医さんが 住み込みで派遣されました。

    女たちが死なないように見張れ!という命令のもと

    一緒に住み

    0
    2022年05月28日

    Posted by ブクログ

    面白かった
    時代小説ながらもミステリー
    最後に明かされる真実と本当の想いに切なさがこみ上げます。

    ストーリとしては、
    上意討ちにあった筆頭の佐野了禅。男たちはそこで果てるも、女たちは白鷺屋敷に逃れ、暮らすことに。
    そこには了禅の妻のきぬを筆頭に、長男の妻の芳江と娘の結、次男の妻の初、女中の春、その

    0
    2021年11月13日

    Posted by ブクログ

    上意討ちにあった一門衆筆頭の別宅に、密命を帯びて送り込まれた女医師の伊都子が主人公。
    そこでは、奥方や嫁たちとその子供、女中たちが暮らしている。互いに何やら剣呑な雰囲気があり、やがて、この屋敷に来た男が次々と死んでゆく。
    誰の仕業なのか、その裏に何があるのか。密室ミステリー仕立てにしながら、著者は武

    0
    2020年11月23日

    Posted by ブクログ

    話はミステリーのごとく進行し、すべてが明かされたところで切なさがこみ上げてくる。葉室麟はやはり手練れだと思う

    0
    2020年10月11日

    Posted by ブクログ

    この時代の武士やその家族の生き方を背景に女性の強さや想いの強さに圧倒されそうでした。ミステリーを時代小説の中に取り込んだ内容で今までの葉室麟の小説とは大きく違うような印象を持った。また、本の表紙に描かれている白鷺がとても哀しく感じた。

    0
    2024年02月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    時代小説というよりも、時代ミステリという作品ですね。
    上意討ちをされた家の女性たちが、白鷺屋敷という所に集められる。密室ですよね。そこへ派遣された女医の伊都子。
    そこで起こる様々な怪異、そして死者が出た時、一人の女性が疑われる。
    本当に彼女が犯人なのか?
    上質なミステリでもありましたし、今も変わらな

    0
    2020年10月15日

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