読書の森で寝転んで

読書の森で寝転んで

781円 (税込)

3pt

4.3

作家・葉室麟を作った数々の本と人
50歳過ぎてのデビュー時に既に完成されていた“葉室史観”。敬慕され続ける作家を涵養した本、人との出会いが綴られたエッセイ集。

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読書の森で寝転んで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年03月09日

    深い知識と、美しい文章、あたたかみ感じるお人柄。
    作者の魅力をたっぷりと感じられるエッセイ。

    「近頃、本が売れないのは、人生に挑む気合が欠けているからではないかと思うが、どうだろう。人生という戦場に出ていくからには、読書という武装が欠かせないと信じていたが、いまは違うのだろうか。」

    多読の人から...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月08日

    2017年に逝去した著者の、最後のエッセイ集。
    第1章は、新聞に連載した書評集。司馬遼太郎の『韃靼疾風録』から小林秀雄の『本居宣長』まで、29篇。
    第2章は、「歴史随想ほか」で、新聞や雑誌に掲載されたエッセイでなっている。この中で、著者が最近に出版不況について、「近頃、本が売れないのは、人生に挑む気...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年04月09日

    中年以降に小説を書く仕事についた人間には、時間に対する特別な思いがある。作品を書くため、自分に許されている時間は一体どのくらい残されているのだろう、と考えてしまうからだ
    自分が生きていく意味と言うのは、自分たちの親や、その親、さらに何代も前の先祖たちが生きてきた歴史の中にあるはずだ。そこにどうたどり...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年11月20日

    目次
    ・読書の森で寝ころんで
    ・歴史随想ほか
    ・小説講座で語る
    ・芦刈
    ・我に一片の心あり 西郷回天賦
    ・葉室麟 最後の言葉

    読もう読もうと思いながら、まだその作品を読んだことのない葉室麟のこの作品を買ったのは、もちろんタイトルに惹かれたから。
    『読書の森で寝ころんで』
    こんな至福はあるまい。

    ...続きを読む

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