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Posted by ブクログ 2023年03月09日
深い知識と、美しい文章、あたたかみ感じるお人柄。
作者の魅力をたっぷりと感じられるエッセイ。
「近頃、本が売れないのは、人生に挑む気合が欠けているからではないかと思うが、どうだろう。人生という戦場に出ていくからには、読書という武装が欠かせないと信じていたが、いまは違うのだろうか。」
多読の人から...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月08日
2017年に逝去した著者の、最後のエッセイ集。
第1章は、新聞に連載した書評集。司馬遼太郎の『韃靼疾風録』から小林秀雄の『本居宣長』まで、29篇。
第2章は、「歴史随想ほか」で、新聞や雑誌に掲載されたエッセイでなっている。この中で、著者が最近に出版不況について、「近頃、本が売れないのは、人生に挑む気...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月09日
中年以降に小説を書く仕事についた人間には、時間に対する特別な思いがある。作品を書くため、自分に許されている時間は一体どのくらい残されているのだろう、と考えてしまうからだ
自分が生きていく意味と言うのは、自分たちの親や、その親、さらに何代も前の先祖たちが生きてきた歴史の中にあるはずだ。そこにどうたどり...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月20日
目次
・読書の森で寝ころんで
・歴史随想ほか
・小説講座で語る
・芦刈
・我に一片の心あり 西郷回天賦
・葉室麟 最後の言葉
読もう読もうと思いながら、まだその作品を読んだことのない葉室麟のこの作品を買ったのは、もちろんタイトルに惹かれたから。
『読書の森で寝ころんで』
こんな至福はあるまい。
...続きを読む
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