葉室麟の作品一覧
「葉室麟」の「名こそ惜しめよ 歴史小説アンソロジー」「草雲雀」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「葉室麟」の「名こそ惜しめよ 歴史小説アンソロジー」「草雲雀」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
西南学院大学文学部外国語学科フランス語専攻卒。『乾山晩愁』で第29回歴史文学賞を受賞。『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞しTVドラマ化もされた。その他作品に『銀漢の賦』、『花や散るらん』、『いのちなりけり』などがある。
Posted by ブクログ
時は、江戸5代将軍綱吉の治世。側用人柳沢吉保が権勢を振るっていた。
赤穂浪士討ち入り後、彼らに切腹の沙汰を下した一方、吉良上野介から家督を継ぎ、討ち入り時も奮戦し、傷を負った吉良左兵衛は、諏訪に送られ、治療も虚しく死期を悟り、上野介の血を引く、雨宮蔵人と咲弥の娘(義理)の香也に一目会いたいと願う。
蔵人は、香也を伴い諏訪に向かう。蔵人と香也は、左兵衛から吉良家の再興を託される。また、香也を家臣である冬木清四郎と婚約し、2人で再興をして欲しいと願う。その後、左兵衛は、亡くなるが、清四郎は吉良家の仇討ちを果たすため、江戸に向かう。同じ頃、蔵人は、江戸に向かう先の関白近衛基煕の護衛に同行することにな