集英社文庫の検索結果

  • 挑む力 桑田真澄の生き方

    挑む力 桑田真澄の生き方

    小説・文芸
    -
    1巻594円 (税込)
    日本屈指の名投手、桑田真澄。二度の甲子園優勝やプロ入り後の巨人軍での活躍は、今も人々の記憶に新しい。体格的に恵まれたわけではない彼が第一線を走り続けた陰には、並々ならぬ努力と独自メソッドの確立があった。どうすれば野球は上達するのか。プロを志す野球少年がそれぞれのステージで成長し、長くプレーするための練習法とその指導法を桑田自らが語る!全ての野球関係者へ贈る一冊。
  • 復讐の花期 君に白い羽根を返せ

    復讐の花期 君に白い羽根を返せ

    小説・文芸
    -
    1巻693円 (税込)
    新婚旅行先で、妻が暴力団員にレイプされた。夫は、縛り上げられて妻を救う一指もあげられず、妻は夫に卑怯者のレッテルを貼る。歳月と共に深まる夫婦の間の溝を埋め立てようとしてきた夫は、重い病で余命いくばくもなしと知る。わずかな余生を、捨て身の覚悟をもって最強の暴力団に挑む。不可能を可能にする、ただ一人の息つまる凄絶な復讐戦。妻よ、俺を見ていろ! サスペンスフル、リベンジ。
  • 見知らぬ人へ

    見知らぬ人へ

    小説・文芸
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    1巻495円 (税込)
    「私は命を刻んで書きつづけるしか能がない…書きながら何かを少しづつ手さぐりで発見してゆくのだろう」。阿波徳島での出生から、女としての新しい生き方を求めた悪戦苦闘の時代、そして作家として自立するまで。情熱にすべてをかけて切り抜いた半生を振りかえり、見知らぬあなたに語りかける自伝的エッセイ。
  • いま、愛と自由を 寂聴塾ノート

    いま、愛と自由を 寂聴塾ノート

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    私の修行体験/伝記小説の魅力/結婚を考える/樋口一葉の実像/釈迦はいかに生きたか/『源氏物語』六条御息所のこと/自由とは何か……。文学、仏教、社会を話題に、誰からも束縛されず、のびのびと生きてゆける考え方を身につけられるように、という願いをこめて、12回にわたって語った寂聴講話・ライブ集。瀬戸内寂聴のすべてを知るための絶好の本。
  • 寂聴巡礼

    寂聴巡礼

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    幼い昔、春は巡礼の鈴の音が運んでくるものだと思い込んでいた著者にとって、巡礼への旅立は長い間の憧れだった。出離後はじめた巡礼の旅。那智谷を望む青岸渡寺に始まり、岐阜谷汲の華厳寺で満願を迎える西国三十三ヵ所。命の炎を求めて歩く祈りと出会いの紀行。
  • 大岡忠相 江戸の改革力 吉宗とその時代

    大岡忠相 江戸の改革力 吉宗とその時代

    小説・文芸
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    1巻891円 (税込)
    テレビドラマでおなじみの大岡越前こと、大岡忠相。第八代将軍吉宗の時代に江戸町奉行として江戸の改革に尽力した人物。江戸町奉行とは、今でいう東京都知事、警視総監、消防総監、東京地方裁判所の所長などの重要ポストが合わさった役職。忠相は、吉宗の享保の改革の重要な部分を担うことに。関東地方の農業振興、町火消しの設置など、お白州裁きだけでない、その知られざる偉業に迫る歴史評伝。
  • 【カラー版】ポチのひみつ

    【カラー版】ポチのひみつ

    ハチ公は「焼き鳥」が、大好きだった……。誰もが知ってるハチ公。だが、本当の素顔は意外と知られていない? そんな日本の有名犬たちを、犬好きノンフィクション作家・片野ゆかが、愛犬ダルマ号と徹底追跡。いぬのおまわりさんはコリー犬。西郷さんの犬は祇園で鰻を食べていた、などなど……。続々と明かされるオドロキの史実と真実。犬たちの謎を追いかけた日本縦断びっくり犬紀行。電子版のみオールカラーで写真を収録。
  • 最初の目撃者

    最初の目撃者

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    新進文芸評論家の建部隆之介の死体が、マンションの自室で発見された。死因は青酸性毒物による中毒死。遺書もなく、闘争の跡もなく、自殺の動機すら考えられない。なぜ、誰に殺されたのか……推理作家・垂水兼人の頭はひらめく。作家、評論家、編集者など文壇を形づくる複雑な人間模様を背景に描く表題作ほか、九篇を収録した推理小説集。
  • 母六夜

    母六夜

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    父と子が、同時にひとりの女に魅かれ、愛憎の業のなかにあえぐ名作「沼津」、大岡文学のライトモチーフになる女性像を幻想的な世界に現出する「母六夜」ほか「焚火」「問わずがたり」「木下氏の場合」など、著者の文学世界の核心をかたちづくった傑作十三篇を収録。
  • 化粧

    化粧

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    さびれた芝居小屋の淋しい楽屋に、一人の女が座っている……。女の名前は五月洋子。大衆演劇「五月座」の女座長である。やがて客入れの始まる音が聞こえ、いよいよ初日幕開きの時刻が近づいてくる。洋子が舞台化粧を始めたその楽屋に、かつて彼女が捨てた息子だという人物が現れた――。捨てたのではない、ああするより他に仕方なかったのだ。わかっておくれ……。洋子の語る物語に、観客は幻惑されていく。井上ひさし初の一人芝居にして、一人芝居というジャンルの中でも最高峰と讃えられる傑作中の傑作戯曲。併せて松尾芭蕉の生涯を描く、歌仙仕立ての名作『芭蕉通夜舟』も収録。モノローグの至芸を味わえる戯曲集。
  • 愛する伴侶を失って 加賀乙彦と津村節子の対話

    愛する伴侶を失って 加賀乙彦と津村節子の対話

    小説・文芸
    -
    1巻528円 (税込)
    夫である作家吉村昭を闘病の末亡くした津村節子と夫人を突然に亡くした加賀乙彦。80歳を目前に長く連れ添った最愛の伴侶を失った人気作家ふたり。最期の看病をできなかったと悔いる妻と、神は存在し妻と天国で再会できると信じる夫。夫と妻の立場から辛く苦しい胸の内と、それをどう乗り越えていくかを語り合う。伴侶を偲び、夫婦という不思議なものを想い、生と死について考える心にしみる対談。
  • 頭痛肩こり樋口一葉

    頭痛肩こり樋口一葉

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    ぼんぼん盆の16日に地獄の釜の蓋があく…。夭折の天才女流作家、樋口一葉の19歳から死後2年目まで、それぞれの盆の16日に巡り来た運命は――。幽界(あのよ)と明界(このよ)にまたがる卓抜な仕掛けと会話で綴る樋口一葉像。没落士族の女家長・樋口夏子が、いかにして家族のために闘い、生き抜き、作家・一葉となって奇跡のような名作を生み出したのか。井上ひさしがユーモアをちりばめて描く、明治という激動の時代を駆け抜けた一人の女性の短くも美しい人生。再演のたびに新たな感動を呼び起こす傑作戯曲。
  • 五十年目の零戦

    五十年目の零戦

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    昭和20年8月16日、厚木海軍航空隊基地から、2機の零式艦上戦闘機が飛び立った。目的地は十勝の秘密基地。徹底抗戦を表明した航空隊司令の密命を受け、“そのとき”がくるまで機体を温存するためだった。しかし戦闘飛行に出ることなく、機体は十勝平野の片隅で眠りつづけることになった。―それから50年、ひとつの夢を共有する男たちの手で、零戦再生計画が動きはじめる。本格航空小説。
  • 花の埋葬 24の夢想曲

    花の埋葬 24の夢想曲

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    ひとは夢の中でさまざまなものを思い描く。生と死、愛と憎、肉体と精神、官能と苦痛、永遠と瞬間、安心と恐怖。あるときは縛られ閉じこめられ、あるときは解き放たれる。亡くなった家族や友人たちの思いが私を圧迫したり、癒したりする。そんな不条理で豊穣な「夢の世界」を確かな筆致で描く。自らの夢をもとに紡いだ24編のショート・ストーリー。
  • 女の海

    女の海

    小説・文芸
    -
    1巻715円 (税込)
    夫と子供を捨てて竜平との恋に走った弓子。母の出奔後グレて事故死した息子や母の知人に夢中になる娘。この子供らにとって私は何であったのか? 愛の歓びにひたりながら、弓子の心の奥底に罪の意識がゆらめく。ひとりの女のラブ・アフェアが子供や愛人の運命に投げかける陰影を通して女の愛といのちの哀しみをくりひろげる。
  • 寂庵浄福

    寂庵浄福

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    「ひとりでいることの淋しさが、浄福ということばにつながる今こそ、私がかつて、あれほど憧れ、需めたがっていた境地なのかもしれない……」。祈り、仏像を彫り、畑を耕し、愛した人の死をとむらい、巡礼の旅にでる。出離して浄福、と言い切る境地を、移りゆく嵯峨の四季と日々の出来事の中に、確かでこまやかな筆で綴る。
  • 幻花 上

    幻花

    小説・文芸
    -
    1~2巻605円 (税込)
    応仁の乱の胎動が聞こえる8代将軍義政の治世。政治の混乱をよそ目に、遊興に身を委ねる義政をめぐって、愛妾・今参局と正室・日野富子は妖しく命がけの色と欲の葛藤をくりひろげている。中世の末期的な猥雑をきわめた世相を背景に、御所にうずまく謀殺の企てをとおし、運命の糸に操られて生きる人間の姿を生き生きと描く長篇歴史ロマン。序章。
  • 純情漂流

    純情漂流

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    「ナイフ!」ぼくは叫んだ。濁流が隊員を呑む。ザイルを切らねば…。かつて玄奘三蔵が辿った遙か天竺への旅路、あの天山越えに著者は挑んだ。――天安門事件、ベルリンの壁崩壊と歴史は転換期を迎え、著者は各地をさすらう。壁を殴りにドイツへ、河を下りにアラスカへ。そして鶴を見にヒマラヤへ。カラー写真多数を交えて綴る名作『神々の山嶺』の原風景。物語をつむぐ旅人の心温まる漂泊の軌跡。
  • 一休を歩く

    一休を歩く

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    600年前の動乱の時代を生きた禅僧、一休。後小松帝の側室の子としてわずか6歳で出家。無欲清貧、風食水宿、自己見性につとめる純粋禅僧に師事するが師と死別。やがて失意の青年僧一休は酒肆淫坊に出入りし、女犯をなす破戒三昧な生活の中で、人間的な自由禅を志向していく。放浪無頼な風狂の人、一休宗純和尚の由縁の地、京都嵯峨野、堅田、堺、住吉、田辺を水上勉が訪れ歩くほろつき文学紀行。
  • 失われゆくものの記

    失われゆくものの記

    近江の琴糸、月瀬の奈良さらし、越後の筆匠、佐渡の人形遣い、雪の中の瞽女たち、信濃の山蚕、忘れられた巨桜たち……。昔ながらに手間と日数をかける職人の精緻な手仕事と、日本の山野の美は、まさに滅びようとしている。各地を訪ね、痛恨の思いと復興への願いをこめて書きしるす、記念碑的ルポルタージュ16章。
  • 虚竹の笛 尺八私考

    虚竹の笛 尺八私考

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    日本留学僧と中国女性の子として宋にうまれ、尺八を日本に伝えたといわれる虚竹禅師。南朝の御落胤といわれながら破戒の生涯を送った一休和尚。このふたりが、宇治吸江庵で出会い……。遙か古代から近代までの和漢往来を、尺八の海峡を渡る望郷の響きに託した伝来記。日本と中国の交流の深い絆と歴史を壮大な物語に結実させた、著者最後の長編。第二回親鸞賞受賞作品。
  • 闇の戦場

    闇の戦場

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    気温42度。湿度95パーセント。ジャングル。行軍。ただひたすら歩き続ける彼らは「足」と呼ばれる歩兵小隊だ。分隊長の軍曹、黒人兵ハニー・ビー、日系三世のキューシュー、新兵ウェンズディ、インディアンの血をひくダンシング・ベア、異様に大きな鼻の持ち主ノーズ・マン。一つの時空間を共有した6人それぞれの視点から、「戦場」という闇の環に閉じ込められた若者たちの運命を描く連作。戦争シミュレーション小説。
  • 勇者の証明

    勇者の証明

    小説・文芸
    -
    1巻671円 (税込)
    昭和20年、戦時下断末魔の日本。凄まじいいじめ、自由を奪われた4人の少年は、お化け屋敷と称ばれる洋館を探検中、ドイツ人の瀕死の母親から娘を長崎まで送り届けてほしいと遺言される。およそ不可能な遺託に応えて4人は理不尽な時代への勇気を証明するため、少女を送り届けることに。広島を通過、長崎を躱し、千キロ以上の難旅を越え……。輝く壮大な青春ロード・ノベル。
  • 門司・下関 逃亡海峡(十津川警部シリーズ)

    門司・下関 逃亡海峡(十津川警部シリーズ)

    小説・文芸
    -
    1巻506円 (税込)
    大学講師の篠塚昭夫は、留学生のアン・ミカと浮気をしている。それに気づいた妻は、夫と無理心中をしようと部屋に火をつけ焼身自殺。だが、遺体から睡眠薬が検出され、夫に疑惑が……。十津川警部に容疑の目を向けられた篠塚は、葬儀の途中で姿を消し、愛人と逃亡を図る。警察の追跡を巧みにかわす二人を追い詰める十津川警部たち。決死の逃避行の果て掴んだ驚愕の愛! 長編旅情ミステリー。
  • 仰天・プロレス和歌集

    仰天シリーズ

    小説・文芸
    -
    1~3巻440~605円 (税込)
    試合に使う凶器のセンヌキをしみじみと地方のホテルの部屋でテーピング、あるいは、好きな女性に失恋しても耐えてリングで闘わなければならない心の痛み…。怒りを剥きだし、凶獣のようにふるまってもプロレスラーだって生身の体、リングを離れると喜び・哀しみに涙することだってある。作家・夢枕獏がそんな彼らの本音と人生模様を和歌に託して、笑いと涙でキミたちの血を沸かすプロレス本! プロレス好きの必読書。
  • ラ・ロシュフーコー公爵傳説

    ラ・ロシュフーコー公爵傳説

    小説・文芸
    -
    1巻825円 (税込)
    「太陽も死もじっと見詰めることは出来ない」(『マキシム』)17世紀のモラリスト、ラ・ロシュフーコー。深く鋭いシニカルな人間洞察から生まれたその著書、『マキシム(箴言集)』は、今日まで広く読み継がれている。争乱の世紀に名門貴族として生まれ、戦闘と陰謀と恋愛に明け暮れた彼が、なぜ厭世的な思想を持つにいたったか? 波乱の生涯を、文明と歴史を軸に描く評伝小説。
  • 奇兵隊の叛乱

    奇兵隊の叛乱

    小説・文芸
    -
    1巻638円 (税込)
    吉田松陰門下の逸材として高く評価された高杉晋作。身分の上下を問わない人員構成で近代軍隊組織の原形となった“奇兵隊”を誕生させ初代総督となった。そこに入隊した赤根武人、世良修蔵、山縣狂介ら若き志士たちの、明日の日本に賭ける夢と理想――。急転する時流のなかで悲惨な末路を迎える奇兵隊の転変を描いて、幕末の動乱を浮き彫りにする。明治政府によって捏造された維新史を糾す歴史小説。
  • 若き日の詩人たちの肖像 上

    若き日の詩人たちの肖像

    小説・文芸
    -
    1~2巻605~715円 (税込)
    北陸の没落した旧家から骨董を学費がわりに持って上京した少年は、その夜雪の東京の街に響く銃声、血ぬられた2・26事件に遭う。暗い夜の時代をむかえる昭和初年に目覚めた青春の詩情と若者の群像を描く長篇(第一部・第二部)。
  • 不随の家

    不随の家

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    【第19回すばる文学賞受賞作】寝たきりになり、娘に介護を受けている老女・ツタはある朝、自らの排泄物まみれになって目を覚ました――。なし崩しに奪われる人間の尊厳。女としての苦しみと孤独。そして、死はツタに着実に忍び寄っていた……。ある「秘密」をめぐって、愛憎に揺れる親子の絆を通し、現代日本のすべての家族にひそむ「不随」の病を見事に描き出した傑作。
  • 僕の赤ちゃんたち

    僕の赤ちゃんたち

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    タカくんは女の子みたいに可愛くて、ハートが実にこまやかデス。ミチくんは二歳にして文字を読む大天才ナノダ――他人がどう言おうと、僕にとってはかけがえのない子供たち。さて、彼らにどうやって愛を伝えよう、花の色の美しさに感動させよう、人生のつらさを教えよう…。ニュー・ファミリー世代の旗手の体験的育児論。
  • 僕のうちあけ話

    僕のうちあけ話

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    あなたにそっと打ち明けます……。小説家志望の青年が体験した屈折した学生時代。孤独な時間が生んだ哲学的思索。“僕小説”の舞台裏。身近な家族のこと。結婚と子育て。同時代作家の品定め…などなど。やさしい世代の青春の日々をナイーブな感受性で浮き彫りにしたエッセイ集。
  • ペトロスの青い影

    ペトロスの青い影

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    吠えない、人になつかないシベリアンハスキーの“パスカ”と一緒に、休火山“ペトロス”のふもとに、私は住んでいる。学園闘争から離れ、組合闘争に敗れ、妻と子にも去られた……。失ったものは何か? 得たものは何か? 愛犬“パスカ”との生活の中から、生きてゆく真の意味を模索する。
  • デッド・リミット

    デッド・リミット

    小説・文芸
    -
    1巻660円 (税込)
    宅配便で届いたのは、誘拐された息子の指だった。母親は身代金の受け渡しに奔走するが、卑猥な写真を盗撮された女性教師、両親を監禁されたサラリーマン、小悪党の刑事らを巻き込み、事件は錯綜を極めていく。誘拐犯に踊らされる者たちの暴走は止まらない――。子供の命は、そして、全てを裏で操るコンダクターとは何者なのか。疾走感あふれる展開で衝撃の結末まで駆け抜ける、社会派サスペンス。
  • 集英社電子書籍ガイド2014-2015 集英社文庫編
    無料あり

    集英社電子書籍ガイド2014-2015 集英社文庫編

    【無料ガイドブック】集英社文庫電子版の中から〈現代小説〉〈ミステリー〉〈恋愛・青春〉〈歴史・時代小説〉〈エッセイ〉〈ノンフィクション〉〈現代人必読書〉の7ジャンルで、名作・傑作を選定しました。また、気鋭の新人を輩出してきた「すばる文学賞」、小説の世界に常に新しい風を送り込む「小説すばる新人賞」の電子化作品も合わせてご紹介します。お手持ちの端末にダウンロードして、デジタル読書体験にご活用ください。

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  • 風転 上

    風転

    小説・文芸
    -
    1~3巻715円 (税込)
    大学受験に失敗した諸口ヒカルは、有名作家である父親に抑圧され、鬱屈した日々を送っていた。恋人の萌子とオートバイだけが救いだった。しかし、萌子が妊娠してしまい、追い打ちをかけるように、父の盗作事件が発覚する。そして、ついにヒカルの鬱屈は臨界点を超えてしまうのだった……。風に吹かれて、転がって、痛いほどに純粋な青春が鉄馬に乗って、走り出す。行く先は、再生か破滅か?
  • 萬葉集釋注一(集英社文庫版)

    萬葉集釋注(集英社文庫版)

    小説・文芸
    -
    1~10巻825~1,155円 (税込)
    戦後の万葉研究の第一人者による、初めての個人全注釈の文庫版。隣接諸学との多様な交流の成果も踏まえた、現代万葉学の集大成。一群の詩の背景、状況をいきいきと語る歌群ごとの釈注。新鮮な感動を呼び起こす充実した内容。『万葉集』は、5世紀初頭から8世紀中葉まで、およそ350年にわたる4500余首の歌を収める。本書第一巻は、白鳳期(629~710年)、いわゆる万葉第一・二期の中核的古撰集である巻一と巻二とを収める。宮廷の儀礼・行幸などにまつわる「雑歌」(巻一)と、万葉びとの愛と死を奏でる「相聞」「挽歌」(巻二)とは、『万葉集』の基本的な三大部立で、以下の巻の規範となった。額田王、柿本人麻呂たちの作品が天皇の代ごとに配列され、躍動的な白鳳歴史絵巻を繰り広げる。【文庫版:リフロー型】
  • 男はみんなプロレスラー

    男はみんなプロレスラー

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    プロレスは極彩色のガラスの破片をちりばめたミラー・ボール。光の当たり方、見る角度によって驚くほどさまざまな変化を見せる。相手の腕をハンマーに決める。ロープに振る。反動でもどってくる。さあ、次の技は──その瞬間、最低三つぐらいのドラマは思い浮かべるはず。そう、まさに人生そのものなのです。プロレスを哲学にしてしまう男・ムラマツの一発必殺の凄味ただよう一冊。
  • 喜望峰

    喜望峰

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    アフリカ・モザンヴィックの港に碇泊中の南ア定期航路貨物船・白雲丸に突然、次港に寄らずケープタウンへ直行せよとの航路変更指令が届いた。しかも、そこで積み込まれた大きな木箱の中身が何者かに持ち去られたのだ! 稲村一等航海士は行手に不吉な予感を覚えた。ケープタウン入港後、稲村はリンと名のる美貌の娼婦から密航を依頼される……!? サイクロン(大暴風雨)荒れくるう喜望峰沖を舞台に描く本格的海洋冒険ロマン! 直木賞候補作。
  • マラッカ海峡

    マラッカ海峡

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    北風が吹きすさぶ二月、横浜の街に三件の殺人事件が起きた。現場近くに現れた擦り切れた皮コートの男とは一体? マラッカの海底に眠る百億の財宝をめぐり、謎の機関、アメリカ情報部、そして海の墓場から甦った男との死闘が展開する。横浜、東京、シンガポール、マラッカと雄大なスケールで描くハードボイルド追跡行。本格的海洋冒険小説。
  • 軍歌「戦友」

    軍歌「戦友」

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    今は定年退職を迎える年齢に達した戦争体験者の、かつての戦場のひとコマを淡々と描いた表題作。素朴な庶民の生活をユーモアを交えて描く「多甚古村」「丑寅爺さん」、戦場から帰還した元中尉の異常な言動を描いて戦時思想を痛烈に批判する「遙拝隊長」の四作を収録した滋味あふれる傑作集。
  • 夏花

    夏花

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    著者のもっとも多作だった時代の秀作を集めた短編集。鋭い感性と美貌ゆえに奔放に生きた女性が、自ら崩れていく薄幸な宿命を描いた「傍観者」「夏花」。青春の清冽で一途な恋愛を、谷間の自然の中に描いた「伊那の白梅」、「石の面」「かしわんば」「薄氷」「騎手」「失われた時間」「暗い舞踏会」の九編を収録。愛ゆえに数奇な運命をたどる男女を淡々と描いた名作選。
  • 三ノ宮炎上

    三ノ宮炎上

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    “そのころ、わたしは三ノ宮ではいい顔だった”太平洋戦争敗戦直前の神戸・三ノ宮。荒廃して行く人々の間で時代にあらがい、野生の純粋さをもって満たされぬものの中をひたむきに生き抜く、美しい不良少女の姿と、戦災で燃え落ちる街への挽歌を奏でる表題作ほか、女性心理の妖しい美しさをリリカルに描く傑作九篇を収録。
  • 火の燃える海

    火の燃える海

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    海にきらめく不知火のように、燃えて消えていった愛のいたみ。戦前から戦後の14年間にめぐり会い、別れ、おし流されていった石見光二が、かつて有明みよ子の眼の中に見たものは激しい愛情に燃える火ではなかったか。男女の交情と流離を香り高く描く表題作ほか「ある旅行」「訪問者」「盛装」など十篇を収録。
  • 楼門

    楼門

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    出世欲も捨て、名聞とも隔てられた男の孤独、倦怠、憂悶、諦念が、古都の楼門を冴え冴えと照らす白い月に浮かび上がり、凄絶な絵画のように描かれた「楼門」ほか、人生のさりげない側面を淡々とした筆致で描き、垣間見る一瞬に生の真実をとらえた「ある日曜日」「北国の春」など心に沁みる珠玉の十編を収録。
  • 白い牙

    白い牙

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    “わたしの憧憬。わたしの夢。わたしの悲願。わたしの生命。……”ガラスの破片のようなきらめきと危うさを持つ沙夷子の愛は、療養中の妻ある学究の徒・康之へはげしく傾斜する。乱脈な父母の生活、大人の愛欲の世界への嫌悪から、純粋で観念的に育ってゆく少女の愛のかたちを、リリックに描いて、幼い愛の終りを予見する。
  • 冬の月

    冬の月

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    過ぎ去った日々のきらめく記憶の断片、懐かしき伊豆の海、山……。数十年を経て相見える旧友との交情、ふたたび蘇って来る若き日の情熱。少年の頃の肉親や、新聞記者時代の体験から生まれた、著者のロマネスクな世界を淡く、涼やかに描きだす珠玉集。表題作のほか「土の絵」「ある交友」「明るい海」「海の欠片」「四角な石」など九編を収録。
  • 青葉の旅

    青葉の旅

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    愛別離苦――たまさかの出会いに垣間みる人生の断片、愛の余情を描き、男と女の哀しみとわびしさを浮き上らせる珠玉集。結婚20年を迎えた妻の哀愁にみちたひとり旅を描く表題作のほか「波の音」「良夜」「トランプ占い」「別れの旅」「冬の外套」「一年契約」「春の入り江」「城あと」の八編を収録。
  • 指輪の重さ

    指輪の重さ

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    弁護士の瀬尾恭介は、美しい生花師匠の高見沢三保に魅せられ、密な関係を持った。そんな折、傷害事件を起こした若者の弁護を引き受けたが、事件が明らかになるにつれて三保の意外な正体を知る(表題作)。他に「朝焼けに揺れて」「金曜日のミストレス」など、結婚生活になんらかの破綻を生じた夫婦の揺れ動く微妙な心理、葛藤を描いた危険でミステリアスな物語を収録。
  • まぁーるく生きて

    まぁーるく生きて

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    十代の頃は、四角かった。ゴツゴツしていて、あっちにゴツン、こっちにゴツンと年がら年中、なにかにぶつかってはコブを作っていた。頭だけじゃなく心の中までも……。この頃、生き方の理想は、まぁーるい球体のように、たくさんの接点をもって、いろんな人、風景、そして季節と出会って行くことだと思うようになった。人気作詞家・女優・小説家の著者が、自分を語り、男を語り、時代を語るエレガント・エッセイ集。
  • 一滴の夏

    一滴の夏

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    故郷を捨てた二十歳の青年が、1年の放浪の後、洪水でめちゃめちゃになった故郷へ帰ってくる。荒廃した町を憑かれたように徘徊する彼の内部に、荒涼としたものに立ち向かう青春の意志が芽生える…。鬱屈した青春の煩悶を生き生きと描いた『一滴の夏』ほか『恋人』『隣人』『冬の皇帝』など、全7編を収録した秀作集。
  • 鳥たちの河口

    鳥たちの河口

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    河口の鳥の観察に熱中する失業中のカメラマンは、飛翔する鳥たちが、すでに自然の習性を失いつつあることに気づく。方向感覚が狂い、季節はずれに渡来する鳥たち。油でよごれた港辺に漂う鳥の死骸。荒廃する河口でおこる鳥たちの異変に、現代の不安と焦燥を的確に描く表題作はじめ、全5編収録の初期短編集。
  • 女流

    女流

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    女流作家・太田満子の前に現れた夫の弟子にあたる年若き青年。若さゆえの一途な想いに心揺れる満子。恋する想いの純粋さと残酷さを、細やかに描きつくし“この日本では稀な真の恋愛小説”の誕生と絶賛された名作。女流作家の愛と生と死の軌跡。
  • 小銃

    小銃

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    【第32回芥川賞受賞作収録】軍隊生活の失意のどん底で、望郷の思いをたくした小銃とのめぐり会いをユーモアをまじえて描いた表題作「小銃」。アメリカン・スクールを見学にでかける教員たちの集団に、戦後の戯画化された人間像を映し、植民地化された日本への諷刺をきかせた芥川賞受賞作「アメリカン・スクール」など、独自の文学領域を開拓した著者の初期短篇9篇を収録。
  • 小町変相

    小町変相

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    女としての魅力を失いながら、ライバル梅乃の息子との愛欲に身を灼く女優・後宮麗子は、舞台と現実の世界の交錯する中で、終身、彼女への変わらぬ恋を誓う老国文学者・信楽の「小町変相」の脚本を手にする。謡曲「卒都婆小町」に材を取り、現実の情欲の世界と、妖しくゆらぐ女心の転変を古典と現代に重ね合わせてくりひろげる。
  • ソウルの位牌

    ソウルの位牌

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    【すばる文学賞受賞作】父の位牌と古ぼけた一枚の写真を手に、ソウルへと向かう。かつて海軍兵学校入学を志しその折り、父が朝鮮人であることを知って以来35年…。ソウルの街から大田から、叔父が叔母がいとこたちが集まってくる。写真の中の親類たちとの、温かく、懐かしい、初めての“再会”。「すばる文学賞」受賞の表題作ほか「海の向うの血」、「鉦」を収録。
  • 罠の中

    罠の中

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    更生保護事業の美名の裏で、あくどいピンハネを続けている「新生会」の矢次収造を憎む者は数多い。借金を冷たく断わられた森川の怪死を契機にして、旧悪を暴露するという怪電話、連続して起った殺人事件と、つぎつぎに収造の周りで事件が起きる。錯綜した裏の世界を、ユニークなタッチで描く本格推理小説。
  • 刑事

    刑事

    小説・文芸
    -
    1巻715円 (税込)
    ダーティな刑事、エスケープするヤクザ、思いまどう女たち……。麻薬、賭博、傷害と組織暴力の捜査に愚直に突進する刑事と、ひと度は足を洗おうと思うヤクザたちの世界。下積みの鬱屈と悲哀を表裏のうちにとらえて悲劇的に、同心円を重ね合わせるように、ひとつひとつの事件に、正義と皮肉な結末をもたらす連作短編集。
  • 地球軍独立戦闘隊

    地球軍独立戦闘隊

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    未確認飛行物体――炎の戦闘機。オレンジ色または赤色の燐光を発し、編隊を組んで飛行する謎の球体。昭和19年、日米が戦っていた太平洋上空にこつ然と姿を現したUFOに、日本が誇る名機・零戦が挑んでいった…。果たして零戦はUFOに勝てるのか? 表題の作品他「西部戦線」「恋のメッセンジャー」「眠れる美女」「かまどの火」「霧の国」の傑作SF五篇を収録。
  • 青雲の志について 鳥井信治郎伝

    青雲の志について 鳥井信治郎伝

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    単なる儲け主義ではなかった。「赤玉ポートワイン」で莫大な利益を得ながら、なぜ危険を冒してまで日本初の国産ウイスキー製造に取り組んだのか。明治中期に生まれ、大正・昭和の激動期を生きぬいた“洋酒屋の寿屋”(現サントリー)の創始者・鳥井信治郎の半生を描いた、挫折と栄光の物語。
  • 礼儀作法入門

    礼儀作法入門

    小説・文芸
    -
    1~2巻440円 (税込)
    “多くの礼儀作法の書物が教科書であるとすれば、私の書いたのは副読本である”。礼儀正しくあれと悪戦苦闘する著者の、苦心談、失敗談をおりまぜ、飄逸軽妙な文体で描かれたエッセイ風エチケット入門。宴席や接待で自己嫌悪におちいりやすい方、ぜひご一読を!
  • マーシャに

    マーシャに

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    ロンドンに留学中の版画家コウヘイは、ある日、図書館に勤める若く美しいマーシャと出会う。日本に妻子を持つコウヘイと、両親の離婚がトラウマになっているマーシャ。おずおずとした交際は、やがて激しい愛欲をともなった、のっぴきならない恋愛へと変貌する。行きどまりの恋の顛末を、繊細に、同時に赤裸々に描いた恋愛小説。
  • 古城物語

    古城物語

    小説・文芸
    -
    1~2巻495~605円 (税込)
    築城の普請作事が終わるとき、城の秘密を守るため設計施工者は抹殺される運命にある。古今未曾有の天守閣をもつ安土城を設計した中村正清は、信長につぎつぎと新しい城造りを進言して、その命を全うしたかに見えたが……(「安土城の鬼門楼」)。大阪城、熊本城、春日山城など7つの名城・古城を舞台に、まがまがしい歴史の数々を描く残酷歴史譚。
  • 婚約者

    婚約者

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    平穏無事な日常の少し外れたところには間違いなく不幸の嵐が吹いている。婚約した彼に中年の女性がいることを知った由美子、妻ある男と関係をもつ伊佐子、夫の先妻からの電話に心を乱す加代子、社長の囲われ者になっている章子……。孤独な影を曳きずりながら、幸せと不幸の間に、自ら身を添わせ、納得して生きる女たちを華麗な筆で描く8編。
  • 凍蝶

    凍蝶

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    恋も諦め自己を捨て、ひたすら生き甲斐にしてきた弟の再婚が大恋愛の末と知り、打ちのめされたような虚無感に襲われる秋代(「凍蝶」)。旅先で思いがけなく再会した男の誘いを無視できず、同行の友人をまいてまでホテルで待つ男に電話する人妻菊子(「水仙」)。日常の中の非日常な出来事を、こまやかな洞察としなやかな筆致で描く珠玉の短編集。表題作他8編を収録。
  • 石の蝶

    石の蝶

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    昭和初年、飢饉と恐慌のふき荒れた時代に、吉原で若い生命をすり減らしていった遊女・さよ。貧困から品物のように売買され、閉ざされた世界から一歩も外へは出られず、一年中一日の休みもなく客をとらされた遊女さよ。傷つきやすい魂と肉体を備えた一人の少女の屈辱と絶望の半生をヒューマンなタッチで描く長編野心作。
  • 火の車

    火の車

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    「日本なんて、車で三、四時間もぶっとばせば海でも山でも行けるんだ。好きなところで暮らそうぜ」と身重の妻と乳呑み児とわずかな全財産を小型トラックに積み、新天地を求めて出かけた信次。しゃにむに生きる青春を軽妙な筆致で描く表題作「火の車」。ほかに「荒れた光景」「この陽ざかりに」の3編を収録。著者の青春時代の思いをもとにしたストーリー。
  • 途方にくれて

    途方にくれて

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    アメリカからヨーロッパ、そしてアジアと自由気ままにさまよっている“ヒゲ”に、ぼくは沖縄にむかう船の中で出会う…。金のない二人が陸に上がってありついた仕事は、怪しげなナイト・クラブのボーイ。ヘマとドジ、涙と汗、喧嘩と恋の日々に見いだしたものは…。途方にくれた青春の彷徨を、きびきびとした文体で捉えた表題作ほか、四編を収録した傑作集。
  • 雪の朝

    雪の朝

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    日米通商条約締結による違勅の罪、安政の大獄による水戸浪士の暗躍――。死の翳りのただよう中で、大老井伊直弼の脳裏をよぎるもの、それは束の間の愛に燃えた、たか女の面影だった……。庶流から身を起こし、経倫の才をかわれ幕府の最高権力者となった直弼の、若き日の彦根藩主時代の悲恋を描く表題作ほか、香気あふれる珠玉作四編を収録。
  • ザ・おんな刑事

    ザ・おんな刑事

    小説・文芸
    -
    1巻880円 (税込)
    豊満な乳房、すらりと伸びた脚、きわだつ美貌を見て、一瞬声をのむ乱交パーティーの男たち。怖いもの知らずな行動力をもつ女・関根悠乃は、警視総監直属の秘密捜査官。共産圏から西側に持ち込まれた化学殺人兵器の謎を追って、国際犯罪組織と対決するべく潜入捜査を開始するが…。ヨーロッパを舞台にして描く、雄大痛快アクション巨編。
  • 私の小説教室

    私の小説教室

    芥川賞をはじめ、才能あふれる新人作家たちを輩出した朝日カルチャーセンター小説教室。そのすぐれた指導者である著者が、新しい文章作法のノウハウを具体例に即して懇切丁寧に語り尽くす。また、作家・中国文学者としての経験をふまえながら、小説の深さ、汲めども尽きぬ魅力を解き明かす好読み物。
  • 放浪行乞 山頭火百二十句

    放浪行乞 山頭火百二十句

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    〔山頭火〕俳人。明治15年、山口県防府市生まれ。父の放蕩に絶望した実母が11歳の時自死。痛烈な傷痕をこころに受けて成長した。禅僧として托鉢の旅をつづけた山頭火は「行」と「行」の接点を「修行」に求め、自分を裁き励ました。行乞は放浪の態となり、とめどなく歩き、酒を浴びた。その生涯を秀句の新解釈で描く力作評伝。
  • 赤穂浪士 上

    赤穂浪士

    小説・文芸
    -
    1~2巻880円 (税込)
    時は元禄14年。江戸城松の廊下において赤穂藩主・浅野内匠頭は、この間の無体な仕打ちに耐えかねて、高家・吉良上野介に斬りかかった。内匠頭は即日切腹、一方上野介には一切お咎めなしとの公儀裁定が下る。赤穂城内では国家老・大石内蔵助を中心に、強硬派と穏健派に分かれ大評定が繰り広げられる。他方、上野介と縁戚関係にある上杉家は累が及ぶのを畏れ、内蔵助に間者を差し向けた。
  • 星と月の夜

    星と月の夜

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    年老いたバーテンダーひとりの銀座のバーに、仲間のバーテンダーと若いホステスが連れ立って現れる。彼女を相手に二人の男は昔話をする。そして夜明けのホステスの部屋で、三人の間に不思議な優しい時間が流れる。(『星と月の夜』)夜の銀座、大学のキャンパス、公園、学生街の食堂……。さまざまな場所を舞台に男と女は出会い、愛し合い、別れ、そして傷つく。表題作ほか9篇の短編を収録。
  • 金の糸・銀の糸

    金の糸・銀の糸

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    民子と加奈子は評判の美人姉妹。彼女たちを囲む青年の中から、一雄は強引に民子にプロポーズし、二人は仲を深めていった。だが、一雄が泥酔のあげく突然一方的に婚約解消を宣言した。北国の城下町を背景に、明るくみずみずしい生命力にあふれる恋愛を、カラリとした性描写をまじえて描いて、若者たちの新しいモラルを問う長編。
  • ラ・ヴィタ・イタリアーナ

    ラ・ヴィタ・イタリアーナ

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    長編小説執筆のため、十数年ぶりに滞在することになったイタリア。実際に暮らすとなると、さまざまな困難が降りかかる。電話をひくにも手続きは困難を極め、部屋を借りるのもひと苦労、運転免許を取得することになってはイタリア語での教習。ああ……。恋を謳歌し、食を堪能し、人生の快楽を味わい尽くすイタリアの人々の、それだけではない、知られざる一面を内側に入り込んでつづる。
  • 夜の挨拶

    夜の挨拶

    小説・文芸
    -
    1巻935円 (税込)
    出生の秘密と、忌まわしい強姦事件から男に対する憎悪と、性の喜びを失った神立麻由加は、大学を中退して夜の世界に飛び込んだ。翳りのある美貌と才能を発揮して彼女はナンバーワンのホステスにのし上がる。そんなとき同僚のホステス、仲間圭子の死に疑惑を抱き、燃えぬ肉体を武器に事件の真相に追う……。虚飾に彩られた夜の世界の表裏を暴きながら、女性の哀しい性(さが)を流麗な筆致で描く異色サスペンス。
  • 落日はぬばたまに燃ゆ

    落日はぬばたまに燃ゆ

    小説・文芸
    -
    1巻825円 (税込)
    現代社会は、人間らしく生きていけないのか!? 過酷な販売競争に生命を削ってきた製薬会社のプロパー・隅高志は、妻を亡くし息子とも断絶してしまった。定年前に退職をし、自由の身になった後、パリを訪れる。そこで一夜を共にした南本恵。交通事故で意識不明になり、そのまま帰国をしたことを聞いた隅高志は、異国に来ても心を癒せなかった恵と自らをダブらせ、探し始めるのだが――。生身の人間の葛藤を、正面から描く長編サスペンスの傑作。
  • 苦い旋律

    苦い旋律

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    奇抜な求人広告に応募した一貫寺邦子は、下着メーカーのメルヘン産業・曄道征四郎社長の有能な秘書となった。花嫁修行で通っている茶道師範・藤野登志子の手によって、邦子は異常な性の洗礼をうけ、官能の渦の虜となった。多彩な人間関係と、妖しい性の世界を巧みなストーリー展開のなかで描いた鬼才・梶山季之の異色長編。
  • のるかそるか

    のるかそるか

    小説・文芸
    -
    1巻715円 (税込)
    東京オリンピックを数年後に控えた東京は、千載一遇のチャンスとばかりに、一攫千金をもくろんだ怪しげな人間が金の臭いを嗅ぎつけて世界中から集まっていた。地面師の吉村貴市もその一人。口先三寸で手に入れた六本木の60坪の土地を武器に大博打を計画した。ペテン師野郎のあの手この手の欲と色にまみれた騒動を描いた傑作長編。
  • 黒い船渠

    黒い船渠

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    超大型タンカーの建造計画がユニオン社から発表され、造船界は争奪戦の火蓋を切った。受注のカギをにぎる造船工学の権威、的野博士が突然謎の死をとげ、設計図が紛失する。企業の存続を賭けた暗闘は、幻の産業スパイ“香港グループ”の介入にまで発展し……。複雑に絡みあった造船界の謎を、鬼才・梶山季之がつぎつぎと暴く傑作サスペンス。
  • 英雄にっぽん 小説 山中鹿之介

    英雄にっぽん 小説 山中鹿之介

    小説・文芸
    -
    1巻715円 (税込)
    戦国の世、群雄が割拠し、天下に覇を競う下克上の世に、数ある英雄豪傑の中でもひときわ異彩を放つ美丈夫・山中鹿之介。主家・尼子家が毛利の攻撃に敗れ去った後も、一途に主家復興を計って苦心惨憺を重ねる。その、清廉を謳われ、忠義の士とたたえられた悲運の武将の実像を描く。
  • 激戦地

    激戦地

    太平洋の海に空に島々に、日夜勇戦奮闘した幾多の無名の兵士たち。肉弾相撃つ地獄の戦場で繰り広げられた日米の凄絶な戦いの日々を、壮大なスケールで綴る「中隊長、仇はとりました」「海軍特別年少兵」をはじめ、若くして前線に去って行く兵士に、身体を捧げた女性の純粋と、年を経てからの幻滅を描いた「海軍下宿の女」など、戦記小説の力作八篇。
  • 海軍特別攻撃隊 特攻戦記

    海軍特別攻撃隊 特攻戦記

    一機一艦、必中の肉弾攻撃。レイテ湾の米艦隊めがけ史上初の体当りを敢行――。世界を震撼させた神風特別攻撃隊の第一陣であった。祖国の明日を信じ、流星に似た光芒を放って突入する情況を、つぶさに活写する「特攻発動!」。他に太平洋の空に海に、決然と死についた若人たちの真情と祈りを万感の想いをこめて描く特攻戦記四篇。
  • 燃える怒濤 真珠湾 1941・12・8

    燃える怒濤 真珠湾 1941・12・8

    日本の興廃をかけたこの一戦──旗艦・赤城に上がるZ旗。必中の信念を胸に、荒波をけって進む空母から、零戦、艦爆、雷撃機など第一次攻撃隊183機がハワイへ向けて飛び立ってゆく。だが、アメリカは奇襲を知っていた。歴史の壮大なドラマの幕開けとなった真珠湾奇襲作戦の前夜から、運命の一日の全貌を、実在した日本人スパイを主人公に、日米両国の膨大な資料を駆使して活写する一大ドキュメンタリー傑作長編。
  • 華麗なる疾走

    華麗なる疾走

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    モンテリ24時間レース。轟く排気音、爆走する高性能車。オイルが焼け、タイヤがきしむ。夜を徹して熱狂する観衆。呼び屋稼業に失敗し、逃げるように海外へ出た牧は、久しぶりに胸の高鳴りを憶えた。このレースを日本に……。その瞬間から、自己の再起と男の意地を賭けた一匹狼の闘いが始まった。
  • 幻への疾走

    幻への疾走

    小説・文芸
    -
    1巻1,045円 (税込)
    久保木は不当な人事から閑職におかれ、ある日突然、きな臭いにおいのする香港出張を命ぜられた。謎めいた女エリカと共に、連続殺人事件に巻き込まれた久保木は、己を守るため姿の見えない敵に立ち向かっていく。権力欲と巨大商社の裏金工作がからむ醜い関係を暴く長編ミステリー。
  • 悪党どもの晩餐会

    悪党どもの晩餐会

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    発端は、盗っ人稼業である江尻光男が富沢という偽名でホテルにチェックインしたことだった。江尻は本物の富沢と間違えられ、いきなり3人の男から襲撃を受ける。なんとかそれはかわしたものの、後日盗みに入った金庫室の前で一味と出くわし、囚われの身に。待っていたのはとんでもない罠だった。騙すか騙されるか…。壮絶な抗争を描く、長編ハードバイオレンス。
  • 沈黙の叫び

    沈黙の叫び

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    私立探偵・甲斐浩二にとび込んできた幼児誘拐事件――。甲斐は依頼人の工藤清・芳子夫妻から、身代金の運搬役を引き受ける。だが、途中で3人組に襲撃され金を奪われてしまう。調査を進めるうちに工藤の家族たちの奇妙な行動にある疑惑が……。そして、甲斐のまわりに起きる不可解な連続殺人事件。影なき犯人の魔の手は、甲斐の妻と娘たちにも襲いかかる。卑劣な犯人に男の怒りが炸裂。長編バイオレンス・ミステリー。
  • 闇の刃

    闇の刃

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    小森幸人は組織から足を洗い、堅気の運送店を営んでいた。ある日、親父さんと慕う内海泰造が何者かに拉致された。事件の背後には、利権を巡る欲望や組織の大物の謀略が絡んでいることを知る。続いて姐さんの京子までも敵の手に渡ってしまう。義理人情に縛られた愚直ともいえる男の血が怒りに燃える。壮絶な復讐劇が開始された。会心の長編ハード・バイオレンス。
  • 火の曳航

    火の曳航

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    「僕のヌードモデルになって下さい!」思いきって声をかけると、匂いたつように美しい人妻は、意外にもすんなりと承諾してくれた。そして撮影の日、レンズから覗いた彼女は……。若いカメラマンが体験する不思議な性を描いた「聖・スキャンダル」ほか、強烈なエロチシズムに満ちた推理タッチのスリリングな傑作短編集。
  • 闇の大納言(土御門クロニクル)

    闇の大納言(土御門クロニクル)

    時は平安、天喜元年。京の都の闇にまぎれて、美しい女たちが惨殺され、その体の一部を切り取られるという怪事件が相次いでいた。はたして封印されていた邪悪な闇の力が動き出したのか? 謎を探る若き陰陽師・土御門狼明は、愛する倫子姫を救うために、邪法によって屍から生み出された怪物・闇の大納言と陰陽道の術を尽くした壮絶な死闘をくりひろげる――。王朝ホラーの傑作。
  • 夢魔の森(土御門クロニクル)

    夢魔の森(土御門クロニクル)

    法皇・孔雀院の夜毎の苦しみを解くために、陰陽師・土御門典明は糸息術をもって院の夢の中に入った。院の胸の上に、人の眠りを食らう夢魔・白猿を見出した。典明は祖父伝来の秘刀でその首をはねた。院の痛みは癒やされたが、今度は、絵師・良達の娘・桔梗に取り憑いた。なぜか姿を現わした夢魔の挑戦に、典明は秘術を尽くして対決する。耽美的な平安王朝幻想ロマン。
  • オレゴン夢十夜

    オレゴン夢十夜

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    「私」は日本人の女に絶望する。そして女を女たらしめている男にも絶望する。いたたまれず、憑かれたように飛行機に飛び乗り、はるかオレゴンの深い森に降り立つ。さあ、ここからなにが始まるか? 少女以来見続けてきた夢の実現か。あるいは、愛によって生きる人間らしい生き方の確認だろうか――。奔放に飛翔し、漂う自由な精神を力強く描く長編。
  • 夜の触手

    夜の触手

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    〈ヘッドライトの光が広い野を掃いて渡ったが、村に沿った、この道までは届かなかった。ただ、ひろ子の眼だけが光を映して輝いた。三郎がその眼を、横眼で見ていると、ひろ子が向き直って「そんな見かたをしちゃ、好きになっちゃうじゃないの」と言った。その時、三郎の一生はきまったのである〉倖せに包まれた三郎の日は束の間、ひろ子は水死体で発見された。『事件』で推理作家協会賞受賞の著者が、緊迫のサスペンスで描く推理長編。
  • 来宮心中

    来宮心中

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    “どうしても別れなきゃならなかったら、死んじゃいましょうか”人妻である房枝との恋が行き詰まった時、もし彼女が死のうというならば、自分が尻込みすることは許されない。若き日にフランス文学を学んだ著者が、その夢を日本の風土にとけこませ、浄瑠璃のように語り流す表題作ほか「黒髪」「逆杉」「停電の夜」「春の夜の出来事」など収録の珠玉作品集。
  • 六道遊行

    六道遊行

    小説・文芸
    -
    1巻605円 (税込)
    春日の森、大杉の精・白鹿の導きによって、奈良の世と、はるか千二百年後の世を行き来する運命を負った盗賊の頭・上総の小楯。密かに心寄せる「姫のみかど」をめぐる権力の亡者どもに鉄槌を下し、末の世では、「我が子」を取り巻く物欲の亡者どもに霊力を振るう。SF的想像力を駆使して、反俗精神と、人間の本性としての「まことの恋」を謳い上げる長編小説。
  • おとしばなし集

    おとしばなし集

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    江戸戯作の深い造詣にささえられた、石川淳の軽妙な話体による“おとしばなし”と、世界名作のパロディ。おとしばなし堯舜・李白・和唐内・清盛・業平ほか。小公子・蜜蜂の冒険・乞食王子・家なき子ほか。小説の約束事に拘束されない、自由で楽しい小説集。
  • 愛は変わるの?

    愛は変わるの?

    小説・文芸
    -
    1巻495円 (税込)
    「まさかの浮気に直面したら」「彼を失うそのひと言とは?」「都合のいい女はこうつくられる」「結婚する決断、しない決断」「悲しい結末が見えてきたら」……。恋をすれば誰もが直面するさまざまな不安や悩み。いつだって真っ正面から愛に取り組み、3度の結婚で幸せを掴んだ著者が、自らの体験と取材をもとに、真摯に説く恋愛指南。生きのいい恋をするために、幸せになりたいあなたの愛の処方箋。
  • その愛でいいの?

    その愛でいいの?

    小説・文芸
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    1巻495円 (税込)
    恋の痛手からぬけだせない人、八方ふさがりの恋をしている人、引っ込み思案な自分がイヤという人。揺れる心をもてあましているあなたへ。さまざまな愛のかたちを取材し、みずからも、愛に迷い、恋を見失った経験をもつ著者が、具体的かつ親身にアドヴァイス。ほんとうの恋がしたい、元気な恋がしたいあなたにおくる実践的恋愛レクチャー。
  • セックスレスな男たち

    セックスレスな男たち

    中高年男性に「バイアグラ」が熱狂的に迎えられる一方、20代・30代の、何不自由なくできる年齢のセックスレス男性が、静かに増加している。これはいったいどういうことなのだろう? ほとんどの欲望を、お金で満たすことができる時代、若い男性たちにとって、セックスは煩わしいことになってしまったのか? 恵まれすぎる時代、性欲を喪失してしまった男たちの本音に迫る異色のルポルタージュ。

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