なんだか幼い頃読んだキャンディキャンディを読んでされていたのをきっかけに読んでみた。紹介文には「少年院での友情や経験によって成長していく主人公行助」みたいなかかれ方をしていたので、赤毛のアン系かと思いきや、しっかりおとなの小説でした。くもんでって…子ども大丈夫なん?これ?
行助の行動や倫理観に共感で
...続きを読むきるよう表現されているが、やはりどこか共感できない。いないでしょ、こんな神様みたいな人。一方、敵役?修一郎には全く反感しか感じられない描かれ方だが、いるわ、こんなヤツ。てか、金持ちの甘やかされ坊主はだいたいこんな育ち損ないでしょ?!(庶民の願望)
でもさ、なんとかこの修一郎がコテンパンに凹まされるのを期待しながら読む、読者(ワタシ)の悪意がいちばん悪くない?と、中盤くらいから気づかされる。ストーリー展開は最近のNetflixのドラマみたい。
エンヂィングは、エンドではないことが途中である程度示されてるのを思い起こして、ああこういう話か、と思って終わった。でも、最後までモヤモヤさせやがる。クソー!ってなりました。
素直に面白かった。