P+D BOOKS 剣ヶ崎・白い罌粟

P+D BOOKS 剣ヶ崎・白い罌粟

935円 (税込)

4pt

5.0

直木賞受賞作含む、立原正秋の代表的短編集。

日本と朝鮮の血を引く家系に生まれた兄弟が、戦争という得体の知れないものに翻弄されながらも、自分たちの存在を確かめようと、“血”とは何かを追求した「剣ケ崎」。
金貸業者を踏み倒す事を仕事にしている奇妙な男にひかれて、その不可解な魅力と付き合っているうちに、自らも破滅してゆく中年の教師を描いた「白い罌粟」。
没落寸前の旧家・壬生家。その終焉を闇夜に輝く篝火に象徴させ、従弟との愛を“死”で締め括った人妻を描いた「薪能」。
義弟との束の間の愛に燃えた若妻を描く「流鏑馬」、麻薬窟に出入りし、女と薬に溺れる男を描く「薔薇屋敷」。
直木賞受賞作、芥川賞候補作など立原正秋の代表短編5編を納めている。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    P+D BOOKS
  • ページ数
    416ページ
  • 電子版発売日
    2015年05月25日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

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    Posted by ブクログ

     表題作の他に「薪能」・「薔薇屋敷」・「流鏑馬」を収録。
     倫ならぬ恋、自らに流れる“血”、半ば自発的に重ねる悪徳……。人間が直視したくないほどに儘ならぬ現実を前に狼狽し、躊躇し、善かれ悪しかれ決断するまでの過程を、作者は俗悪で仰々しい表現を用いず淡々と綴っている。語り口はあっさりだが、その奥に彼ら

    0
    2024年05月09日

P+D BOOKS 剣ヶ崎・白い罌粟 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    P+D BOOKS
  • ページ数
    416ページ
  • 電子版発売日
    2015年05月25日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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