谷恒生の作品一覧
「谷恒生」の「喜望峰(電子復刻版)」「マラッカ海峡(電子復刻版)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
秀吉に会う前の小西行長の航海を好き勝手に書いちゃうぜフィクション。
時代考証については???と感じる部分もありますが、エンターテイメントとして文句なく面白い!
行長のキャラクターは、少女漫画に出てくる正義の香港マフィアのよう。
16世紀末の夜にネオン(提灯)煌めかす魔界都市・堺の裏社会に幅を利かす、大店の若(跡継ぎの貫禄)。
派手な服着て太夫を侍らせ、あくどい運びも請け負い、腕っ節は滅法強い。大胆で野心家で、でもときどきふと、キリシタンとしての苦悩をのぞかせる……
賢く、強く、かっこいい。
この行長なら清正とも仲良くなれそうな。
ただの完璧なヒーローだと鼻につくこともありますが、堺の実力
Posted by ブクログ
1980年頃、というから、今から30年強前のバンコクを舞台にした小説。
小説自体もなかなか面白いけれども、僕のようにバンコクに住んでいる人間からすれば、現在のバンコクと当時のバンコクの違いがなかなか面白い。
僕の知っているバンコク駐在員の中には駐在歴が10年以上の方も、まれにいらっしゃる。そういう方たちに、今のバンコクと当時のバンコクの違いの話を聞くのはなかなか面白いのだけれども、この小説は30年以上前のバンコクを舞台にしているので、現在との落差はそれとは比べ物にならない。
バンコクがこの間に経済的に相当に発展してきたことが実感として分かる。