広谷鏡子の作品一覧
「広谷鏡子」の「あなたがいてもいなくても」「シャッター通りに陽が昇る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「広谷鏡子」の「あなたがいてもいなくても」「シャッター通りに陽が昇る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
四国の瀬戸内海に面したかつての城下町であり、その昔は栄えて賑やかだったさぬき亀山市。だが今や見る影もなく寂れてしまっている。
父が不治の病に倒れたのをきっかけに東京から故郷に戻ったアラフォーOLが、寂れた商店街の復興目指して奔走する町興し小説。
◇
金曜の夜。恋人の和生から食事の誘いが来た。久々のデートに胸踊らせながらワインで乾杯した英里子。だが、甘いムードはそこまでだった。
和生が口にしたのは別れのことば。
4年もつきあった仲だったが、すきま風など吹かないと思っていた。ところが聞けば和生は、3か月前から懇ろになっていた若い後輩女子社員とできちゃった婚する
Posted by ブクログ
「限界集落」「シャッター通り商店街」
…そのあたりの、さびれてしまった町や村、若者に見向きもされなくなった土地の経済をどうしよう…という作品がいくつかあって、こちらもその一つ。
若い子の、夢優先…ではなく、中年齢層の、お役所や地元の自営業者との関わりも合わせて描いて行く作品。
万事うまく行きました!という結びではなく、「陽が昇る」というタイトル通り、夜明けが見えたところで終わっているのが、いい塩梅である。
上手く行くとも行かないとも分からないのだ。
しかし、心意気というものは、読んでいて伝わってくる。
個人商店街もなあ…
時代に合っているとは思えない部分もあるけれど…
小説としては、ヒロインの