シャッター通りに陽が昇る

シャッター通りに陽が昇る

572円 (税込)

2pt

瀬戸内の城下町“さぬき亀山市”。かつては大勢の客で賑わった亀山商店街だったが、今ではわずかに数店舗が開いているだけの寂しいシャッター通り。東京からドロップアウトして戻ってきた果物屋の一人娘、英里子はその光景を目にして商店街の復興を決意するが――。芸術家の道風、左遷中の銀行マンの田嶋ら、個性豊かな面々と力を合わせて地元のために奮闘する、アラフォー女性の町おこし小説。

...続きを読む

シャッター通りに陽が昇る のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月19日

     四国の瀬戸内海に面したかつての城下町で、その昔は栄えて賑やかだったさぬき亀山市。だが今や見る影もなく寂れてしまっている。 

     父が不治の病に倒れたのをきっかけに東京から故郷に戻ったアラフォー OL が、寂れた商店街の復興目指して奔走する町興し小説。
             ◇
     金曜の夜。恋人の和生か...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月12日

    故郷に帰ってきたアラフォー女性が地元の様々な人達と共に町おこしを行う物語。
    通して地元愛と彼女の生きがい。それが全編に通して描かれています。
    最初はあまり協力的でない面々も、彼女の熱意と行動力に押され。町おこしのグルメ、そしてJリーグチームと元スター選手と。Jリーグも好きな自分にとっては移入して読め...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年08月18日

    「限界集落」「シャッター通り商店街」
    …そのあたりの、さびれてしまった町や村、若者に見向きもされなくなった土地の経済をどうしよう…という作品がいくつかあって、こちらもその一つ。
    若い子の、夢優先…ではなく、中年齢層の、お役所や地元の自営業者との関わりも合わせて描いて行く作品。
    万事うまく行きました!...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年11月29日

    シャッター通りを復活させる話。初読みの広谷鏡子さん「シャッター通りに陽が昇る」、2015.12発行。郷里で果物屋をしている父が入院し、東京で失恋した藤木英里子39歳が退職し、郷里(香川の城下町)に帰って町おこしをする物語。抑え気味で徐々に町おこしが進行していくけど、もう少し恋も町の活気も盛り上げてい...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月26日

    町おこしの話は興味があって、主人公を応援する気持ちで読み始めたけど、なんか登場人物みんな中途半端というか魅力がなくて、ドラマでよくある、おもしろそうな内容で出てる人もいいのになんか視聴率が伸びない、みたいなそんな感じ。

    0

    Posted by ブクログ 2016年09月24日

    故郷へ帰ってきた主人公が、再会したり新たに会う地元の人々と交流し、商店街の復興に巻き込まれていく。
    自分はどうすべきだろうか、自らの意志をを持って地域のために何をしていくべきだろうかと成長する。
    小さな世界の改革だが、たくさんの人のエネルギーを感じるところに、満足感を得られました。

    私はこの作品が...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年06月05日

    親が倒れ、恋人にもふられて傷心の状態で故郷に戻ってきた英里子。かつての賑わいを失った商店街の復興を決意するアラフォー女性の町おこし小説。
    観光で訪れた町の駅前商店街が寂れていると、とても悲しい気持ちになる。工夫や努力だけで活気が生まれるような甘い世界ではないと思うが、繁盛している商店街には個性がある...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年05月28日

    本当に多いです。

    シャッター通り。

    昔を知っている人間には すごく寂しいです。

    日曜日なのに 人が いない。

    猫も いない。

    何とかならないでしょうか。

    この小説の内容 どこかで 見たような。

    ドラマ化されましたか。

    鶏肉好きなので 一度は 行ってみたいですね。

    実際 あればの話で...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年01月12日

    舞台は、丸亀市をモデルにした「さぬき亀山市」。東京から故郷に戻ってきた果物屋のアラフォー娘が、商店街復興に取り組む物語。実際に最近アーケードの一つが撤去されたし、現実に行われているイベントも出てきて、その裏側を覗いている感じだった。しかし、現実はまだまだ商店街復興にはほど遠い。ますは、カマタマーレの...続きを読む

    0

シャッター通りに陽が昇る の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

広谷鏡子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す