広谷鏡子のレビュー一覧

  • シャッター通りに陽が昇る

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    ネタバレ

    本当に多いです。

    シャッター通り。

    昔を知っている人間には すごく寂しいです。

    日曜日なのに 人が いない。

    猫も いない。

    何とかならないでしょうか。

    この小説の内容 どこかで 見たような。

    ドラマ化されましたか。

    鶏肉好きなので 一度は 行ってみたいですね。

    実際 あればの話ですが。

    その後の 話は あるんでしょうか。

    気にはなります。

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    2023年05月28日
  • シャッター通りに陽が昇る

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     四国の瀬戸内海に面したかつての城下町であり、その昔は栄えて賑やかだったさぬき亀山市。だが今や見る影もなく寂れてしまっている。 

     父が不治の病に倒れたのをきっかけに東京から故郷に戻ったアラフォーOLが、寂れた商店街の復興目指して奔走する町興し小説。
              ◇
     金曜の夜。恋人の和生から食事の誘いが来た。久々のデートに胸踊らせながらワインで乾杯した英里子。だが、甘いムードはそこまでだった。

     和生が口にしたのは別れのことば。
     4年もつきあった仲だったが、すきま風など吹かないと思っていた。ところが聞けば和生は、3か月前から懇ろになっていた若い後輩女子社員とできちゃった婚す

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    2023年11月19日
  • シャッター通りに陽が昇る

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    故郷に帰ってきたアラフォー女性が地元の様々な人達と共に町おこしを行う物語。
    通して地元愛と彼女の生きがい。それが全編に通して描かれています。
    最初はあまり協力的でない面々も、彼女の熱意と行動力に押され。町おこしのグルメ、そしてJリーグチームと元スター選手と。Jリーグも好きな自分にとっては移入して読めました。モデルは間違いなくカマタマーレ讃岐ですね。元スター選手は誰だろ…。
    どんな行動も大切なのは熱意。
    商店街の復興を通じて彼女自身のこれからの新たな未来へ。
    輝いて見えた物語でした。

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    2020年08月12日
  • シャッター通りに陽が昇る

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    「限界集落」「シャッター通り商店街」
    …そのあたりの、さびれてしまった町や村、若者に見向きもされなくなった土地の経済をどうしよう…という作品がいくつかあって、こちらもその一つ。
    若い子の、夢優先…ではなく、中年齢層の、お役所や地元の自営業者との関わりも合わせて描いて行く作品。
    万事うまく行きました!という結びではなく、「陽が昇る」というタイトル通り、夜明けが見えたところで終わっているのが、いい塩梅である。
    上手く行くとも行かないとも分からないのだ。
    しかし、心意気というものは、読んでいて伝わってくる。
    個人商店街もなあ…
    時代に合っているとは思えない部分もあるけれど…
    小説としては、ヒロインの

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    2016年08月18日
  • あなたがいてもいなくても

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    不倫とか浮気とか嫌いだけど
    出会い方と恋の落ち方が素敵だった
    彼との別れを乗り越え方が、女としてのプライドを感じて終わり方好きです

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    2021年12月01日
  • シャッター通りに陽が昇る

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    シャッター通りを復活させる話。初読みの広谷鏡子さん「シャッター通りに陽が昇る」、2015.12発行。郷里で果物屋をしている父が入院し、東京で失恋した藤木英里子39歳が退職し、郷里(香川の城下町)に帰って町おこしをする物語。抑え気味で徐々に町おこしが進行していくけど、もう少し恋も町の活気も盛り上げていけばいいのにと感じた。

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    2020年11月29日
  • シャッター通りに陽が昇る

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    町おこしの話は興味があって、主人公を応援する気持ちで読み始めたけど、なんか登場人物みんな中途半端というか魅力がなくて、ドラマでよくある、おもしろそうな内容で出てる人もいいのになんか視聴率が伸びない、みたいなそんな感じ。

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    2019年01月26日
  • シャッター通りに陽が昇る

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    故郷へ帰ってきた主人公が、再会したり新たに会う地元の人々と交流し、商店街の復興に巻き込まれていく。
    自分はどうすべきだろうか、自らの意志をを持って地域のために何をしていくべきだろうかと成長する。
    小さな世界の改革だが、たくさんの人のエネルギーを感じるところに、満足感を得られました。

    私はこの作品がもし映画化されるとなれば賛成しますよ。

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    2016年09月24日
  • シャッター通りに陽が昇る

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    親が倒れ、恋人にもふられて傷心の状態で故郷に戻ってきた英里子。かつての賑わいを失った商店街の復興を決意するアラフォー女性の町おこし小説。
    観光で訪れた町の駅前商店街が寂れていると、とても悲しい気持ちになる。工夫や努力だけで活気が生まれるような甘い世界ではないと思うが、繁盛している商店街には個性がある。人も物も組織も個性が大事。

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    2016年06月05日
  • シャッター通りに陽が昇る

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    ネタバレ

    舞台は、丸亀市をモデルにした「さぬき亀山市」。東京から故郷に戻ってきた果物屋のアラフォー娘が、商店街復興に取り組む物語。実際に最近アーケードの一つが撤去されたし、現実に行われているイベントも出てきて、その裏側を覗いている感じだった。しかし、現実はまだまだ商店街復興にはほど遠い。ますは、カマタマーレの監督に元日本代表を呼んでこなきゃいけないかな(笑)。

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    2016年01月12日
  • あなたがいてもいなくても

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    放送局に勤める 不倫関係の達彦と倫子。
    物語は達彦の死から始まり二人の出会いまで
    さかのぼって展開していく。
    純愛に描かれているけど どこか納得しきれないで
    読み終わった。

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    2015年03月12日
  • あなたがいてもいなくても

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    ネタバレ

    *3年近く一緒に暮らした局のディレクターである達彦が亡くなった。不倫の恋といえども達彦と濃密な日々を過ごした倫子の回想と、その先にある思いとは。愛する人を失うことが、逆にその人の存在を大きくするという事実に心が震える物語*

    達彦の死。と言う結論が最初に出ているので、倫子の気持ちを思いつつゆるゆると読んだ。
    「あなたが生きてても死んでても、あなたを愛しているし、あなたと生き続けていく。あなたがいても、いなくても。」その一文に尽きる物語。

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    2015年03月12日