水上勉の作品一覧

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作品一覧

2024/04/30更新

ユーザーレビュー

  • 櫻守
    『櫻守』と『凩(こがらし)』の中編二作を収録。どちらも、死場所を求めて旅を重ねる物語のように思える。
    「死にたい」という意味ではない。
    どちらの主人公も、己の生業(なりわい)に真摯に生きた人生の「上がり」の場所を定め、そこで静かに眠りに就きたいのだ。
    変わってゆく世の中への嘆きや不満はある。しかし、...続きを読む
  • P+D BOOKS 海の牙
    水俣病と経済成長の要となる『工場』をテーマとした推理小説
    工業化が加速し、成長を加速する都市とその犠牲となる村落を舞台に起きた奇妙な殺人事件
    工場が水銀の排出を始めてから奇病で死ぬ人間が現れ始めた。そんな明白な問題を抱えていても、そこに明快な答えを出すことの難しさ、社会のしがらみを感じさせる
    推理小...続きを読む
  • 雁の寺・越前竹人形
    2編とも日本的な美や伝統の中で描かれる物語が谷崎に通ずる印象を受けた。実際谷崎は『越前〜』を高く評価したそうだ。心で深く通じ合った喜助と玉枝に深く感動した。
  • 土を喰う日々―わが精進十二ヵ月―
    映画『土を喰らう十二ヵ月』のDVDを観て(映画の料理監修が、土井善晴先生なので、ちょっと気になっていたのだ)気に入り、原作を読みたいと思った。
    元の本はけっこう昔に出版されていたらしいけれど、映画の情報が出た頃に再版されたのだと思う。
    令和3年12月10日 32刷の本。
    長く読まれているのだなと思う...続きを読む
  • 金閣炎上
    偶然みたNHKアナザーストーリーという番組の再放送で、「金閣寺放火事件」が取り上げられ、そこでこの作品が紹介されていました。

    戦争という時代背景、両親との関わり、自分の吃音障害、貧困、金閣寺での生活、理想と現実の大きな隔たり、様々な要因が重なって、この放火事件を起こしてしまったのだろうと推察されま...続きを読む

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