水上勉の一覧

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作品一覧

2021/12/10更新

ユーザーレビュー

  • 土を喰う日々―わが精進十二ヵ月―
    月毎に違う食材が書かれているので、どの月から読んでも楽しめる。

    食を通した人との交流が丹念に紹介されているのが良い。個人的には、六月の章の梅干しの話がジンときた。
  • 飢餓海峡(下)
    号泣。
    全人類読んで。

    八重ちゃん殺されたのがあまりにもショックすぎて
    「作者許すまじ手紙にカミソリ入れてやる!!!」
    って思ったし、犯人絶対バチゴリに追いつめられて欲しいって思ったの。

    でも、どんどん犯人の過去や想いが明かされて、
    だからといって罪が消えるわけではないんだけど、
    あんなつらい境...続きを読む
  • 土を喰う日々―わが精進十二ヵ月―
    子供時代に禅寺で修行していた著者が、その教えを活かし、毎月様々な料理を作る本。
    「美味しんぼ」で知った人も多いと思います(自分もその一人)。

    この本には高級料理なんて一品も出てきません。
    粗末なお惣菜ばかりです。
    けれど、どれもこれも最高に美味しそうです。

    畑で取れた旬の野菜を、手間ひまかけて丁...続きを読む
  • 雁の寺・越前竹人形
    慈念がこの後どうなるのか最後まで気になって面白かった。なんだか悲しい結末だったけど、読み終わったあとは嫌な気分と言うよりは不思議な気持ちにつつまれた。
  • 雁の寺・越前竹人形
    両物語に共通する、母を知らぬ男の姿。また自身を仮の母の姿として重ねんともがく女たちの姿には肉情が纏わり付き、巧緻な描写と相まって極めて艷やかで情緒的な物語性を生み出している。水上自身の庫裏での経験に裏打ちされた力作。必読。

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