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Posted by ブクログ
わりと牧歌的な話なのかと思っていたら、かなり弱肉強食な話で驚いた。児童向けなので、ひらがなが多くて読みにくいのは仕方ない。
トノサマカエルのブンナは椎の木に登る。頂上にはふかふかの土があって潜っていると、鳶がきた。雀と百舌が連れてこられて、会話を聞いているとそこは鳶の餌置き場らしい。百舌は鳶に連れ去られた。
ブンナは父や母が鳶や蛇に連れ去られた時のことを思い出す。おじいさんが悲しむだけ悲しむがいいと言ったことも思い出す。
今度はネズミが鳶に連れられてくる。雀が連れ去られる。ネズミは脱走しようとして、木から落ちてしまう。ネズミは死んだのかと思っていたら、また鳶に見つかったらしく連れてこられた。次に来たのは蛇。ブンナは少しも穴から出られない。次にウシガエルが連れてこられる。
Posted by ブクログ
#ブンナよ木からおりてこい
#水上勉
#新潮社
#読書記録
小さな生き物たちが作り出す
壮大なストーリー。
トノサマガエルのブンナが木の上という
非日常的な空間で一冬を過ごして
命とは何かを学ぶ。
食べることは生きること。
生きることは食べること。
みんな命をいただいて、命をつないでいる。
当たり前だけど
その当たり前をちゃんと教えてくれる小説。
表現が直接的で苦手な人もいるかもしれないけど
それが現実。
とても素敵なテーマ性、メッセージ性のある小説でした。
#Bunna, Come Down From the Tree
#Mizukami Tsutomu
#Shinchosha
#ReadingLog
A magnificent story created by tiny creatures.
Bunna, a tree frog, spends a winter in the extraordinary space of a tree,
and learns what life is.
Eating is living.
Living is eating.
We all receive life and sustain it.
It's a simple fact, but
this novel clearly teaches us this simple truth.
Some people may find the directness of the language difficult to understand,
but that's reality.
This novel has a wonderful theme and message.
Posted by ブクログ
時々、まさにちょうどそれを必要としていたんだ、というタイミングで、そういう本に出会う事があるけれども、この本はまさしくそういう本でした。
内容は全く知らずに、ただ単にカエルが主人公だという情報のみで手にとって読んだのですが、これはとても大事なことを教えてくれる本でした。
こどもにも読めるような語り口調の文章でありながら、その内容は重く、せつなく、でもとても大きなメッセージを含んだものだと思います。
「きょう一日を生きてゆくよろこび」。この命は、おおぜいのいのちの一つ。それは、ただ単に食物連鎖の話をしているだけではないと思う・・・。
この世に何も残してゆけない私だけれど、どうか願わくば、死んだあとは焼かれて骨つぼに収められるのでなく、土に還ってそこから虫や植物が生まれ育ちますように・・・。そうして私もまた、このイキモノたちのおおぜいのいのちのひとつに加わりたいなあ、と思うのでした。
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