西陣の女

西陣の女

660円 (税込)

3pt

4.5

露ぶかい山繭の村、奥信濃の有明から、京都の西陣に奉公に上り、美しい風光の中で、雅やかな西陣の女へと磨かれてゆく刈田紋。つづれ職人・松吉と密かに愛し合い、心惹かれながらも、日本画壇の長老・今畑冬葉の後妻となった紋は、夫の死後、何処へともなく失踪する……。愛憎に絡まれた哀しい女人の物語を、伝統美あふれる西陣つづれ織の世界を背景に、情感豊かに描く長編小説。

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西陣の女 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    西陣織が関連している小説を読んでみたいと思って、検索して見つけた。
    ウィキペディアをみると、1962年の著作。
    物語は、昭和27年、西陣の帯地問屋「山地商店」の当主地引佐太郎が信濃の有明村を訪ねたところから始まる。
    有明紬の原料となる山まゆ糸をは「ヤマコ」という蚕からとれる。
    山に植林したクヌギに蚕

    0
    2015年12月01日

    購入済み

    悲しい

    物悲しいが、なぜか感動した。
    紋に或いは松吉に。

    0
    2018年04月08日

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