井伏鱒二の一覧

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作品一覧

2020/12/24更新

ユーザーレビュー

  • 厄除け詩集
    はじめの「なだれ」からノックアウトされた。井伏さんといえばわたしにとって、ドリトル先生に出てきた前後どちらにも顔がある生き物を「オシツオサレツ」って名訳した人。詩もこんなにすばらしかったなんて。そしてこのタイトルのセンス。おまもりにします。
  • 黒い雨
    8月6日の原爆投下直後から15日の敗戦の日まで、酸鼻を極める被爆地広島を歩いた一人の被爆者の日記の形式で生の声を伝える作品。
    「戦争はいやだ。勝敗などどちらでもいい。早く終わりさえすればいい。いわゆる正義の戦争より不正義の平和の方がいい。」とは市民の偽らざる声だ。しかし、その当人が被爆直後でさえ大本...続きを読む
  • ドリトル先生航海記
    これは傑作。センスオブワンダーに溢れてるし、その描写がいちいち美しい。短い1文にもハッとするフレーズがあちこちにあるのだが、水族館に捕まってしまったフィジットの妹クリッパが故郷、憧れの海を思い出す場面が特に素晴らしい。「すてきな、ひろびろとした、なにもかもすがすがしい、わが家のような海!貿易風がおこ...続きを読む
  • ドリトル先生のキャラバン
     ピピネラはフェミニストだなと、子供のときは言葉を知らなかったけど今読んで分かった。オスだけが綺麗に鳴いて出世する世の中で、行儀悪いと同種のメスに叱られながら歌の練習をした。そして歌が彼女の人生(鳥生)を変えてきた、オペラの主役にもした。
     ピピネラの半生と鳥の歌のオペラの描写を含む「キャラバン」は...続きを読む
  • 太宰治
    師として友として二十年近くにわたり交友があった井伏鱒二。太宰治との思い出や彼の作品解説などを収録。また井伏の没後に節代夫人が語った「太宰さんのこと」を増補。師である井伏鱒二も太宰治に幾度となく煮え湯を飲まされ、振り回されているけれども、それでも最後まで彼を信じ、または案じて、その才を認めていたことが...続きを読む