広島風土記

広島風土記

990円 (税込)

4pt

4.0

慣れ親しんだ鞆ノ津の釣場、尾道で訪ねた志賀直哉の仮寓、ひとり耳にした平和の鐘の音、「黒い雨」執筆の頃、母親のこと――。広島生まれの著者が綴った、郷里とその周辺にまつわる随筆十七篇、小説「因ノ島」「かきつばた」、半生記などを収める。豊かな海山や在所の人々へのあたたかな眼差しがにじむ文庫オリジナル作品集。〈解説〉小山田浩子

目次


広島風土記/志賀直哉と尾道/尾道の釣・鞆ノ津の釣/因島半歳記/鞆ノ津/鞆は生き慣れた釣り場/消えたオチョロ船/大三島/大三島の樟の木/備前牛窓/ふるさとの音/備後の一部のこと/故郷の思い出/備南の史蹟

因ノ島(小説)


疎開日記/疎開余話/在所言葉

かきつばた(小説)
『黒い雨』執筆前後(談)


おふくろ/半生記(抄録)

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広島風土記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ちょうど瀬戸内に関心が湧いてきたところで、「広島」のキーワードで購入。
    広島だけでなく、岡山、瀬戸内の島々と、その歴史、文化を含めて興味深い史実も学ぶことができた。
    井伏鱒二の思い出話は、ウイットに富み、時に心が温まる小話がある。
    井伏鱒二は、きっと心優しい人なのだろう。

    以下抜粋~
    ・(宮島)島

    0
    2024年12月06日

    Posted by ブクログ

    広島(主に福山)の出てくる随筆集。当時の田舎の暮らしを知る意味でも興味深い。東京の言葉を標準語ではなく東京弁と書いてあって確かに!と思った。本来は言葉にも文化にも、標準などないはずなのだった。

    小山田さんの解説も秀逸。

    0
    2024年05月28日

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