黒い雨

黒い雨

作者名 :
通常価格 737円 (670円+税)
紙の本 [参考] 781円 (税込)
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作品内容

一瞬の閃光に街は焼けくずれ、放射能の雨のなかを人々はさまよい歩く。原爆の広島――罪なき市民が負わねばならなかった未曾有の惨事を直視し、“黒い雨”にうたれただけで原爆病に蝕まれてゆく姪との忍苦と不安の日常を、無言のいたわりで包みながら、悲劇の実相を人間性の問題として鮮やかに描く。被爆という世紀の体験を、日常の暮らしの中に文学として定着させた記念碑的名作。野間文芸賞受賞。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内文学
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2014年04月11日
紙の本の発売
1970年06月
サイズ(目安)
1MB

黒い雨 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年07月13日

    ドキュメントのように淡々と綴られ、原爆の現実が静かに見えてくる。とっつきにくそうだが、読み始めたらぐいぐいひきこまれる。
    昔の文学人の力の力がよくわかる。
    誰にでもぜひ読んでもらいたい。

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    Posted by ブクログ 2020年11月09日

    8月6日の原爆投下直後から15日の敗戦の日まで、酸鼻を極める被爆地広島を歩いた一人の被爆者の日記の形式で生の声を伝える作品。
    「戦争はいやだ。勝敗などどちらでもいい。早く終わりさえすればいい。いわゆる正義の戦争より不正義の平和の方がいい。」とは市民の偽らざる声だ。しかし、その当人が被爆直後でさえ大本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月27日

    広島の原爆投下前後の状況を一般の夫婦とその姪を通じて描いている。自分が見たこと、人から聞いた話等を交えており、リアリティがあり、その悲惨さがよくわかる。

    直接被爆していなくても、救助に向かった人、避難時に通り抜けた人が後々後遺症に苦しんだこともよくわかる。淡々とした記述だが、だからこそ引き込まれる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月16日

    原子爆弾で破壊され尽くした広島。
    終戦間際から終戦、そして数年後。
    日記、記録の形で綴られる、その時。その後。
    歴史の教科書では見えない市井の人たちの戦争。
    今までぼんやりとしていた戦争が、視界に、胸に、迫ってくる。
    とは言え、とにかく読みやすい。
    夢中で読んだ。

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    Posted by ブクログ 2018年08月11日

    タイトル*黒い雨
    著者*井伏鱒二
    出版社*新潮社

    一瞬の閃光に街は焼けくずれ、放射能の雨のなかを人々はさまよい歩く。原爆の広島--罪なき市民が負わねばならなかった未曾有の惨事を直視し、一被爆者と”黒い雨”にうたれただけで原爆病に蝕まれてゆく姪との忍苦と不安の日常を、無言のいたわりで包みながら、悲劇...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月31日

    原爆投下された地に生きる人々は本当に辛かったろうと思う。
    同じ女性としてたくさんの苦労があったと思う。
    ナイチンゲールと呼ばれていた一般女性を尊敬する。
    来年は広島を訪ねたいと思う。

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    Posted by ブクログ 2022年05月20日

    日常を普通に生きる非凡で平凡な善良市民に原爆という未曾有の事態が降りかかった。こんなに悲惨だよこんなに辛いよ苦しいよと訴えかける戦争小説とは少し違った。登場人物たちは淡々と生きていた。これは本当に私が住む日本で起こったことなんだと震える思いだった。すぐ横で人があらぬ姿で死んでいた。平和を願う心から、

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    Posted by ブクログ 2022年04月06日

    4年の時を経て再チャレンジしました。教科書やドキュメンタリーでは、原爆投下時に広島にいた人が取り上げられることが多いですが、この本では、投下時に離れたところにいた人の話も扱われています。記録映像ではないので100%正確とは言えないのかもしれませんが、原爆の記録の一つとなると思います。

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    Posted by ブクログ 2022年03月06日

    教科書に載っていて一部は読んだことがあったが、全体を読み、改めて戦争の恐ろしさを実感した。あまりに生々しい表現に目を背けたくなったが、同時に読むのをやめてはいけないと思った。「戦争はいやだ。勝敗はどちらでもいい。早く済みさえすればいい。いわゆる正義の戦争よりも不正義の平和の方がいい。」物語の中盤で出...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月21日

    井伏鱒二が実際に広島で被爆した重松静馬氏と岩竹博氏の日記を元に、広島で二次被爆した姪の縁談を破談にさせたく無い思いから、当時の状況を記した日記を清書して、提示する事で、姪が被爆者ではない事を示そうとする顛末を物語として描いたもの。
    重松が日記清書する現在と、清書される日記の語る原爆投下の8月6日から...続きを読む

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