作品一覧 2021/10/22更新 愛する伴侶を失って 加賀乙彦と津村節子の対話 試し読み フォロー 石の蝶 試し読み フォロー 凍蝶 試し読み フォロー 海鳴 試し読み フォロー 重い歳月 試し読み フォロー 女 試し読み フォロー 女の椅子 試し読み フォロー 玩具 試し読み フォロー 菊日和 試し読み フォロー 霧棲む里 値引きあり 試し読み フォロー 恋人 試し読み フォロー 紅梅 試し読み フォロー 幸福村 試し読み フォロー 婚約者 試し読み フォロー さい果て 試し読み フォロー 三陸の海 試し読み フォロー 掌篇歳時記 春夏 試し読み フォロー 白百合の崖―山川登美子・歌と恋― 試し読み フォロー 人生のぬくもり 試し読み フォロー 千輪の華 試し読み フォロー 智恵子飛ぶ 値引きあり 試し読み フォロー 津村節子 私の歩んだ道 試し読み フォロー 時の名残り(新潮文庫) 試し読み フォロー 似ない者夫婦 試し読み フォロー 春のかけら 試し読み フォロー 冬の虹 試し読み フォロー 遍路みち 試し読み フォロー 星祭りの町 試し読み フォロー 欲望の海 試し読み フォロー 1~29件目 / 29件<<<1・・・・・・・・・>>> 津村節子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 紅梅 津村節子 吉村昭が好きで、よく作品を読んでいる。若いころ結核で死を宣告されたも同然の時期があり、吉村昭の死への思いはとても強い。 その作家の最期はすさまじく、自分で呼吸器を外しての死だった。自分で安楽死した、というと語弊があるかもしれない。 その光景を見た妻がどう感じていたのか知りたくて購入したのだが、ここに...続きを読む現れない様々な苦労が滲んでいて、読み進めるのがつらかった。 あの年代だから、女性が作家として生きていることへの後ろめたさ、でも作家として生きていること、夫への思い、そしてそれらに全部寄り添ってきた夫。 うらやましい夫婦であると同時に、吉村昭は彼の作品にあるような死生観を、そのまま自分の最期に実行させたこと、そしてその現場の凄まじさ…言葉もない。 Posted by ブクログ 紅梅 津村節子 私が最も愛する作家、吉村昭の最期を妻が綴った手記。壮絶な最期を遂げた吉村昭の生き様が語られる。潔く死ぬというのを選んだ彼らしい最期。 Posted by ブクログ 玩具 津村節子 「芥川賞の偏差値」を読んで知りました。芥川賞の偏差値の中でも、高い評価が付いていたような記憶がありますが、そんな評価はどうでもよく、これ読むべき小説だと思う。女の機微がほんと秀逸だし、映像的でかっこいいのですよ。黒い十人の女みたいな感じで映画化してくれないかな。音楽は小西康陽先生でお願いします。 な...続きを読むんでこんないい本が映像化してないのか、意味がわかりません! Posted by ブクログ 菊日和 津村節子 「紅梅」という短編が収録されていますが、吉村昭の最期を書いた話題作とは別物です。紛らわしいなあ。 友人に、これこれで・・・って表題作の説明をしていたら、意外に作中人物の関係や展開が複雑なことに気付いて。 友人も「・・・それ、短篇?」って反応でした。 読んでてボリューム不足という感じはまったくしま...続きを読むせん。 どうでもいい薄っぺらな中身に水増しした小説が席巻している今日この頃、大変良心的な作家だなあ、と。 ・・・。大御所を捕まえて、何を言っておるんだ、私は。 Posted by ブクログ 智恵子飛ぶ 津村節子 とても吸い込まれる話だった。とてもよかったけど、終盤に近づくにつれ、とても辛かった。 母に借りたが、出会えてよかった本である。 扇子をおいていって、という場面が好き。 吉本隆明の書く、高村光太郎を読んで見たい。 Posted by ブクログ 津村節子のレビューをもっと見る