作品一覧 2019/06/07更新 F1地上の夢 試し読み フォロー F1走る魂 試し読み フォロー 帰郷 試し読み フォロー 孤立無援の名誉 試し読み フォロー さびしい恋人 試し読み フォロー 美味礼讃 試し読み フォロー 星と月の夜 試し読み フォロー 無用庵隠居修行 試し読み フォロー 1~8件目 / 8件<<<1・・・・・・・・・>>> 海老沢泰久の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 美味礼讃 海老沢泰久 この本にもっと早く出会っていたかった!と思いつつ、出会えたことに感謝。初めは1990年代の話し言葉感じなど、少々の読みにくさを感じたけど、70ページを超えたあたりから、ページをめくるのが楽しくなった。 もともとは新聞記者だったが、あることをきっかけに本物のフランス料理を生徒に教えることで日本のフラ...続きを読むンス料理のレベルを上げること、この大義に人生をかけ、大成功した人物、辻静雄のはじまりから丁寧に描かれている。 読む中で、いいと思うフレーズは数多くあったが、特に、辻さんが困難に直面する度に垣間見える、男気ある信念や懐の広さ、決断にに心うごかされることも多かった。 ※登場人物、フランス料理名、食に関する書名がよく出てくるのでメモをしながら読み進めると、スムーズに読み進められると思う。(前半、メモせずさかのぼるのに時間がかかった) Posted by ブクログ 美味礼讃 海老沢泰久 10年以上経ってからの再読。 美食も芸術。必須か?という問いは意味がない。 まだフランス料理が何か全く伝わっていなかった時代に食を文化として捉え、本物を追求した辻さんの眼力と一貫性に敬服する。 Posted by ブクログ F1地上の夢 海老沢泰久 「本田」から世界のHONDAへ F 1と云う世界一のモータースポーツに魅せられた本田宗一郎氏と彼の部下達が、文字通り「徒手空拳」で挑み、長い苦悶の末に栄光を掴むまでの道程を、著者ならではの視線で描き出した、日本工業界の中でも燦然と輝くサクセスストーリーです。 読んでいて、何度と無く鳥肌が立ち、一緒に喜びを分かち合った様な気持ちに...続きを読むさえ成りました。 経営的にかなりギリギリのラインでやりくりしていた当時の実態等は、佐藤正明氏の『ホンダ神話』の方が詳しいですが、こちらの方がテーマをF 1に絞っているお陰で、読んでいて自然と涙が出てくる様な感動に溢れています。 刊行後、相当の月日が流れ、当時のF1と現在とはすっかり様相も変わってしまいました。 それでも、ホンダの「挑み続ける精神」が未だに続いていることには変わり有りません。 この世界についてあまり詳しくない方でも、「熱い開発者魂」を感じられるには最適の一冊です。 kocco 無用庵隠居修行 海老沢泰久 2009年に亡くなった筆者が死の直前まで制作していた作品。 ラストの「辻斬り」に池波正太郎さんの絶筆と同様の暗さを感じるのは気のせいではないはず。 聖天の藤兵衛や岡っ引きの文蔵、医師の道庵、弟の松平半兵衛などのキャラクター陣に加えて、奈津やお咲、半兵衛の娘たちなどが活躍するストーリーが筆者の頭の中で...続きを読むは完成していたのかと思うと、筆者の死は本当に残念でならない。 Posted by ブクログ 美味礼讃 海老沢泰久 自宅で簡単レシピ本とか旅行メシエッセイみたいなのは溢れてるが 本当にプロの技術とその圧倒的な味を表現した本に出会えることはそうそうない。 この本はそれだけでも読む価値があると思う。 Posted by ブクログ 海老沢泰久のレビューをもっと見る