【感想・ネタバレ】無用庵隠居修行のレビュー

あらすじ

直参旗本・日向半兵衛は、出世のことしか考えない同僚に嫌気がさし、「あらゆる欲を捨て去り、何もこだわらぬ無の境地になって死にたい」という願いを込めた「無用庵」で隠居暮らしを始める。のんびりと過ごすはずだったが舞い込んでくる事件の数々。「口は悪いが情けにゃ弱い」日向半兵衛が難事件を解決する痛快時代小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

2009年に亡くなった筆者が死の直前まで制作していた作品。
ラストの「辻斬り」に池波正太郎さんの絶筆と同様の暗さを感じるのは気のせいではないはず。
聖天の藤兵衛や岡っ引きの文蔵、医師の道庵、弟の松平半兵衛などのキャラクター陣に加えて、奈津やお咲、半兵衛の娘たちなどが活躍するストーリーが筆者の頭の中では完成していたのかと思うと、筆者の死は本当に残念でならない。

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2020年12月15日

Posted by ブクログ

以前から海老沢作品(とくに野球もの)のファンであった。

御存命で創作活動を続けていたら、きっと良質な時代物シリーズの一つになっただろうに。
なんとも残念。

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2019年09月25日

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