花村萬月の一覧

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2023/08/31更新

ユーザーレビュー

  • 対になる人
    二段組で375ページ。なかなかの大作だと思います。にも拘わらず、ほぼ一気読みでした。初の花村萬月の作品。読み応えも大作のそれでした。

    解離性同一性障害のヒロイン紫織と語り手である作家の菱沼逸郎。この逸郎にも「悪い逸郎」という別な自分がいる。
    この逸郎は著者の花村萬月のことであろう、この作品じたい、...続きを読む
  • 弾正星
    今月の二冊目は、花村満月氏の「弾正星」。
    氏の小説はかなり読んでいるが、時代小説は初めてだ。
    戦国大名にのし上がる松永弾正久秀の生き方から、花村氏の基本的テーマである「悪」、「神」が綴られる。
    内容は省くが、相変わらずの激しい世界観が弾正を通じて描かれている。
    茶道具の価値観を生み出す方法などは、現...続きを読む
  • ハイドロサルファイト・コンク

    壮絶

    最後に  「フィクションです」 とある通り、小説ではある。だけど、病気の部分は限りなく真実の壮絶な闘病記。気持ちの揺れの表現がさすがで、じわりと滲みてくる。
    花村氏の未来の幸福幸運を祈らずにはいられない。
  • ゲルマニウムの夜 王国記 I
    思わず吐き気を催しそうな表現に辟易しながらも読み進めてしまえる不思議な感覚。ふと思い出して再読しました。
    他人の言動や行動にふと、謂れのない怒りを彷彿させ冒涜の限りを尽くす姿に何故か愛おしさとか、なんとも言えない感情が出てきます。
  • 対になる人
     実に久しぶりに読む花村萬月作品。花村さんは、ぼくより一つ年上の作家で、ほぼ同世代。最初にお会いしたのは歌舞伎町の文壇バーみたいな店。こちらは文芸評論家・関口苑生氏他とカウンター。花村先生は集英社の方とテーブル席。ハードボイルド作品『眠り猫』が出たばかりだった。
     
     それを機にぼくは花村作品の虜と...続きを読む

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