大岡昇平の作品一覧
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「大岡昇平」の「野火」「野火」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
以前から何となく気になってた,そして最近縁ができた(バーナード嬢曰く。で出てきた)ので読んだ。
すごい小説と出会ってしまった。
これはこの先何度も読み返すことになるだろう。
帯の引用には、極限状態にある中での倫理性がメインテーマであるような感じがあって、そういうのも結構好きなんだが、この作品ではむしろそのエピソードは舞台装置のように使われているように感じた。
舞台装置といえば、戦争という状況すらも、その悲惨さ、二度と繰り返してはいけないという教訓を伝える「ために」書かれているようには読めなかった。
悲惨なことが書かれている。
二度と繰り返してはいけない、と読者が感じる。
そのことは事実とし
Posted by ブクログ
「第59章 ウェルテルとドン・ジュアン」に掲載された詩が気に入った。
慎重な男はいつもためらう
あてにならない男が多いのはこのためだ。
だから恋された女のほうでも
過ちをおかしたことのないような男には
いつまでも溜息をつかせておく。
けれど最後に彼女の与える宝物の値打ちは、
それを味わった者でないとわからない。
高くつくほどすばらしい。
恋の賛歌とは苦労の値打ち。
(ニヴェルネ『吟遊詩人ギョーム・ド・ラ・トゥール』第3巻、342ページ)
参考に、原亨吉・宇佐見英治 共訳(角川文庫)では次のようになる。
慎重な男はたえず疑う。
だから表面(うわべ)を偽る恋人が多い。