大岡昇平の作品一覧
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
「病気は治癒を望む理由のない場合何者でもない。」
かっこいい、、、
「私はその痰に含まれた日本の結核菌が、熱帯の陽にあぶられて死に絶えて行く様、小気味よく思い浮かべた。」わろた
48「私は自分が生きているため、生命に執着していると思っているが、実は既に死んでいるから、それに憧れるのではあるまいか。」
166「出生の偶然と死の偶然の間にはさまれた我々の生活の間に、我々は意志と自称するものによって生起した少数の事件を数え、その結果我々の裡に生じた一貫したものを、性格とか我が生涯とか呼んで自ら慰めている。」
三九 死者の書 ここから分からなすぎる。再読
Posted by ブクログ
エンタメ作品では決してないが、かなり読み込む深さはあり文学として完成されてる。
作中、食人という行為に関わる人物は4人出てくるが、この四者比較で描写の読解が深まる。全員が生きていくための食人を否定しきれておらず、また全員が「俺は一線を超えていない」と思っていることがポイント。
意思決定はしていない・手は汚していない・食べてはいないというそれぞれ異なる一線を守ることで自分を免罪しようとしている。純粋に一線を守り切った人間はゼロという構造がこの小説の面白さ。
もう一点、別の角度から。不正の三角形(動機・機会・正当化)を逆に回す構造を戦争が持ち得ていることに対しては気づきがあった。
通常の不正のトライアングルは、個人が動機・機会・正当化を自ら組み立てて一線を越えるプロセスを説明し、そうならないように組織は手を打とうねということを研修とかで習う。しかし戦争下では、管理の消滅により機会は無制限化し、飢餓という動機は選択の余地なく外部から強制され、極限状態では仕方がないと言う正当化の動きも働く。
したがってどんな異常な行動でも起こり得る。この小説内では先述した通り、正当化している範囲が人によって違うことで噛み合わない会話や諍いが起こる姿が描かれる。
さすが往年の名作だという内容だった!
Posted by ブクログ
『野 火』
はじめまして( ͡ ͜ ͡ ) 大岡昇平さん♪
【月一文豪生活】8月は…
「火垂るの墓」 「悪女について」を読みました♪
それと もう1冊 この 「野火」
今は9月 なのに……どうしても この作品を
読んでレビューをあげるまでは 先に進めない
気がしていて……( ・᷄ ᴗ・᷅ )ゝ
この作品は 時間がかかった〜(・ω・)
読んで 頭で理解して 情景を頭に描いて……って
すごく ヘビーな作業 でした。
読書をしていて未熟だなぁ…と感じることは
行間を読めていないなぁ…ということです
(他にもありすぎるくらい ありますが…♪)
文章を読んでるだけじゃダメだなぁ…って
考えながら丁寧に読んだのですが…
まったく ダメ( ・᷄ ᴗ・᷅ )ゝ
最初は読めない語句なんか調べまくって読んでたんだけど…語句を頭の中でシュミレーションできるまで読んでいると疲れちゃって……
ふふふ(*´艸`)
大雑把だけど ニュアンスで
捉えることにしました。
この作品は…
主人公・田村一等兵は結核に冒され、本隊を追放されてしまう。野火の燃えひろがる原野を彷徨う田村。極度の飢えに襲われながらも懸命に生き続ける……
と、いう感じで話はすすみます。
この作品を読んでいると惹かれる文章があります…
この表現好きだなぁ…ってね( ͡ ͜ ͡ )
どんなふうに好き? と言われても上手く説明はできないんですけど…ふふふ(*´艸`)
例えば…
・もし私が新しい問題に魅せられたにすぎず、もし私が孤独を楽しみ、苦悩と忍耐を愛しているにすぎないとすれば、この迷いのために、死を早めるのは馬鹿げている。
・人間はどんな異常の状況でも、受け容れることが出来るものである。この際彼とその状況の間には、一種のよそよそしさが挿まって、情念が無益にかきたてられるのを防ぐ。
・自分のせずにいられぬことをするのを、恥じないことにしている。何か私以外の力に動かされるのだから、止むを得ないのである。
ほんの一部
「ん?」って なるんだけど…
何度も繰り返し読んでいると
わかった気分になってくるから( ㆆ ㆆ)و✧
不思議でしょう?
わかった気分になってるだけかもしれない。
この作品を簡単に理解することなんて
できないであろう…と 思う。
簡単に理解したなんて おこがましくって
言えないけど 田村一等兵の気持ちはわかる
気がする( ㆆ ㆆ)و✧
また、読んでみよう って思います
姐さん♥
この本 薄いのに
なかなか ずっしりとした本でした
また、挑戦させて下さい。