「大岡昇平」おすすめ作品一覧

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2017/12/08更新

ユーザーレビュー

  • 野火
    戦争をしらない人間は、半分は子供である」胸に刺さった…
    「どうせ、彼等は私もの言うことを理ないであろうが」無理…
    現地にいる兵士のような感覚になる。後半は、怒涛のように読んだ。
    死に直面した兵士の物語。淡々と兵士の感情を難しい文体で難しいが、短いのに内容は壮絶…食物の有難さ、こんなんで戦争に勝てない...続きを読む
  • 野火
    210頁余りですが、その何倍も濃い内容で、読むのに予想外に時間がかかりました。病気になり、本隊からも病院からも追い出された田村。熱帯の日差し、誘う植物、雨、身体から立ち上る水蒸気、いたるところに討ち捨てられた死体。そのなかで常に感じる神の存在。「帰らしてくれ」と言った兵士は、帰ることができたらどんな...続きを読む
  • 野火
    戦争文学といわれるけれども、本作で主人公たちが戦うのはもはや敵国ではなく、飢餓と、味方であるはずの者と、崩壊しかける自身の理性。全編を通して誠実で美しい文章。フィリピンの雄大な自然、荒廃した景色は目の前に拡がるよう。その風景の一部のようにして、主人公の内的うつろいもまた淡々と綴られる。簡潔な文章のな...続きを読む
  • 野火
    昔からいつ死んでもいいと思っていた。
    それは死ぬほどの恐怖を味わったことがないからでは?と反論する自分もいて、その度に、もし戦場に立たされたら自分がどうするか、ということをよく考える。

    できれば誰も殺したくはない。それを選び取れる強さが欲しい。
    身体が弱くて戦争に行かなかったじいちゃんに「もし戦争...続きを読む
  • 野火
    戦争という極限状態の中で狂わない人間はいないんだろうな。主人公の思想がどんどん狂っていく様が生々しく恐ろしかった。宗教的。

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