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Posted by ブクログ 2023年08月07日
1945年8月15日日本は敗戦し、武器を使った戦闘は終了した。太平洋戦争ではアジア全域及び太平洋を囲む島々に於いて、一般市民軍人合わせて300万人以上の日本人が亡くなっている。勿論日本以外の国の死者を含めればその数は桁が上がる。武器による戦闘はこの日終結したが、その後待ち受けていたのは極東軍事裁判と...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月30日
B級戦犯となった岡田資の法廷闘争を描いたドキュメンタリー。岡田氏の思想や気概よりも、戦争のやりかたを法で定めることの是非、犯罪行為の有無を戦勝国が裁くことの是非など、根本的な問題を棚上げしておこなわれた極めて政治的な裁判の様子が良くわかる。またそれ以上に、戦争末期から戦後初期の日本国内の混乱状態や、...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月06日
この映画を見ていなければ
この本は 読みきれなかったかも・・・・
裁判の やり取りなどが 多くてちょと難解な 部分もありました。
ノンフィクションのジャンルになるのでしょうか。
だから すいすいとは読めませんでした。
日本では 情報が手に入らず
公判30年を経て 裁判記録が公開されて
やっと入手し...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月20日
映画になった明日への遺言の原作ということで読んでみました。名古屋で空襲があったとき、不時着した米兵を処断した罪で戦犯となり、判決により絞首刑となった岡田中将について書かれています。裁判の様子が細かく、そして淡々と描かれています。
戦犯から逃れようとした、罪が軽くなるようにしたという話は聞いたことがあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月19日
第二次大戦中に 無差別爆撃をした米軍パイロットを捕虜としてでなく、戦犯容疑者として扱ったことの妥当性について、法廷で闘った陸軍中将 岡田資を描いたノンフィクション
著者の命題は「なぜ 組織(東海軍)の名誉と 部下の命を 守るために、不条理な状況下でも 自決せず、冷静に 法廷で闘い抜いたのか」ではな...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月20日
米軍捕虜を処刑したとして、B級戦犯として裁かれた岡田資中将の裁判記録。
岡田中将は「法戦」と称し、部下の責任も一身に背負いつつ、米国の戦争犯罪をも明らかにしようと裁判において戦い続けた人物であるが、その思索の深さ、思考の明快さ、そして信念を曲げない姿に感銘を受けた。
同じく東京裁判で責任を一身に背負...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月08日
「明日への遺言」の原作
B級戦犯として起訴された岡田資中将の裁判の記録です。
小説ではなく、レポートです。
なので、ぶっちゃけ読みにくいです
この裁判の論点は大きく2つ
(1)岡田中将が死刑の判決を下した米兵は俘虜なのか戦争犯罪人なのか?
(2)その判決を下したときのプロセス
結果、米兵は無差別...続きを読む
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