ジゴロ

ジゴロ

440円 (税込)

2pt

新宿二丁目でギターを奏でるストリート・ミュージシャンのカイ。彼女の美しく切ない歌声に魅せられて、多くの女たちが立ち止まる。そうした女たちの中から、カイは夜な夜な新しい恋人を求め続ける。まるでジゴロのように――。人妻との禁断の逢瀬、年若い少女への恋の手ほどき、命をかけた悦び……。カイをめぐる、女を愛する女たちの激しく狂おしい官能と恋を鮮烈に描く連作短編集。

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ジゴロ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「猫背の王子」「天使の骨」「サクラダ・ファミリア」と読んできたので、この本の溌剌とした雰囲気にちょっとびっくりしました。哀愁、さびしさのただよう中に確かに明るさがあって、出てくる人がかわいくて、あとがきにあるみたいに肩の力を抜いて読めそうな気がします。
    「ダブツ」がすごく好きです。こんなにかわいい話

    0
    2012年11月29日

    Posted by ブクログ

    愛してる一冊。

    この短編集を読んでから、年齢が一回り以上も上の、一目惚れした相手に「私と付き合って下さい」と申し込める女の子が理想の人物になった。可愛すぎる。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    カイというレズビアンのジゴロをめぐる連作短編。あまり重くなくさらっと読めました。「ダブツ」の話がなんだかとても好きです。がんばる女子高生がほほ笑ましかったです。

    0
    2018年04月05日

    Posted by ブクログ

    【本の内容】
    新宿二丁目でギターを奏でるストリート・ミュージシャンのカイ。

    彼女の美しく切ない歌声に魅せられて、多くの女たちが立ち止まる。

    そうした女たちの中から、カイは夜な夜な新しい恋人を求め続ける。

    まるでジゴロのように―。

    人妻との禁断の逢瀬、年若い少女への恋の手ほどき、命をかけた悦び

    0
    2014年08月28日

    Posted by ブクログ

    女たらしの女のはなし 中山可穂にプラトニックラブという言葉はありえないまったく
    愛してる人がいるのに セックスできないから かわりの人を求めることは だめかな?みんなどうおもう?
    ぼくは悪くないとおもう 悲しいけど へんに抑えこむより よっぽど人間らしいよ

    0
    2011年05月02日

    Posted by ブクログ

    この人の文章、好きだ。
    すっと体の中におちてくる。

    伝えたいことと、題材や登場人物が=で結ぶことが出来るからだろうか。
    テーマとしてではなく、直接的に書いているという意味で。

    それにしても、メグ。メグ。メグ。どんな人なのだろう。
    ジゴロをあそこまでメロメロにさせる人。

    メグ視点の物語を是非読み

    0
    2010年10月22日

    Posted by ブクログ

    面白かったし楽しかった。終わり方もよかった。個人的にはダブツが出てくる短編が好きかも。恋愛したくなる本。

    0
    2009年12月18日

    Posted by ブクログ

    この人は女性同士の恋愛しか描きません。基本。

    けどいつも主人公はユニセックスな名前で。
    (ちなみに今作は“カイ”)
    あらすじを読むたびに、私はいつも
    「今度は男女の恋愛物じゃないか」
    とどこかで期待しながら手に取ってしまう。

    女性同士の恋愛を否定するつもりはない。
    (むしろエロティックだと思う)

    0
    2009年10月29日

    Posted by ブクログ

    どのような愛の形を描こうと、やはり筆力、そう感じさせられる。
    このような題材を、このように読ませる……それは著者にとっては身を削ることでもあろうけれど。

    0
    2011年10月13日

    Posted by ブクログ

    著者があとがきでも書いているとおり、この人の本は息苦しくなるほど濃密な文章のものが多いけれど、これは明るくて読みやすい。新宿二丁目で路上で歌を歌って愛を振りまくレズビアンのカイ。1人の女を愛するために100人と寝るのだという彼女の我儘な論理は、どうしようもないけれど愛嬌がある。レビューのなかには「自

    0
    2009年10月04日

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