ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
ぼろぼろの守護天使たちがわたしにつきまとう……。人生のすべてをかけた劇団を失い、世捨て人のように暮らす劇作家ミチル。絶望の果てに、彼女は天使の幻覚を見るようになる。この天使たちを葬るために――。イスタンブールからリスボンへ、そしてパリへ。ヨーロッパを彷徨うミチル。再生の光は果たして見つかるのか? 魂の巡礼を鮮烈に描く青春小説の傑作。第6回朝日新人文学賞受賞作品。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ミチルの生き方があまりに痛々しくて、気晴らしに読める一冊ではないけれど繰り返し読んでしまう作品。 旅の持つ力についても巧く描かれていると思う。 このまた続編を読みたい。 恩田陸の演劇作品に触発されて、芝居といえばミチルだ!と思い、猫背の王子と合わせて一気読みしました。
『猫背の王子』続編、読みました。これ、かなりキた。『猫背〜』よりも感動が大きかったです。今あるトップ3にくい込んできそうなほど印象に残ったし、気に入りました。そして、今回この本を読んで、この人はやはり神だ、と思いました。可穂さま最高!!!
「猫背の王子」の続編に当たる話。勿論単独でも読めるが、続きで読まなければ、主人公の魅力は薄れるだろう。全編を通してなかなか良作と思うが、特に最後の「シーン」は秀作(結末がどうであれ)。是非三作目を書いて欲しい気もしつつ、下手打たれるぐらいならここで辞めておいて欲しい気もする。個人的な話としては、「マ...続きを読むリア様がみてる・チャオソレッラ」とダブルパンチで、ヨーロッパ行きたいなぁと思わせてくれた一冊。
【本の内容】 ぼろぼろの守護天使たちがわたしにつきまとう…。 人生のすべてをかけた劇団を失い、世捨て人のように暮らす劇作家ミチル。 絶望の果てに、彼女は天使の幻覚を見るようになる。 この天使たちを葬るために―。 イスタンブールからリスボンへ、そしてパリへ。 ヨーロッパを彷徨うミチル。 再...続きを読む生の光は果たして見つかるのか? 魂の巡礼を鮮烈に描く青春小説の傑作。 第6回朝日新人文学賞受賞作品。 [ 目次 ] [ POP ] よごれた血のつく羽を縮ませて、地面を歩く天使たち。 その姿は薄汚く、どうしようもなく穢れてみじめで憐れさと悲しみを漂わせている。 それは旅に出た頃のミチルそのものだった。 人から命を分けてもらう芸術家の人生、その支えを失った彼女は行きつくあてもなく暗くて粘着質な重たい闇を見つづける。 溜め息の出るような美しい動作、華やかな色彩、背筋が凍るような音楽に魅入られながら、悪魔のような抗いがたい夢を見る。 そして突然に光の漏れるドアを開けた瞬間、ミチルの命はまた生命の光に満たされる。 全身に光を浴びて。 ひとつひとつのシーンが印象的で運命的で素敵な物語であった。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
猫背の王子続編。劇団を失ったミチルが海外を旅する。そこで出会う人々、できごと。ミチルはどのような選択をするのか。 面白かった。じんわりといたい。ロマンティック・ペイン。
前作からは大分マイルドになったと感じるのは旅のせいかな。様々な出逢いを繰り返していくから連作短編集を読んでいるようにも感じる。 前作よりも本作の方が好みです。
お終いからの始まり。 再読。 王寺みちるの感傷旅行は傷だらけの天使に囲まれてはじまり、その数を少しずつ減らしながら、彼女の生きる糧を探し当てる物語。天使のような久美子と出会うためのひたむきな歩み。
ミチルさんは格好いい人だ 燃え尽きるように生きるというか 死にながら生きるというか そうありたいなあ
旅ものとしては凄く上質。小説としても面白いし、作家のレベルの高さも感じて、総じてナイス。ただ、やはり女性同士の恋愛の話しで、僕にはいまいち入り込めない。
カッコよくてすさんでいて傷つきやすい女性の役者のお話だった。 しかしこんな人が実際に演劇をしていたらファンになるかもしれないね。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
天使の骨
新刊情報をお知らせします。
中山可穂
フォロー機能について
「集英社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
愛の国
悲歌
合本 ケッヘル
ケッヘル 上
サイゴン・タンゴ・カフェ
サグラダ・ファミリア[聖家族]
白い薔薇の淵まで
ジゴロ
「中山可穂」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲天使の骨 ページトップヘ