ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
(株)Kエンジニアリングの人事部で働く小野は、不当辞令への恨みから、会社の不利益になる人間の採用を心に誓う。彼女が導き出した選考方法は、顔の縦と横の黄金比を満たす者を選ぶというものだった。自身が辿り着いた評価軸をもとに業務に邁進していくが、黄金比の「縁」が手繰り寄せたのは、会社の思わぬ真実だった・・・・・・。ボディ・ビルを描いた『我が友、スミス』で鮮烈なデビューを果たした著者が、本作では「就活」に隠された人間の本音を鋭く描く!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
石田夏穂さんの作品は、1つ設定を決めてから主人公が突っ走っていくので、解説の朝井リョウさんも話しているが、石田さんの作品からしか得られない文章があるというのは、この人を読み続ける理由に十分なりうるなと思います。 今回だと、「就活生を黄金比の顔で採用する」という主人公の軸があるので、「新卒一括採用...続きを読むは信用ならない」ことや「人事部の他の人たちのよくわからない判断軸を批判しない」ということに含まれていると思いました。 それぞれの作品で、主人公の軸を動かされる場面が必ずあるが、それを悲観したり悔恨したりせず、グイっと主人公の軸を変えてすすんでいき作品が終わるのでそれがいい。出てくる登場人物は社会の中で働き、そのシステムにもがき、視点を持ち、生きていくがそれでもうまくいかない。それをひょいっと乗りこなす、軸を変えることへの抵抗がある私にとっては彼らが輝いて見える。今年も新作が楽しみな作家さんです。
顔面の黄金比でしか人を見てないのに、「人を見る目がある」と評価されるところが皮肉で良いわ。 コネ入社だと分かった時点で落とすのではなく、コネ入社だと私は分かっているよと本人と採用担当に知らしめた上で落とさない、というところが怖くて良い。顔面の比率が綺麗やったからね!
冒頭から非常に解像度の高い文章で、会社員の自分は、めっちゃ面白!と感じました。こういう感情あるある、という感じです。 主人公のある種ストイックな姿勢もすごいですね! 朝井リョウさんが、同書の解説を書かれていて気になって購入しました。他の書籍も読んでみようと思います。 文量も少なめで、ちょうど良かっ...続きを読むたです!
ナツイチのクリアしおりが欲しくて、あとタイトルに惹かれて購入。 自分が会社の不利益になるから、と左遷され人事部に異動した主人公。 顔の比率だけで採用を決める何とも激しい選考。 主人公のブレない基準と結果はお見事。 作家さんの言葉もとても分かりやすかった。 読後感スッキリ。
83点:「ジェネラリストの評価は不可避的にジェネラルである。ポテンシャルの評価はそれ自体がポテンシャルである。つまりまったくわからない。」 会社に最大限の復讐をする、という地点から出発すると必然的に明確な評価基準をもつ人事部社員が生まれぱっと見、仕事ができるように見えるという構造が面白い。 文章の...続きを読む面白さもトップレベル!
朝井リョウさんが、中央大学の学生への講演会で就活関係のオススメ本として紹介してたことを知り、とりあえず読んでみた。たしかに就活って正しく機能してないなと思えるし、重いテーマかと思いきや気軽な感じで短時間で読めてよかった。
奇奇怪怪ラジオの二人が面白いって言っていた作家。読んでみた。 ダークで賢いけど間抜けで、くすりと笑った。
就活を描く小説は数あれど、“会社にもっとも損害を与えることのできる採用“を行おうとする人事担当目線の小説はさすがに初めて読んだ。 淡々と進む展開が気持ちよく、皮肉が効いていて面白い!石田夏穂さん初読みですが、他の作品もかなり気になります。 新卒でも中途でも就職活動をしている身としてはズブズブに落ち...続きを読む込んでいたあの頃の私にあげたい本。 流石にここまでの(ある意味)美学をもって採用活動している人はそう居ないと思うけれど、採用側も意外とこんなもんだよ、というかそもそも人が人を選び採るってめちゃくちゃ傲慢じゃん、採用基準って結局好みじゃん、みたいな、うっすら感じていたことが言語化されていて少しスッキリ。
あっという間に読めました。それは、文章が短いから、という意味と、没入できるからという意味です。 就職活動で被採用側の小説はいくつか読んだが、採用側の視点の作品は初めてかもしれない。 何かをジャッジすると言う事は、そこに責任が発生する。なんとなくジャッジするのではなく、ある一定の基準に照らしてジャッジ...続きを読むするということが大切である。意外とこんな単純なことが世間ではなされておらず、再確認させられる小説だった。
舞台は 女性社員比率が全体の一割 年の採用人数が50人程度の (株)Kエンジニアリングの人事。 物語としての抑揚はきっちりあるのだけれど、 そういったあらすじの部分よりも 各所にちりばめられた要素の 社会構造への皮肉のような部分の方が読みどころ。 解説の朝井リョウの文章も秀逸で 今後の石田夏穂作...続きを読む品も楽しみになる。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
黄金比の縁
新刊情報をお知らせします。
石田夏穂
フォロー機能について
「集英社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)
ケチる貴方
ミスター・チームリーダー
緑十字のエース
我が手の太陽
我が友、スミス
「石田夏穂」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲黄金比の縁 ページトップヘ