作品一覧

  • 短編小説新人賞アンソロジー
    4.0
    1巻792円 (税込)
    【豪華作家陣12人の“幻のデビュー作”を収録した、必読の傑作短編集!】40年以上にわたり、人気作家を多数輩出してきたコバルト・オレンジ文庫の短編小説新人賞。その歴代受賞作を初めて書籍化! 宮島未奈(『成瀬は天下を取りにいく』ほか)、阿部暁子(『カフネ』ほか)といった人気作家の“原点”となった物語を味わいつくせる、ファンには絶対に欠かせない一冊。さらに、短編小説新人賞選考委員の三浦しをん・青木祐子が編集部と魂をぶつけて議論を重ねた、受賞当時の選評コメントも特別掲載。小説家を目指すあなたにとっても参考になること間違いなし!
  • リデルハウスの子どもたち
    4.1
    1巻1,799円 (税込)
    金色にかがやく草原の果てに佇む、緑に囲まれた白亜の校舎。全寮制の名門校リデルハウスには、奇妙な制度があった。特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて、普通の生徒が知らない場所で学園生活を送っている。そして、かれらはリデルハウスからの“制約”の見返りとして、在学中に一度だけ「ギフト」を行使できる。「ギフト」は、実現可能な望みであればなんでもひとつ、叶えることができるという──。新鋭が紡ぐ、懐かしくも新しい少年少女たちの物語。
  • 人間みたいに生きている
    4.4
    1巻850円 (税込)
    ベストセラー待望の文庫化! 食べることに嫌悪を覚えている高校生・三橋唯。「食べること」と「人のつながり」はあまりに分かちがたく、孤独に自分を否定してきた唯が初めて居場所を見つけたのは吸血鬼の館だった。《解説・令丈ヒロ子》
  • ネバーランドの向こう側
    3.8
    1巻1,500円 (税込)
    文化センターで働く30歳の実日子。実家で何不自由ない生活を送っていたが、両親が交通事故で亡くなり、母方の叔母と同居することに。箱入り娘で、家事ができず、世間知らずな実日子と合理主義の叔母は全く波長が合わず、実日子は人生初めての一人暮らしを決意するが……。新居であるメゾン・ド・ミドリで出会った大学生サイトーくんや声優の新田さん、お見合い相手の椎名さんとの交流の中で、実日子は少しずつ強くなっていく。大人になり切れない大人の葛藤と進歩を描く、ハートフルストーリー。
  • ブラザーズ・ブラジャー
    4.3
    1巻891円 (税込)
    「ふつう」の高校生活を送ってきた、ちぐさ。父の再婚で新しく弟になった晴彦はブラが好きな男の子で――「好き」を大切にしたい全ての人に贈る、青春小説のニュースタンダード!氷室冴子青春文学賞大賞。 第2回氷室冴子青春文学賞 大賞 「ふつう」よりも「好き」を大切にしたい全ての人へ贈る、今最も読むべき青春小説! 「おれは、好きだって気持ちを大事にしたい。正しくなくても、合ってなくても、好き、を手放したくない。うそにしたくない。苦しみも悔しさも、嫌いになりそうな気持ちもぜんぶひっくるめて、好きなものを大事にしたい。それを好きだって思う、自分の気持ちを大事にして、生きていきたいんだ」 父の再婚で新しい母・瞳子さんと弟・晴彦と暮らすことになった、高校1年生のちぐさ。ある日自宅で晴彦がブラジャーを着けているところに遭遇。おしゃれだからブラが好きという彼を家族として「理解」しようとするが――?  解説=三宅香帆
  • スターゲイザー
    4.4
    1巻1,925円 (税込)
    コバルト短編小説新人賞&氷室冴子青春文学賞出身の著者が送る、 令和の青春×アイドル文学が、今ここに生まれる! アイドル事務所のユニバースに所属するデビュー前の青年、通称「リトル」。 彼らはデビューに向けて、限られた時間の多くを費やしレッスンに励んでいた。 そんなある日、リトルたちが主役のイベント「サマーマジック」で最も活躍した一人を、デビュー間近のグループ「LAST OZ」に加えるという噂が流れだす。 この噂をきっかけに皆が熱を帯びていく中、リトルの一人である加地透は疑問を抱いていた。 “恋愛も学校生活も自分の身体も、全てを捧げないとデビューは叶わないのか?” デビューに対して人一倍強い野心を抱いている持田、 わずか14歳にしてソロデビューを打診された遥歌、 誰よりもストイックで自分の見え方を計算し尽くした振る舞いをする葵、 芸能人一家の複雑な環境で育った問題児の蓮司、 デビューができる期限まで残り一年を切った若林、そして透。 デビューを目指すこと以外はすべてバラバラの6人が出会った時、 彼らの未来は大きく変わる――かもしれない。 【著者略歴】 佐原ひかり(さはら・ひかり) 1992年兵庫県生まれ。大阪大学文学部卒業。2017年「ままならないきみに」で第190回コバルト短編小説新人賞受賞。2019年「きみのゆくえに愛を手を」で第2回氷室冴子青春文学賞大賞を受賞し、2021年、同作を改題、加筆した『ブラザーズ・ブラジャー』で本格デビュー。他の著書に『ペーパー・リリイ』『人間みたいに生きている』『鳥と港』、共著に『スカートのアンソロジー』『嘘があふれた世界で』がある。
  • 鳥と港
    3.9
    1巻1,683円 (税込)
    “これから”の働きかたの物語。  大学院を卒業後、新卒で入社した会社を春指みなとは九ヶ月で辞めた。所属していた総務二課は、社員の意識向上と企業風土の改善を標榜していたが、朝礼で発表された社員の「気づき」を文字に起こし、社員の意識調査のアンケートを「正の字」で集計するという日々の仕事は、不要で無意味に感じられた。部署の飲み会、上司への気遣い、上辺だけの人間関係──あらゆることに限界が来たとき、職場のトイレから出られなくなったのだ。  退職からひと月経っても次の仕事を探せないでいる中、みなとは立ち寄った公園の草むらに埋もれた郵便箱を見つける。中には、手紙が一通入っていた。 「この手紙を手に取った人へ」──その手紙に返事を書いたことがきっかけで、みなとと高校2年生の森本飛鳥の「郵便箱」を介した文通が始まった。  無職のみなとと不登校の飛鳥。それぞれの事情を話しながら「文通」を「仕事」にすることを考えついたふたりは、クラウドファンディングに挑戦する。 『ブラザーズ・ブラジャー』『人間みたいに生きている』の新鋭が描く“これから”の働きかたの物語!
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)
    3.6
    1巻737円 (税込)
    これが当たり前になった時代で、あなたならどう生きる? 信者に人生を壊されたVtuber、バズって神格化された女子高生、呪いのアプリの謎に迫る調査員、未だに動く亡き夫のアカウント。それぞれの物語に隠された、生きていくための秘密と嘘。ベストセラー『世界でいちばん透きとおった物語』のスピンオフも収録した、新進気鋭の最注目作家7名による“今”を切り取るアンソロジー。

ユーザーレビュー

  • リデルハウスの子どもたち

    Posted by ブクログ

    さすが佐原さん。子どもたちの心の機微を書かせたら今1番なんじゃないか。
    特殊能力を持った、一癖二癖ある面々が、徐々に心を交わしていく感じは真骨頂。

    0
    2026年02月17日
  • ネバーランドの向こう側

    Posted by ブクログ

    実日子がとにかくかわいい!!他の登場人物も探したらどこにでもいそうだけどとても素敵!!私は山野所長が憎めなくて好きでした。
    両親に大切に育てられていた人って自分に自信がないわけでもないし、上手く自分の事を応援したり、時には結構大胆な事をしたりする人もいると私は思っていて実日子がまさにそれでした。
    この作者さんいろんな話書けるので読んでいて楽しい!!

    0
    2026年02月11日
  • リデルハウスの子どもたち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    寄宿学校、最高でした…
    登場人物たちがみな魅力的で、
    特に私はタキが好きです。
    皮肉屋だけど、人を魅了する力をもっていて
    実は気遣いもできる男。
    皮肉を言うところが愛らしくさえ思えてきます。
    そしてエレインとの関係性も気になります。
    タキはエレインが自分の声で影響を受けないと思っているけど、実は影響を受けて、、、?
    この2人でもう1話読みたいくらい大変気になるお話でした。
    また、ミーシクも気になります。
    リリが自分と同じ年代を生きていないと早々に気づいたミーシク。それだけでなく、リリのその後まで予見してリリが生きれるよう、自分が嫌われたとしてもリリのため言葉を矯正する。
    なんて心優しい女の子な

    0
    2026年02月03日
  • 短編小説新人賞アンソロジー

    Posted by ブクログ

    佐原ひかりさんと宮島未奈さんのデビュー作目当てで購入したのだけれどもどの作品もめちゃめちゃ面白かったです。オススメです。

    『ままならないきみに』も『二位の君』もマイレボリューションなんだろうな。

    0
    2026年01月24日
  • 鳥と港

    Posted by ブクログ

    2024年出版。318ページ。
    大企業の風土や習慣に馴染めず退職した、院卒の女性主人公。廃棄されていたポストを介して知り合った、色々と訳ありの高校生と共に「文通」をお仕事にしていく...。
    文体が自然でリズムもバランスも良くて好み。変に「文学作品」していない。気持ちのゆらぎや気付きを大切に、過分なく拾っていく文章も好き。心象や風景・雰囲気等の表現も、過剰だったり難読漢字を使ったりも無く美しい。紡がれる物語が、複雑過ぎない範囲で上手く渦巻くところも素敵。変に恋バナに持ち込まなかった所も良いと思う。
    良い読後感でした。この著者の別の作品を、是非読みたいと思えた。

    0
    2026年01月22日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!