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金色にかがやく草原の果てに佇む、緑に囲まれた白亜の校舎。全寮制の名門校リデルハウスには、奇妙な制度があった。特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて、普通の生徒が知らない場所で学園生活を送っている。そして、かれらはリデルハウスからの“制約”の見返りとして、在学中に一度だけ「ギフト」を行使できる。「ギフト」は、実現可能な望みであればなんでもひとつ、叶えることができるという──。新鋭が紡ぐ、懐かしくも新しい少年少女たちの物語。
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Posted by ブクログ
あらゆる面で恵まれた子供しか入れない、伝統ある寄宿制の学園。 広大すぎる敷地。美しい校舎に庭園。優秀な生徒たち。 その中でも特別な才能を有すると認められたわずか数名の生徒たちは、 一般の生徒は立ち入ることもできない区画で各々の意のままに暮らしていて。 優しい世界観と、情景や匂いまで感じるような文章が...続きを読む好きでした。
たった1人の身内である祖父を亡くした14歳のアモニカはフライデーと名乗る篤志家の支援で、緑に囲まれた全寮制の名門校リデルハウスに入る。そこでは、特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれ、一般の生徒が知らない場所で学園生活を送っているらしい。 アモニカは、リデルハウスに入る条件としてフライデーに毎...続きを読む週手紙を書き「ラヴ」について見聞きしたことを必ず書くように言われ…。 「あしながおじさん」「小公女」「秘密の花園」などが大好きだった私は、第一章を読み始めてすぐに、どハマり。これらが好きだった方はみな懐かしくなること間違いなし。 佐原さんは現代の若者が主人公の話が多かったから、こういうものも書くのかと感心しきり。前作があまり共感できなかったし、ファンタジーはあまり好きでないので、この作品を読むか悩んだけど、読んで正解だった。 ただ、フライデーさんの正体をアモニカに明かしてもよかったのにと。私はフライデーさんの正体を知って超ビックリしたし、なるほどなーって思ったんだけどな。 それでも、気に入った作品だったので星5つ。
佐原ひかり先生の作品であり、今回はネットでサイン本購入のため遅れました。田舎の中高一貫男子校寮生出身にとっては、進学校の中にいるさらに謎の優秀な一部の存在を重ねたりしながら、読み始めたが、そんな次元ではなかった。読書のはずが、少し身体に影響の出るぐらいの緊張が二回もあった。
このレビューを読んだあなた! たいへんラッキーです! 間に合いましたね 良かったです もうほんとギリギリです ギリギリで間に合いました この幸運をぜひ活かして下さい 今すぐ「佐原ひかり株」買って下さい 必ず値上がりします! みんなが気付く前に! 今が最後のチャンスです 10年後いや5年後...続きを読むには間違いなく爆上がりします 今買っておけばその時に「あー佐原ひかりね。うん、自分は割と早い頃から読んでたけどね。まぁ、なんていうか当時からこれはってのは感じてたけどね」って言えます 鼻の穴最大限に膨らまして言えます まだ33歳ですってよ これはもうたいへんな優良株なんだから!
本当に本当に待っていました。スピンで連載されていたものの中で1番好きで、休載になってしまって本当に悲しかったから、こうして本になってくれたのが嬉しい。すぐ読んだ。 第1章「金曜日のゆううつ」のこれから何が始まるんだろうというワクワク感と、世界設定がもうたまらなくて大好き。 すべて読み終わった今でも...続きを読む、結局ここの導入部分が1番好きかもしれない。 (「月曜日のページ・ボーイ」のラストと悩む) 佐原さんの書く文章のリーダビリティの高さもあいまって、児童文学や少女小説を読んでいるかのよう。実際意識して書かれていると思う。「ラヴ」「ギフト」なんかの名称や、登場人物の名前なんかもたまらなく刺さるものがあり、世界観に浸って夢中で読んだ。 「ラヴ」のみんなそれぞれにスポットライトが当たっていく構成。読み終わったらみんなのことが大好きになる。だからこそ、え、ここで終わっちゃうんだ〜!という感じが正直あった。 物語として不足や不満があるというより、もっと読んでいたかったな…と思う。
気になる作家のひとり、佐原ひかりさん。 ひまーが、激推ししていたので予約したところ、発刊したての新作にもかかわらず、年の瀬のどさくさか、ひょこと私の手元に舞い込んできた。 これはつまり、まだ世間に広く知られていない頃に出会えた一冊。いわば青田買い読書なのだと思われる。 さて、「リデルハウス」とは...続きを読む何ぞや、と日本文学専門の私は、そこは謎のまま読み進める 途中我慢できなくなり、リデル検索してしまう。 『不思議の国のアリス』のアリスには、実在のモデルがおり、その名をアリス・リデルというらしい。 佐原さんはアリスをモチーフにした作品も書かれていたはずで、となればこの「リデル」、ただの家名とも思えません。 英語で riddle は「謎」。 音も似ている。 もしかすると『アリス』の時代から、音と意味の戯れは始まっていたのでは?などと、読書中に余計なことを考えてしまう苦手なファンタジー。 されど、そこはさすが佐原ひかりさん。 短編を重ねる構成で、子どもたち一人ひとりの成長や美点をくっきり描き分け、読者を少しずつ「リデルハウス」の本質へと導いていく。 ただし最終章については、もう一歩踏み込んだ描写があれば、想像力に乏しい私のような読者にも、より収束感が掴めたのでは、と思った次第です。
全寮制のリデルハウス。 アモニカは特別な能力を持ったラヴという特待生達と温室で放課後を過ごすようになる。ギフトと呼ばれるラヴだけが学校に要求できる契約。時代も過去に行ったり今のリデルハウス戻ったり。ファンタジー。ちょっと不思議の国のアリスを彷彿とさせる。
5人の特別な才能を持つ子ども達を集めたクラスがある学校を舞台にした短編集。各話に繋がりがある。 前半の2つのお話を読んで少女漫画のようだなと思ったが、構成がしっかりしていて男の私でも楽しめた。 特殊クラスの各キャラクターに1話ずつ焦点をあてていて、読むごとに好きなキャラクターが増えていくし、後半の話...続きを読むになるほど動くキャラクターが増えて賑やかになる。児童文学を読んでいた小学生の頃を思い出し、懐かしくなった。
初めての佐原ひかりさん。 『あしながおじさん』をモーーレツに読みたくなった!!! 寄宿学校リデルハウスにはラヴと呼ばれる特別な生徒がいて、一般生徒と交わることはない。 ラヴは在学中に実現可能であればなんでも望みを叶えてもらえるギフトという権利を持つ。 個性豊かなラヴ達に一般生徒のアモニカや、教師...続きを読む、深夜だけ会える友人、幼なじみが関わり物語は紡がれる。 連作短編のかたちをとり、最後はリデルハウスの謎にせまる展開。 ミーシク、マミアンの話が良かった。 マミアンはノブレス・オブリージュを理解する良き貴族として名を残して欲しい笑 エピローグのアモニカの手紙。 「学校って生き物みたい、たくさんの子どもが入ってきて、たくさんの子どもが出ていく。同じだけど同じじゃない」 昔子どもで、今は学校に通う子どもを見守る親としてちょっと涙が出た。 舞台、設定、オマージュが合わさって楽しめる作品。 でも全部もっと深掘りして面白くなりそうな題材なのでちょっと物足りなさがあり。
2025/11/05 2 全寮制のリデルハウス、中でも選ばれた子どもはラヴと呼ばれる。一般の生徒とは違うエリアに住むラヴは一度だけ何でも叶えてもらえるギフトを持っている。 といったファンタジー。この世界観が好きな人におすすめ。
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