【感想・ネタバレ】リデルハウスの子どもたちのレビュー

あらすじ

金色にかがやく草原の果てに佇む、緑に囲まれた白亜の校舎。全寮制の名門校リデルハウスには、奇妙な制度があった。特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて、普通の生徒が知らない場所で学園生活を送っている。そして、かれらはリデルハウスからの“制約”の見返りとして、在学中に一度だけ「ギフト」を行使できる。「ギフト」は、実現可能な望みであればなんでもひとつ、叶えることができるという──。新鋭が紡ぐ、懐かしくも新しい少年少女たちの物語。

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あらゆる面で恵まれた子供しか入れない、伝統ある寄宿制の学園。
広大すぎる敷地。美しい校舎に庭園。優秀な生徒たち。
その中でも特別な才能を有すると認められたわずか数名の生徒たちは、
一般の生徒は立ち入ることもできない区画で各々の意のままに暮らしていて。
優しい世界観と、情景や匂いまで感じるような文章が好きでした。

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2026年01月07日

Posted by ブクログ

たった1人の身内である祖父を亡くした14歳のアモニカはフライデーと名乗る篤志家の支援で、緑に囲まれた全寮制の名門校リデルハウスに入る。そこでは、特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれ、一般の生徒が知らない場所で学園生活を送っているらしい。
アモニカは、リデルハウスに入る条件としてフライデーに毎週手紙を書き「ラヴ」について見聞きしたことを必ず書くように言われ…。

「あしながおじさん」「小公女」「秘密の花園」などが大好きだった私は、第一章を読み始めてすぐに、どハマり。これらが好きだった方はみな懐かしくなること間違いなし。

佐原さんは現代の若者が主人公の話が多かったから、こういうものも書くのかと感心しきり。前作があまり共感できなかったし、ファンタジーはあまり好きでないので、この作品を読むか悩んだけど、読んで正解だった。

ただ、フライデーさんの正体をアモニカに明かしてもよかったのにと。私はフライデーさんの正体を知って超ビックリしたし、なるほどなーって思ったんだけどな。

それでも、気に入った作品だったので星5つ。

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2025年12月23日

Posted by ブクログ


佐原ひかり先生の作品であり、今回はネットでサイン本購入のため遅れました。田舎の中高一貫男子校寮生出身にとっては、進学校の中にいるさらに謎の優秀な一部の存在を重ねたりしながら、読み始めたが、そんな次元ではなかった。読書のはずが、少し身体に影響の出るぐらいの緊張が二回もあった。

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

このレビューを読んだあなた!

たいへんラッキーです!

間に合いましたね
良かったです
もうほんとギリギリです
ギリギリで間に合いました

この幸運をぜひ活かして下さい

今すぐ「佐原ひかり株」買って下さい
必ず値上がりします!

みんなが気付く前に!

今が最後のチャンスです
10年後いや5年後には間違いなく爆上がりします

今買っておけばその時に「あー佐原ひかりね。うん、自分は割と早い頃から読んでたけどね。まぁ、なんていうか当時からこれはってのは感じてたけどね」って言えます
鼻の穴最大限に膨らまして言えます

まだ33歳ですってよ

これはもうたいへんな優良株なんだから!

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

本当に本当に待っていました。スピンで連載されていたものの中で1番好きで、休載になってしまって本当に悲しかったから、こうして本になってくれたのが嬉しい。すぐ読んだ。

第1章「金曜日のゆううつ」のこれから何が始まるんだろうというワクワク感と、世界設定がもうたまらなくて大好き。
すべて読み終わった今でも、結局ここの導入部分が1番好きかもしれない。
(「月曜日のページ・ボーイ」のラストと悩む)

佐原さんの書く文章のリーダビリティの高さもあいまって、児童文学や少女小説を読んでいるかのよう。実際意識して書かれていると思う。「ラヴ」「ギフト」なんかの名称や、登場人物の名前なんかもたまらなく刺さるものがあり、世界観に浸って夢中で読んだ。

「ラヴ」のみんなそれぞれにスポットライトが当たっていく構成。読み終わったらみんなのことが大好きになる。だからこそ、え、ここで終わっちゃうんだ〜!という感じが正直あった。
物語として不足や不満があるというより、もっと読んでいたかったな…と思う。

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2025年11月23日

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ネタバレ

スピン誌での連載も読んでいたので完結を見届けることができてよかったです。

すでに読んだはずの『金曜日のゆううつ』と『水曜日の誘拐』で、ああギーディーこういう子だったわとかタキのツンデレ好きだわと感じたことを思い出し、書き下ろしの『木曜日は真夜中に』でこれは佐原さんの最高傑作ではと感嘆し、とほほなマミアンの『月曜日のページ・ボーイ』で優秀な弟を持つ長男な自分と重ね合わせたりして、最後の『日曜日の魔法使い』でああ読んでよかったーとなりました。

ギーディーとアモニカが話していた「どちらも捨てずに、どちらも取る。その方がうんと素敵だし自由だ」が決断を迫られたラヴたちの方向を決めるのもたまらなくいいし、何かと二択を迫りがちな世界ではっとさせられたのでした。

ラヴたちの一度限りのギフトをいとも簡単に行使するのもとても心地よかったです。

少年少女たちの物語なのは間違いないし、子ども時代を思い出して懐かしい気持ちにもなりつつ、読んでいて後半からは祖国や文化を失った世界中の人々に思いを馳せることにもなりました。そういう意味でこれは伝承の物語なのかなーなどとも思いました。

『スターゲイザー』、『ネバーランドの向こう側』を経て本作にたどり着いたのは必然だったのかななどとも思いました。

今年読んだ小説心のベストテン入りが確定しました。オススメです。

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2025年11月21日

Posted by ブクログ

生雪見だいふく…うまぁあいい!!なんじゃこの柔らかさは!!…じゃ無かった。
『スターゲイザー』が良すぎて次の新作は絶対に読もうと決めていた佐原さん。
過去作も今から辿って行こうと思いますがとりあえずこちらから。

前作もそうだったのですが、本作も登場人物の数だけそれぞれの物語があり、丁寧に紡がれて行きます。
それぞれが繋がって行き最後に、収束する仕掛け。
連作短編と言えば青山さんなのですが、青山さんともまた少し違った構成です。
例えて言うならばドラクエの逆のようなものです。(FFでも良いけど)
揃っているパーティーそれぞれの物語が展開していき、より絆が深いパーティーとなるのです。これが気持ち良いんですよ!それぞれのお話もどれも面白いし、キャラに愛着が湧いてくる。

両親を亡くし祖父と暮らしていたアモニカ。しかしその祖父も彼女を置いて他界してしまう。そんな彼女の元に謎の足長おじさんフリーデリヒさんが現れる。姿は一切見せてくれないが、彼は名家の子供が揃う名門校リデルハウスに彼女を入れてくれると言う。
勿論学費はおじさん持ち。寄宿学校なので彼女は3年間、このリデルハウスで生活する事に。
おじさんはたった一つ条件を提示してきました。リデルハウスの中でも数人しか選ばれない『ラブ』という特別クラスについて、毎週金曜日に手紙を書いてくる事。
それだけ。
どうやら才能ある子供だけが選ばれ、一般生徒とは違う場所で特別な教育を受けているらしいのですが、『ラブ』について詳しい生徒はおらず、その存在を目にした生徒も居ない。
一体どうしたら良いのかしら…?

始めは学園青春ストーリーかと思っていたのですが、急転してミステリー、SF、ファンタジー全部ぶっ込んで来ます。
ちゃんこ鍋な癖に全くとっちらかっていない。
前作でも思いましたが、佐原さんはキャラの魅せ方が上手い!
個性的な面々が揃っているのですが、どの子も味があって好きになる。(推しはタキとマミアンですが、基本的に全員好き。マミアンは友達になりたい。実はめちゃくちゃ良い奴だし笑える)

寄宿学校って未体験ゾーンなのでワクワクしますよね。更にこのリデルハウスは謎が沢山。
佐原さんがこの路線で長編ファンタジーを書かれると、凄い作品が出来るかも知れない。読んでみたいな。
次回作も楽しみです。

長編ファンタジーと言えば『レーエンデ国物語』の最終巻はいつ出るのでしょうか。かなり苦戦しておられた様ですが、首がもげるほど待ってますし、待ち続けます。
HUNTER×HUNTERで鍛えられたのでこの位、屁でもないですからね!

それにしても…生雪見大福うまぁあい!!(幸せの味に脳が支配されている)
去年食べ逃した生雪見大福を、今年はゆーき本さんに発売日を教えて頂いたので初日にスーパーに走って買いに行きました。3つも買いましたがよく考えたらあのフワフワが1個100円…高ぇ…
でもその価値がある!!トロトロのフワフワの程よい甘さの…
なんだこれ、生雪見だいふくのレビューか?!
いや違う、リデルハウスはまるで生雪見だいふくのように全てを包み、優しくて甘い余韻を残す良作だと言う事が言いたいのだ!

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

金色にかがやく草原の果てに佇む、緑に囲まれた白亜の校舎。全寮制の名門校リデルハウスには、奇妙な制度があった。特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて、普通の生徒が知らない場所で学園生活を送っている。そして、かれらはリデルハウスからの“制約”の見返りとして、在学中に一度だけ「ギフト」を行使できる。「ギフト」は、実現可能な望みであればなんでもひとつ、叶えることができるという──。


全寮制、寄宿舎、白亜の校舎、英国庭園、ラブが集まる鳥篭の温室、秘密の抜け道…

わたし達が想像しうる寄宿舎のイメージを詰め込んだ可愛らしいファンタジー小説:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。♡︎

ある才能を持ったが為に子供らしさのないラブ達
人に関心はなく揉め事もないが人としての大切なものを学ぶ事もない。
あしながおじさん?の援助で入学した1人の少女と関わる事でラブ達に変化が現れます♪

後半は思わぬストーリー展開!
ただの成長物語ではなかった〜
まさかまさかのファンタジー♡

そして読者の想像にお任せします的なラストでしたけどこれはこれで良い♪

表紙のイラストでみんなを想像しながら読みました♡


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2026年01月22日

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一章「金曜日のゆううつ」が一番面白かった。完全にあしながおじさんだけど、まさか正体が⋯!そしてここの感想を読んで知ったけど、それぞれの章が何かの本のオマージュなんだね。

三章「木曜日は真夜中に」で、一気にファンタジーになって「そこまでのファンタジーありな世界観なのか⋯」と戸惑った。

曜日関係なくない?とか、いやそんなことする必要ないじゃんとか、ツッコミどころは多々ある。

でも寄宿学校が舞台で、子どもといえども賢くて、恋愛なくて、自然豊かで柔らかい雰囲気は好きだった。設定勝ち。

最後にハッキリした結末が欲しかった。

マミアンの声が安元洋貴さんで再生される謎の現象助けて(笑)スパイファミリーで似たキャラがいたからだな。

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2026年01月21日

Posted by ブクログ

全寮制の名門校リデルハウスには秘密があった。
特別な才能を認められた生徒は「ラヴ」と呼ばれて、普通の生徒が知らない場所で学園生活を送っている。
彼らは在学中に一度だけ「ギフト」と呼ばれる実現可能な望みであれば叶えることができるという特権を与えられる。


児童小説のようだと感じるのはそのギフトがあしながおじさんのようだに思えたからかもしれない。

特別な才能を持つ「ラヴ」たちは、何のために願うのか…この選択に驚いたのは、子どもらしからぬ願いだったからで、それこそ「ラヴ」だからかもしれない。

なんとなくバラバラな感じがしていた「ラヴ」たちだったが、いつの間にかお互いのことを分かり合える仲間になっていたこともアモニカとペジーがいたからかもしれない。
その2人もギフトがあってのことだと思うとなんだか幸せな気分になれる。







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2026年01月19日

Posted by ブクログ

気になる作家のひとり、佐原ひかりさん。
ひまーが、激推ししていたので予約したところ、発刊したての新作にもかかわらず、年の瀬のどさくさか、ひょこと私の手元に舞い込んできた。

これはつまり、まだ世間に広く知られていない頃に出会えた一冊。いわば青田買い読書なのだと思われる。

さて、「リデルハウス」とは何ぞや、と日本文学専門の私は、そこは謎のまま読み進める
途中我慢できなくなり、リデル検索してしまう。

『不思議の国のアリス』のアリスには、実在のモデルがおり、その名をアリス・リデルというらしい。
佐原さんはアリスをモチーフにした作品も書かれていたはずで、となればこの「リデル」、ただの家名とも思えません。

英語で riddle は「謎」。
音も似ている。
もしかすると『アリス』の時代から、音と意味の戯れは始まっていたのでは?などと、読書中に余計なことを考えてしまう苦手なファンタジー。

されど、そこはさすが佐原ひかりさん。
短編を重ねる構成で、子どもたち一人ひとりの成長や美点をくっきり描き分け、読者を少しずつ「リデルハウス」の本質へと導いていく。

ただし最終章については、もう一歩踏み込んだ描写があれば、想像力に乏しい私のような読者にも、より収束感が掴めたのでは、と思った次第です。

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

全寮制のリデルハウス。
アモニカは特別な能力を持ったラヴという特待生達と温室で放課後を過ごすようになる。ギフトと呼ばれるラヴだけが学校に要求できる契約。時代も過去に行ったり今のリデルハウス戻ったり。ファンタジー。ちょっと不思議の国のアリスを彷彿とさせる。

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2025年12月29日

Posted by ブクログ

5人の特別な才能を持つ子ども達を集めたクラスがある学校を舞台にした短編集。各話に繋がりがある。
前半の2つのお話を読んで少女漫画のようだなと思ったが、構成がしっかりしていて男の私でも楽しめた。
特殊クラスの各キャラクターに1話ずつ焦点をあてていて、読むごとに好きなキャラクターが増えていくし、後半の話になるほど動くキャラクターが増えて賑やかになる。児童文学を読んでいた小学生の頃を思い出し、懐かしくなった。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

コマドリが舞うような、繋がっているような、そうでないような、不可思議な物語だった。箱型の物語にも感じたが、少し形がゆるゆると崩れそうな感覚を持った。

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2026年02月02日

Posted by ブクログ

セオとの話し合いがやセオは結局どうなったのかよくわからなかった。
主要人物達は個性豊かで素敵な子ばかりでした。

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

初めての佐原ひかりさん。
『あしながおじさん』をモーーレツに読みたくなった!!!

寄宿学校リデルハウスにはラヴと呼ばれる特別な生徒がいて、一般生徒と交わることはない。
ラヴは在学中に実現可能であればなんでも望みを叶えてもらえるギフトという権利を持つ。

個性豊かなラヴ達に一般生徒のアモニカや、教師、深夜だけ会える友人、幼なじみが関わり物語は紡がれる。
連作短編のかたちをとり、最後はリデルハウスの謎にせまる展開。

ミーシク、マミアンの話が良かった。
マミアンはノブレス・オブリージュを理解する良き貴族として名を残して欲しい笑

エピローグのアモニカの手紙。
「学校って生き物みたい、たくさんの子どもが入ってきて、たくさんの子どもが出ていく。同じだけど同じじゃない」
昔子どもで、今は学校に通う子どもを見守る親としてちょっと涙が出た。

舞台、設定、オマージュが合わさって楽しめる作品。
でも全部もっと深掘りして面白くなりそうな題材なのでちょっと物足りなさがあり。

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2026年01月06日

Posted by ブクログ

2025/11/05 2
全寮制のリデルハウス、中でも選ばれた子どもはラヴと呼ばれる。一般の生徒とは違うエリアに住むラヴは一度だけ何でも叶えてもらえるギフトを持っている。
といったファンタジー。この世界観が好きな人におすすめ。

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2025年12月22日

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