恋をしたい、と思う。それも、ひたむきな恋を――。たとえ、その恋の先に待っているものが幸福でなくて、嫉妬、ジレンマ、そして別れであっても……。だからこそ、恋する瞬間を大切にしたいと思う。何もしないで後悔するよりも、せいいっぱい恋したほうがいい。恋愛を描きつづける著者が、数々の女性たちの切ない恋物語をもとに、語り尽くすエッセイ集。今、恋に立ち向かう、あなたのために。
Posted by ブクログ 2013年02月25日
解説は阿木燿子。唯川恵が、「海辺の午後」でコバルトノベル大賞を受賞した際の赤川次郎、阿刀田高、眉村卓と審査委員4人の一人。女性審査委員は阿木燿子だけなので、阿木燿子のお眼鏡にかなわなかったら、受賞していなかったのだろう。
初の随筆集の文庫化にあたって、解説を頼んだ、出版社か本人かは偉いと思う。解説...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月11日
最初、結構つらかったんですけどね。途中から結構平気になりました。
内容は作者さんの思う「恋愛」の話。
こういうのってさぁ、作者さんに共感できないとつらいよねぇ~とかいう感じで。
まぁ、私がつらかったのはそういうのじゃなくて、私の恋愛に対する経験値がすこぶる低かったから、というのもあったのだと...続きを読む