吾輩は猫である 上

吾輩は猫である 上

314円 (税込)

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「吾輩は猫である。名前はまだない。」苦沙弥先生の家に拾われた猫の「吾輩」から見れば、人間社会はこっけいそのもの。無名猫の視点から、軽妙洒脱な文体にのせて放たれる文明批評と渋いウィットは時代を超えて読者の心をつかんできた。見識とシャレ気あふれる漱石の永遠のエンターテインメント文学。

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  • 吾輩は猫である 上
    314円 (税込)
    「吾輩は猫である。名前はまだない。」苦沙弥先生の家に拾われた猫の「吾輩」から見れば、人間社会はこっけいそのもの。無名猫の視点から、軽妙洒脱な文体にのせて放たれる文明批評と渋いウィットは時代を超えて読者の心をつかんできた。見識とシャレ気あふれる漱石の永遠のエンターテインメント文学。
  • 吾輩は猫である 下
    314円 (税込)
    「人間は生意気なようでもやはりどこか、抜けている」苦沙弥先生の家に飼われている猫のクールな瞳から見ると矛盾だらけで平気で生きている人間も“愛嬌”。しかしある月夜、飲みさしのビールで酔った「吾輩」は…。縦横無尽の風刺とユーモアに苦いペシミズムをひそませて人々の共感を呼んだ漱石の処女作。

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吾輩は猫である 上 のユーザーレビュー

3.7
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    Posted by ブクログ

    こんなに面白いと思ってなかった。
    登場人物(と猫)のキャラクターみんなそれぞれ癖があって、尚且つ、互いに論じ合ってなんだかんだ仲良く和気藹々としてる感じがとても良い。
    日本社会への風刺も、痛烈とならず、小気味の良いリズムで描かれていて、面白い。
    120年前に書かれているのに令和に通ずるものが多く、痛

    0
    2024年04月26日

    Posted by ブクログ

    有名な作品。現代人でありながら、それなりに面白く読むことができたのが漱石の凄さだろう。一方で、その奥を探ってしまう。単純に読むだけで、何か足りないのではないかという気になる。

    0
    2024年09月06日

    Posted by ブクログ

    風景描写の細やかさ
    スピード感のなさ
    非常にゆっくり時間が進む
    慣れるととても重厚な擬似体験ができると思う。

    0
    2022年03月02日

    Posted by ブクログ

    人間から見た猫同様、人間だって馬鹿らしいことを大真面目にやっている生き物かもしれない
    今では聞くことのできない言葉遣いのせいなのか、漱石の文章力なのか、一文がいちいちカッコイイ
    押し付けがましくなく、教訓を説いているわけでもないのに憧れを抱かせる
    つまり、教養が深い

    0
    2011年03月07日

    Posted by ブクログ

    『我輩は猫である。名前はまだない。』
    から始まる有名な小説です。

    表紙買いです(笑)

    ずっと猫視点で物語が描かれていきます。
    猫から見た人間の滑稽さや、不便さ。
    自分の飼い主への不満や、猫社会の大変さを
    訥々と語ってくれてます。

    猫も良い味出しとるし、
    飼い主の苦沙弥先生もアクのあるキャラです

    0
    2009年11月21日

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