ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
会津の下級武士・新之助は、西洋砲術を学ぶため、全国から秀才が集まる象山塾に入門するが、放物線やら火薬量の計算やら、ちんぷんかんぷん。同じく新参者の薩摩藩士・八郎太とは、歳も数学が苦手なのも一緒で意気投合、互いの藩の内情すら語り合う仲に。だがまさか、好きになる女まで一緒とは……。幕末の動乱期、友として時に敵として交わり続ける男たちの生き様を、清水流の視点で軽快に描く。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
2023.12.16〜12.25 友達っていいね。 どこの出なんて、関係ないんだよね。 どんなことがあっても、分かり合える、心の支えになれる。 本当は重たい話だと思うけど、この人が書くと違う重みが出てくる。やっぱり、この作家、好きだな。
清水さん、こういう作品ホントに上手い。星5つにしようと思ったけど、自分が清水さんの作品に馴染みすぎてて甘い自覚はあるので4つに。 ストーリーの下敷きになった史実は重い筈なのに、それを軽やかに爽やかに書ききる筆致の妙。
会津と薩摩の若い藩士が象山塾でであい、無二の親友となるも、幕末〜維新の世ゆえ敵味方の地に別れ、要所要所では偶然必然の再会で酌み交わしつつ、それぞれの人生をいきぬいてゆく物語。終点は西南戦争。 主人公が松平容保公の近習ということで、上の立つものの苦悩を間近に描ける一方で、名もない周りに流されていくしか...続きを読むない立場の藩士の目からみることで、歴史上の大事件も淡々とえがかれ、かえってリアルな読後感。清水義範らしく登場人物がさわやかで前向きだし、主人公の夫人が先見の明を持った考え方で主人公を支えているのもよかった。 ふだんは歴史小説はほとんど読まないけれど、「新撰組!」「篤姫」「龍馬伝」「八重の桜」などの幕末モノ大河のサイドストーリーとして、参考書としてたのしくぐいぐい読める一冊だった。
いま話題の会津の話です! 幕末の歴史と繋がって展開されているのでわかりやすく、会津藩の苦労や会津・薩摩の関係など興味深く、なかなか面白かった一冊です! 会津に行ってみたくなりました(^^)
なんだか表紙がホモくさ・・・ 沖田と西郷どんみたいなビジュアルですね、どっちが会津でどっちが薩摩なのかすぐにわかる。 佐久間象山の塾で知り合った、会津藩と薩摩藩の二人の若者が、敵になり味方になり、武士の世が終わって近代化の道を歩む激動の時代を生きていくお話。 実に淡々と語られている。 くるくるとね...続きを読むじれるDNAのらせん構造のような、二人の立場。 決して交わることなく、傍から見れば、勝ち組と負け組を交代しながらも、それぞれの藩士としての生き方を貫いていく。 そして、その友情は最後まで変わることはなかった。 その一方で、主人公の奥方の、近代的でドライな考え方もいいなあ~と思う。 読もうと思ったきかけは大河ドラマではなく、天地明察が会津と関わり深かったから。
歴史モノが好きなのに いまひとつつかみ難かった幕末から明治初頭の勢力図が お陰で理解できたかも。 小説としてはひっかかりの無さが物足りなかったけど 『解りやすい』書かれかたは、さすが『せんせい』って感じ。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
会津春秋
新刊情報をお知らせします。
清水義範
フォロー機能について
「集英社文庫」の最新刊一覧へ
「歴史・時代」無料一覧へ
「歴史・時代」ランキングの一覧へ
愛と日本語の惑乱
青二才の頃 回想の’70年代
青山物語 1974~スニーカーと文庫本~
青山物語1971
青山物語1979~郷愁完結編~
アキレスと亀
試し読み
いい奴じゃん
イエスタデイ
「清水義範」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲会津春秋 ページトップヘ