無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2016年11月27日
40代初めの売れっ子コピーライター、野田敦。
彼の恋人は、妖艶な女優、新庄百合子。
恋人の愛が冷めていく中で、野田の日本語がおかしくなっていく。
そこらへんの仕掛けが、ああ、清水義範さんだな、と思わされる。
野田はSHK(この後に決して48とかはつかない。「敷島放送協会」の略なんだそうだ)の放送用...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月17日
学生の頃一番好きな科目は国語だった。様々な言葉を知ることが楽しくて仕方なかった。
そんなころに出会った清水義範。
たくさん読んで、こんな言葉も、こんな物語の発想もあるんだななんて本当に毎回驚かされていた。
今回かなり久しぶりに読んだ清水さんの作品がこちら。
日本語に対する造詣の深さに、ため息が漏れ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月14日
時代の空気を的確に読み、時に先行し日本語を変えてゆくコピーライター。変化があるから言葉は新しい力を持てる。言葉は時代の中で生きている。使われず陳腐化した言葉は次第にその勢いを失い、ついには死んでいく。正しい言葉を守ろうという意識がある一方で言葉というものは必ず正しくない方向に向いていくもの。百年前の...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。