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Posted by ブクログ
気になっていた山崎ナオコーラさんの短編集。男性が父乳(母乳)を出せるようになったら?テクノロジーの発達で筋力差がなくなり、性別による役割分業が減ったら?もし男性に生理がくるようになったら?性別を非公表とし、人の数だけ性別はあると仰る山崎ナオコーラさんが描く性差が少なくなった未来を描いたユーモラスな短編集。あえて男や女という言い方をせずにここまで描けるものなのかと驚いたし、自分のなかにある抜けきれないジェンダーロールのせいか読んでいる途中で混乱することもあり、まだまだ自分のなかに根付くものの深さに唸った。自分の頭のなかはを暴かれるのは痛くて気持ちいい
Posted by ブクログ
『母ではなく親になる』を読んでから読むと筆者の実生活と思想が反映されているのが感じられて面白い。生活のなかで考えたこと感じたことが小説家の頭で発酵して物語というカタチで排出される過程を追体験するかんじ。
1話目
ジェンダーフリーな物語で登場人物の話し方も役割語が削ぎ落とされてジェンダーフリーになっている。それが返って機械みたいな話し方になっている部分があったり、夫婦の会話でどっちが話しているのか混乱するところがあった。
英語みたいにShe saidとかHe saidとか繰り返してあると誰の発言がわかりやすいけど、日本語でそれをやると鬱陶しいから、役割語が発達したのかな。役割語は不自然だし実生活でこんな話し方しないし、性差を助長するけど、主語や説明文を飛ばしても誰が話しているかはわかりやすくなるってメリットがあったんだなと発見。
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