カツラ美容室別室

カツラ美容室別室

517円 (税込)

2pt

こんな感じは、恋の始まりに似ている。しかし、きっと、実際は違う……引っ越し当日、破天荒な友人に誘われて、髪を切ることになった27歳の会社員のオレ。カツラをかぶる桂さんが店長をする美容室で、オレは同い年の長身の美容師エリと出会う。はたしてオレとエリの関係は、どこに向かうのか?恋と友情の微妙な放物線を描く話題作!

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カツラ美容室別室 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なんとも言えない独特な空気感が好きです。ほのぼの人間ドラマ。登場人物のキャラは濃ゆいのに、作品に乱れなし。面白かったです。

    0
    2024年10月07日

    Posted by ブクログ

    震災でだいぶ気が滅入ってしばらく読書から遠ざかっていた。
    軽く読める本と思って、探していたら呼ばれるように手に取った。

    何気ない日常のちょっとスパイスのきいた個性的で魅力的な人たちとの交流、花見での情景。
    楽しそう。
    そうそう友情って実はドロリとしているよね。

    カツラさんのお母さんについての件か

    0
    2016年05月09日

    Posted by ブクログ

    よい。ナオコーラの中でとびぬけていいわけじゃなくて、相変わらずよい感じ。
    仲良くなっても距離がある、分かり合えない感じがいい。
    長嶋有の解説がこれまたいい。

    0
    2015年11月16日

    Posted by ブクログ

    これまで読んだ本で登場人物を身近に感じることは何度かあったけど、この本の登場人物はなんというか「あ、ほんまにどっかにおるんやな」って感じ
    淳之介の頭の中そのまま本にしたというか、見たものについて感想?言うから話題がころころ変わるというか
    そんな日常の中の恋愛に発展するかしないかの楽しかったりめんどく

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    なんだかタイトルが妙に気になった。
    きっとどこかにこんな人たちがいて、こんなふうに過ごしているような気がした物語だった。

    風来坊で破天荒な梅田さんが、引っ越してきたばかりの淳之介を、散髪と花見に誘ったことから始まったつながり。淳之介が気になったエリとは、時間がたち、色々なやり取りをするうちに、恋心

    0
    2024年10月25日

    Posted by ブクログ

    カツラをかぶった店長 桂孝蔵の美容室を舞台に、淳之介とエリ、梅田の交流を描く

    私はつくづく平坦な話が好きだ
    この本も洩れなく平坦でゆらゆらしてる
    何かが始まりそうな、始まらなさそうな

    友情って熱いワードを口に出すようなものじゃないけど
    読ませる書き方の作家さんだ

    エリ、正直だけど不器用で好きだ

    0
    2021年08月10日

    Posted by ブクログ

     男女の友情とも恋愛ともつかない曖昧な関係を描いた小説。本筋に関わらない風景や他人同士のやりとりまでもがさりげなく書かれているのでその光景が立体で立ち上がってくるようであり、解説にあったように「ちゃんと彼らと長い期間つきあった気」がする。私は男女の友情は成立しないと思っている方だけど、そんな人は「友

    0
    2017年12月18日

    Posted by ブクログ

    引っ越し当日、主人公は友人の梅田さんに誘われて商店街にある「カツラ美容室別室」で髪を切ることになった。
    そこでカツラを被った店長に、同い年のエリ、年下の桃井さんと出会う。
    エリと友達以上、恋人未満になりながら、主人公は気儘で孤独な生活を続けていく。


    言葉にできないもやもやとして感覚的なこと

    0
    2013年12月05日

    Posted by ブクログ

    物語に面白みはないかもしれないが、近年人気のあるアニメにはこの手の波風も立たないような人の交流が描かれているではないでしょうか。

    0
    2013年10月28日

    Posted by ブクログ

    「友情というのは、親密感とやきもちとエロと依存心をミキサーにかけて作るものだ。ドロリとしていて当然だ。」

    なんだってこんな文章が書けるんだろう。
    なんでこんな小説が書けるんだろう。

    学生の頃、お弁当を一緒に食べる子は「友達」だった。
    同世代の間にはどうやら「友達」と「親友」と「幼なじみ」がいて、

    0
    2013年04月30日

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