浮世でランチ

浮世でランチ

594円 (税込)

2pt

「人生ってきっと、ワタクシたちが考えているより、二億倍自由なのよ」。中学に入ってから不登校ぎみになった幼なじみの犬井。学校という世界に慣れない私と犬井は、早く25歳の大人になることを願う。11年後、OLになった私だが、はたして私の目に、世界はどのように映るのか?14歳の私と25歳の私の今を鮮やかに描く文藝賞受賞第一作。

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浮世でランチ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ナオコーラさん初読。
    神様ごっこをこっそり覗き見しているような感覚でどきどき。
    三上さんとのやりとり、
    犬井くんでなく、新田さんと再会したのもよかった。
    旅をしていて、自分と向き合う瞬間を思い出した。
    また読みたいな。

    0
    2015年12月15日

    Posted by ブクログ

    14歳と25歳の主人公が交互にえがかれる。

    感受性が強く自意識過剰な中学生

    その思いを捨てきれないまま大人になった主人公。
    常識ってなんなのか、当たり前とは、建前とは。何のために生きるのか。

    TOP5に入るくらいお気に入りに。

    0
    2012年11月27日

    Posted by ブクログ

    あなたは、未来の自分に思いを馳せたことがあるでしょうか?

    一日いちにちの積み重ねが一年となり、二年となり、私たちは歳を重ねていきます。遠い未来のことだと思っていても、過ぎてみればそんな時代もあっというように時は過ぎていきます。それは特に10代、20代といった年代では殊更でしょう。大人になるなんてず

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

    なかなか良かった。カラッとした寂しさがある。
    子供のころの(今思えば)奇妙なこだわりや焦りを思い出した。アジア各国の描写も良い。

    0
    2024年02月01日

    Posted by ブクログ

    14歳と25歳の主人公。宗教や他人との関わり、自分の思う価値観。旅行先での情景は自分の中でとても想像できて、頭の中でタイヘ旅行できました。山崎ナオコーラさんは心を動かされる言葉や文があって、今回も読んでよかったととても思いました。

    個人的な話で、小学生の頃くだらない理由で『絶交!!』って言って絶交

    0
    2022年05月21日

    Posted by ブクログ

    ふわふわ不思議な読み心地。壁を撫でて歩いたり、コップの膨らみに魅力を感じたり。ナオコーラさん自身、世界に敏感で感受性豊かな人なんだろうなー、と。

    0
    2020年05月03日

    Posted by ブクログ

    14歳の思い出の私・丸山と25歳の現在の私のストーリーが並行に進んでいく。14歳の私は女の子同士仲良くしないといけないみたいな常識にとらわれるのが嫌いで、仲良くなりたい子には話しかけるけどそれ以外は無関心。25歳の私は相変わらず人付き合いは控えめでお昼もほとんど1人で食べていたが、もうすぐ職場を辞め

    0
    2020年02月18日

    Posted by ブクログ

    14歳の私と25歳の私。
    いくつになってもいつでも、私たちは大なり小なり悩みを抱えて生きているのだ。そして、どんなに年齢を重ねていっても、自分という存在も人間関係もややこしいものなのだ。

    きっと、犬井に会いたくて、ミャンマーを旅の終着地にしたはずなのに・・・出会えたのは・・・。犬井の14歳以降の歩

    0
    2013年11月16日

    Posted by ブクログ

    山崎ナオコーラさんの文章は不思議。
    いつも必ずドキッとさせられる。
    薄暗い部屋のブラインドが上がって太陽の光が射し込んだかのような、3色刷だった世界がフルカラーになったかのような、そんな感覚。
    見慣れた風景が輝きをまして、いとおしくなる。
    私が立っていたのはこういう世界だったのか、と思う。

    いいこ

    0
    2013年06月02日

    Posted by ブクログ

    なんだか、定期的に読み返したくなる本。
    単行本購入時に、帯に書かれていた「明日の私は誰とランチを食べるの」が最近ぐるぐると頭を巡って、久しぶりに手に取った次第。

    デビューから二作目ということもあるのか、ナオコーラさんのストレートな書きっぷりが気持ちいい話だなぁと思う。
    ぎゅっと、胸をつかまれる言い

    0
    2013年05月13日

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