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Posted by ブクログ
奥付け 1988年 10月25日 第1刷
一体何年眠らせていたのだろう。そして何のタイミングで、積読本の山の中から現れて読むことになったのだろう。
ついこの間読んだ、「ババガヤの夜」にまるで導かれたような気がする。「ババガヤ」が今のハードボイルドなら「渇きの街」は40年前のハードボイルド。
典型的なクライムノベルでおり、バイオレンス小説である。しかし圧倒的に「ババガヤ」の方が新しく、「渇きの街」は古臭い。
悪く言えば陳腐であるのだ。男と女の関係ひとつっても。でも、そこが良い。殊に私世代の人間にとっては。
北方謙三のいい読者ではない私だが、この初期のハードボイルド作家の北方も、今の時代小説そして水滸伝以降の北方も本質的には変わってないのを再確認できた。
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小説・文芸
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