月曜日の水玉模様

月曜日の水玉模様

440円 (税込)

2pt

いつもと同じ時間に来る電車、その同じ車両、同じつり革につかまり、一週間が始まるはずだった――。丸の内に勤めるOL・片桐陶子は、通勤電車の中でリサーチ会社調査員・萩と知り合う。やがて二人は、身近に起こる不思議な事件を解明する〈名探偵と助手〉というもう一つの顔を持つように……。謎解きを通して、ほろ苦くも愛しい「普通」の毎日の輝きを描く連作短編ミステリー。

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月曜日の水玉模様 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月09日

    あれっこれも探偵小説なのか、しかも2001年の思わぬ本棚での出会い、月曜日から始めてそれぞれ違う事件簿の、なかなか感じのいい書き方をする。なんだかシリーズ化出来そうな感じだけれど、キレキレだったよ陶子さん。出来る人間はやっぱりいるんだね。もしも目の前に陶子さん居ると思うと見透かされていると思って落ち...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年09月19日

     加納さんの本はこれが初読みでした。
     日常ミステリーですね。人が死んだり、政府の野望に巻き込まれたりはしません。何気なく過ごしていく日々の中で、普段は気にも留めないようなこと。そんなことが気になる。そこからお話が始まります。
     自分は普段、人間観察をしたりしないのですが、周囲の人たちは人間観察がと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月12日

    長い間のお気に入り。どうしてかな!?と考えると殺人がなく、クスリと笑えらるコミカルな内容に安心できるみたい。
    いつも、クールな主人公と可愛くて?にくめない荻窪くんのコンビも、なんとなくホッとします。

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    Posted by ブクログ 2014年11月13日

    「日常の謎派」ミステリ…なるほど。毎日の“相変わらず”の生活が、もしかしたら誰かにとって(自分にとっても)“ミステリ”な生活なのかもしれないのですね。通勤時間がおもしろくなるかも…。

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    Posted by ブクログ 2013年11月25日

    陶子さん、かっこいい!
    美人で聡明だなんて憧れる( ´ ▽ ` )
    そして、おかれてる状況が似ていて、勝手に親近感がわいた 笑
    続きとか、関連作品てないのかな。
    お母さんや萩くんとのその後が気になる。

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    Posted by ブクログ 2013年08月04日

    偶然新聞にこの本のことが書いてあるのを見て、無性に読みたくなり本棚をあさり再読。
    加納朋子の伏線は本当に透明だと思う。すばらしい。
    キャラクターもいいし、加納朋子の中で1,2を争うくらい好き。

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    Posted by ブクログ 2023年06月20日

    再読。面白かった。悲しいことに、この作品もだいぶ前に読んで内容は覚えてなかった。

    片桐陶子と萩広海のコンビが最高。陶子の鋭い観察力と、どこか抜けてるけど仕事は出来る調査員の萩が、身近に起こる事件を解決していく。伏線がいっぱいあって気が抜けない。最後にあーそういう事か、となる。加納朋子さんの作品は&...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月26日

    陶子さんと萩くんの関係性が心地よかった。
    表題作が一番好きだった。
    読みやすくてまた読みたくなる作品でした。

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    Posted by ブクログ 2021年08月16日

    『毎日、毎日、乗り降りを繰り返す通勤電車の中で出会う、数百、数千の人達。彼らの一人一人はいったいどういう暮らしをし、何を考え、どこへ向かっているのだろう?』

    このレビューを読んでくださっている方の多くは毎日の通勤・通学に電車を利用されているのではないかと思います。もちろん、お住まいの地域によっても...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月27日

    日常派ミステリの旗手、加納朋子の本領が存分に発揮された1作。筆致はかなり軽く、肩肘張らずに楽しむことが出来ます。陶子と萩の、どちらが探偵役がハッキリしていない点が面白いですね。2人の掛け合いがなんとも絶妙です。

    ちなみに陶子は町田、萩は愛甲石田から小田急線で丸の内に通勤しているという設定になってい...続きを読む

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