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恋をした相手は人形だった。だが、人形はエキセントリックな天才作家自らの手で破壊されてしまう。修復を進める僕の目の前に、人形に生き写しの女優・聖(ひじり)が現れた。人形と女優が競演を果たすとき、僕らは? 日本推理作家協会賞受賞作家が新境地を開く、初めての長編ミステリー。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
恋をした相手は人形だった――。 人形師、パトロン、ストーカー、人形そっくりの少女――人形と、人形にそっくりな女性が出会う時、物語は思いもよらない方向へ歩み始める。 人形への愛情と、憎悪。嫉妬。 視点を変えながら進んでいく物語に少し混乱もするが、その謎が解けた時に、一つの悲しさをもって読むことができる...続きを読む。
非常におもしろかった。 これまで読んだことのない感覚。 人形に恋した男の話。見る者を魅了する人形と、それを作った人形師、そしてその人形にそっくりな女と、それに魅せられたら男。 不思議な空気間で進む話。読み進めるに連れて徐々に引き込まれていく。 人形という欠点を持たない理想の形に、所有者の自己を...続きを読む投影し、想像力から個性を持たせる。 人と人形の関わり合いを通じて、他者に対する人の心の奥深くを垣間見ることができる。
とってもすき。 内容も、登場人物も、終わり方も全てが良かった 最後の方の展開は少しわざとらしい感じもしたけれど それさえも良いと感じるほど、面白く感じた。
タイトルで買った本だったけど大正解でした。これは面白い。入り組んだ物語が収束していく様が最高に面白い。だからミステリは素敵で止められない、と思う。ラストが凄い好き。人形の存在が際だってこの物語の存在感をくっきりとそれでいて幻想的に仕上げている。すごいよー。
やっぱり読みやすくて好きな加納朋子。 終わり方が好み。 どうしても人形のイメージが等身大になってしまうのだけど・・・60㎝位のものよね??
加納朋子初の長編。 「ガラスの麒麟」を上回る暗さで、彼女らしくない作品だと最初は思っていたのですが、この読後感は間違いなく加納作品のそれですね。 3章にまとめられた構成がやや独特。本格ミステリを期待してしまうと、肩透かしを食う面もあるのかもしれません。だけど、こんなまとめ方ができるってのはさすが加...続きを読む納朋子。ファンとしては満足のいく展開です。 勿論"仕掛け"そのものもしっかり作られていて、まんまと騙されました。もう一度読み直さないといけませんね、これ。
人形に恋をする、という設定に惹かれて。 中盤くらいまでは登場人物が持つ執着心がおそろしく、ある人形師が作る人形もどこか不気味に思えたが、続きが気になりスラスラと読めた。 謎が明かされる場面では少し混乱するかもしれない。 最後の最後ではあたたかい気持ちにさせられた。
後半ちょっともったりしたような気もするけど面白かった。題材のわりに倒錯的になりすぎすさっぱりしているのがいいと思う。
恋した相手は、人形だった」というフレーズに興味を引かれ購入したのだけど、結構面白かった。こういう雰囲気のお話、嫌いじゃない。 登場人物同士の関係・つながりが、話が進むのと同時進行で少しずつ少しずつ明かされていくんだけど、「おぼろげな」理解しか出来ないような描き方にわざとしていて、そのおぼろげだったつ...続きを読むながりが最後の最後で「あぁ〜!!そういうことだったんか!!」ってようやく分かるという感じです。
初の長編ミステリらしい 個人的には連作短編の方が好きだなぁ・・・ 日常系ハートフルミステリとは違い、結構重い そして、トリックの種明かしが中盤であって 「え~~~?!」となる 一応伏線らしきものはあるけど、このトリックは意味があるのかなぁ? そこら辺が納得行かない でもまぁ、なんだかんだ言って...続きを読む、結局は登場人物の未来に少し明かりが点った終わり方なのは加納さんらしい
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