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Posted by ブクログ
読み終えたあとの幸福感が半端じゃない。
温かさで満ち満ちた気持ちになれる最高の本。
真面目で繊細で責任感が人一倍強くて優しい徹子と、真っ直ぐで頼り甲斐のある護の幼馴染ペア、なんて素敵なんだ…!
前半のフラットでは、幼馴染の恋愛が進展するのかと思いきや、後半のレリーフではSF要素も混ざってきて、前半の伏線回収もあって読み応えがあった。
話し手がスイッチしたのも面白かった。
最後、弥子ちゃんが徹子にかけてあげた言葉が素敵だったなぁ。真面目に考えすぎて思い詰めちゃう徹子にとって、弥子ちゃんの無垢な明るさはすごく眩しかったんだろうなぁ。見た目や考え方は対照的だけど、相性はぴったりなんだろう。そんな人と出会えるのも、徹子の人となりなんだろう。
徹子の周りには色々な子がいて、護も弥子ちゃんも、正義も根津くんも、それぞれキャラが違うけどみんなが徹子の幸せを願って動いているところにぐっときた。あ〜〜いい読書体験になった!
Posted by ブクログ
フラットで平和な世界を願いながら思うようにはいかない。
人は何かしら荷物を背負い、その重さに時に悩み苦しむこともある。それに共感する部分はあり、引き込まれていきました。
心の荷物を軽くする力はどうしたら養われるのか。
フラットで感じた、これは青春譚。そして、レリーフで明らかになる徹子の真意にどんどん心掴まれていく。徹子のひたむきさに胸が痛む。護も徹子も、他人を思いやるとても優しい心の持ち主。
レリーフを再読したら更に沁みました。
ほんの少し先の未来は予測出来ても、その先はわからない。生きていればいつかは未来に辿り着く。
石は意思を持って、遠く未来に跳ねていく
ファンタジー要素あり、全体に優しいトーン。そしてずきりと心抉られもするが、二人の未来への物語が交わり、ラストは温かいものが胸に広がる。じわっと人生を感じる、とても余韻が残る作品でした。
Posted by ブクログ
うわーん!良かったよお。ラストは電車の中で泣いてしまった(T ^ T)感動の涙です。(本日、電車とカフェで一気読み)久しぶりの、加納さん、やっぱり好きだなあ。
俺ー森野護(もりのまもる)の側から語られる『フラット』と、
幼馴染の平石徹子(ひらいしてつこ)の側から語られる『レリーフ』
の2つの章からなるこの物語。
前半の『フラット』は、ある意味、微笑ましくもある、幼馴染の青春時代。
後半の『レリーフ』については、一言もネタバレ出来ません。ぶっとびます。
ぜひぜひ、読んで、驚いて、怖がって、応援して、悲しんで、喜んで・・・と感じて欲しい作品です。
上手いなあ、加納さん・・いろいろ予測してたけど、びっくりしちゃった。加納さん独特の人生観や運命感を感じます。
ネタバレしない範囲で、印象的だったところ、少し。
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男でも女でも、人を下げずにいられない連中が、俺は大嫌いだった。あいつらどうしていつもいつも、他人のあら探しばかりしているんだろう?どうしてあんなにも、人の落ち度とか失敗が、大好きなんだろう?目立ったり秀でてたり劣ったり、そういうことが全部、許せないんだろうか?
ただ、見守り、頼まれれば、時にアシストする・・・全幅の信頼の上に、昔も今も、俺たちはそういう関係だ。
確かに親というものは、特に母親は、まったく悪気なしにそういうことをやらかす恐るべき生き物である。(ここ、私は心の中で爆笑した)
色んなハタチがいる。色んな生き方がある。人の数だけの価値観があり、幸せがある。
極端な話、一口に人間とひとくくりにしても、その平均値から極端に外れた個体はいくらでもいる。
人の心は他者が変えられるものでも、変えていいものでもないのだ。
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ネタバレになるから書けないけど、ラスト近く、ヤンキーママの弥子の言葉にも泣きました。
読んでよかった〜〜(o^^o)
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