いつかの岸辺に跳ねていく

いつかの岸辺に跳ねていく

742円 (税込)

3pt

俺の幼馴染・徹子は変わり者だ。道ばたで突然見知らぬ人に抱きついたり、俺が交通事故で入院した時、事故とは全く関係ないのに、なぜか枕元で泣いて謝ったり。合格間違いなしの志望校に落ちても、ケロッとしている。徹子は何かを隠してる。俺は彼女の秘密を探ろうとするが……。互いを思いやる二人の物語が重なった時、温かな真実が明らかになる。

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いつかの岸辺に跳ねていく のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これはすごく良いお話だった。

    幼馴染みの護と徹子。幼い頃から始まって小学校、中学、高校で進路は分かれたが、それでも大学、社会人と続く二人のお話。
    時々訳の分からない行動をしたりするちょっと変わった子である徹子を見守る護の視点で描かれる前半は、幼い頃の河原での記憶や高校時代の友人を絡めたエピソード、

    1
    2022年03月22日

    Posted by ブクログ

    フラットで平和な世界を願いながら思うようにはいかない。
    人は何かしら荷物を背負い、その重さに時に悩み苦しむこともある。それに共感する部分はあり、引き込まれていきました。
    心の荷物を軽くする力はどうしたら養われるのか。
    フラットで感じた、これは青春譚。そして、レリーフで明らかになる徹子の真意にどんどん

    0
    2024年12月26日

    匿名

    購入済み

    すごいストーリーでした。
    最初は幼馴染の男女の話で、なかなか結ばれない2人を描いてるのかと思いきや、だんだん不穏なミステリーぽい感じになっていき、ハラハラしっぱなしでした。

    0
    2024年05月24日

    Posted by ブクログ

    最初は、護いい奴だな〜かっこいいな〜とほのぼのした気持ちで読んでいたら…後半びっくり!

    あまりの展開と内容に読後疲労感が…。でも決して嫌な疲労感ではありません。ラストなんてとても感動の事実が…。

    少し切なくもあり、とてもうつくしいお話でした。

    カーテンコールを読んだ時も思ったけど、加納朋子さん

    0
    2024年03月27日

    Posted by ブクログ

    4ページものとか色々あってよくわからないうちに終わった。どれもミステリアスなオチがあるのが良いのかなーと。あと不思議な現象も起こるとか。ずいぶんとストックがあるんだね、それを世に出してくれたって事なんだろう。廃墟の病院での女の子の役割と成仏出来た男の子と大阪の男の子。最後に女の子が言う一言が現実を表

    0
    2023年11月09日

    Posted by ブクログ


    うわーん!良かったよお。ラストは電車の中で泣いてしまった(T ^ T)感動の涙です。(本日、電車とカフェで一気読み)久しぶりの、加納さん、やっぱり好きだなあ。

    俺ー森野護(もりのまもる)の側から語られる『フラット』と、
    幼馴染の平石徹子(ひらいしてつこ)の側から語られる『レリーフ』
    の2つの章か

    0
    2023年09月17日

    Posted by ブクログ

    同じ感想を書いていた方がいました。本当にそれでした。
    最初は読み出す度に眠くなって寝てしまうを繰り返して、もう読むのを止めようかなと思い、でもその前にみんなの感想を見てみようと。すると、眠くなってやめようとしたけど、後半は先が気になって眠れなかった。と言う意見を発見!他にも後半が面白いと言う意見が多

    0
    2023年06月27日

    Posted by ブクログ

    幼馴染の護と徹子
    前半は護の視線で物語が進んでいくフラット。ちょっと甘酸っぱいような微妙に交わらない二人。切ない物語の終わりを見せるのだが…。
    後半の徹子目線のレリーフで、前半に感じていた??部分が回収されていく。こんな伏線だったのかと、一気にラストまで読んでしまった。カタリが不気味に怖い。このまま

    0
    2023年06月06日

    Posted by ブクログ

    前半は寝る前にちょうどいい
    (すぐに眠くなる)

    後半は展開が気にって眠れなくなって
    結局最後までいっきに読んでしまった

    ドラマを見ているようなそんな感じの展開でした

    前情報なしで読んだけど(から?)面白かったです

    0
    2023年04月14日

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい文章だが、盛り上がりに欠けるし、先の展開が読めるなぁ...と思いながら読み進んでいたら、最後になって想像のナナメ上の2回半ひねり(^ ^; まんまと感動させられてしまい、まさかの電車内で吊革につかまったまま落涙。いやこれはまいりました(^ ^;

    何を書いてもネタバレになってしまうよ

    0
    2022年10月12日

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