空をこえて七星のかなた

空をこえて七星のかなた

781円 (税込)

3pt

「南の島へ行くぞ」突然のパパの言葉で石垣島へ旅することに。正直言って、あんまり気は進まない。家族旅行といえばママも一緒だったのだ、去年までは――(「南の十字に会いに行く」)。小学四年生の九月のこと、同級生の過失で私の右目は取り返しのつかない怪我を負った。世界はぼやけて頼りない姿に変わり果ててしまった。星降る夜に大事な友達と交わした約束も――(「星は、すばる」)他5編。7つの物語が星座のようにつながる、宇宙を巡る感動のミステリー! 読み終えたら世界が変わる! 〈日常の謎〉の名手が贈る、驚きと爽快な余韻に満ちた一冊。

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空をこえて七星のかなた のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    登場人物や物語が星にまつわる事が特徴の設定の短編集。
    日常から学校生活、SFまで多彩な舞台で人生における浮き沈みをたくみに宇宙や星と絡めて本は進んでいくが、それだけではなかった。
    6話の最後で大きなしかけが待っている、それまで読んでいた物語が違った形として浮かび上がってくるのだ。
    例え一つ一つが離れ

    0
    2025年11月12日

    Posted by ブクログ

    各話ごとにさまざまな困難や謎が描かれながらも、
    最終的には「終わり良ければすべて良し」と思わせるような大団円で締めくくられる物語だった。

    物語の展開には、やや都合がいいと思える部分もあったが、
    それを補って余りある「そうきたか」と思わせる巧みな展開が印象的だった。
    伏線回収の妙が予想を裏切りながら

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    一万円選書の3冊目。
    これはこれはおもしろかったです。
    カーテンコールを読んだことがあったがために、代わりに選ばれた一冊でした。


    それぞれ星に関連した短編が集められたのだと思っていました。
    最後の章で、なるほどすべてが繋がりました。

    特に印象に残ったのは「孤舟よ星の海を征け」です。
    急に宇宙船

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    七つの話が最初は全くの繋がりが無いと思っていたけれど、読んでいくうちに徐々に話が繋がりだし、最後にもう一人の主人公?が出てくる
    軽快な話しもあれば、少し重めの話もあったので飽きずに読むことができた。

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    最後に全ての物語が繋がって感動。見事な伏線回収。さすが!
    軽いストーリーの中に,それぞれが抱える辛さがあって,苦しく感じられるところもあったけれど,最後はとてもスッキリする。
    星座のようにきれいにつながった物語たちに,読み終えた後とても満足した。

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    久しぶりの加納朋子さん。
    やっとタイミングが合いました。

    ただ手に取ってみたらまたしても、オイラの苦手な短編集…と思ってページを進めていきました。

    ところがどっこい。
    さすがは加納さん。
    最後に壮大なしかけが!
    それはまさに宇宙のような!!

    10冊分の長編小説を読んだような体感と、もう一度最初

    0
    2025年09月03日

    Posted by ブクログ

    星や宇宙をテーマにした連作短編集。
    どの作品も人間の深いところまで描かれていること私好みで楽しく読み進めることができたが、どこか違和感があるなと感じていた。そんな違和感も6・7編にて、すっかり晴れました。全てが纏まっていく感覚がすごく良かった。

    0
    2025年11月19日

    Posted by ブクログ

    連作短編集と聞いて読み始めたので、話がどう繋がるのかを考えながら読んでしまった。ミステリで使ったら反則ぎりぎりのものが多い分、最後細かく説明して回収してるのはくどいけどわかりやすい。漫画の最終回みたいな絵に描いた大団円も含めて中学生くらいから幅広く読めそう。

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    最後、気持ちいい~~~!
    星と宇宙にまつわる短編集。
    最初の2~3作は小学生~高校生が主人公で青春小説のような雰囲気があって、面白いのだけどここで読むのをやめる人もいるかもなという印象だった。
    「孤舟よ星の海を征け」で急に毛色が変わって、あと2作はもう怒涛の勢いで読み終えた。
    都合がよすぎると感じる

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    加納朋子さん、ちょっとお久し振りの22冊目。

    星が出てくるお話が7つ。南の島、山奥のホテル、田舎町の高校、古ぼけたアパートの下宿屋、小惑星に衝突された宇宙船…、色々なシチュエーションの中で語られる話は、最後になって今まで見えていたものがガラリと変わったり、ちょっとした驚きがあったり、隠されていた謎

    0
    2025年10月04日

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