安部龍太郎の作品一覧
「安部龍太郎」の「ふたりの祖国」「日本はこうしてつくられた」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「安部龍太郎」の「ふたりの祖国」「日本はこうしてつくられた」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
国立久留米工業高等専門学校機械工学科卒。『師直の恋』でデビュー。『血の日本史』、『関ヶ原連判状』、『彷徨える帝』、『信長燃ゆ』など数多くの作品を手がける。『等伯』で第148回直木賞受賞。
Posted by ブクログ
2025.10.28
本書の解説は縄田一男。このシリーズは解説がとても良い。読むかどうかは各巻の解説を読めば明らかではないかと思う。
次に小牧・長久手の戦いを始めとする家康と秀吉の戦いはきめ細かく描かれていて、地元に住んでいる者として、距離感なども含め、それぞれの立地や位置関係がしみじみと伝わる。
最後に秀吉の名古屋弁というか尾張言葉の巧みさである。令和の今でも、名古屋の人は名古屋弁、尾張ことばと標準語を使い分けているが、秀吉の描写では、さもありなんという感じがこれも地元民としてリアリティが高い。
以上三点について述べたが、こうした例に示されるようにさまざまな点に目配りが効いている作品だからこ