血の日本史

血の日本史

小説・文芸
990円 (税込)

4pt

反乱、暗殺、裏切り、虐殺、謀略。栄耀栄華を極めた者は、明日は無残な敗者となった――。長屋王、平将門、千利休、田沼意次、坂本龍馬、西郷隆盛ら、時代の頂点で敗れ去った悲劇のヒーローたちの人間ドラマを、気鋭の時代小説作家が生き生きと描きだす。大和時代から明治維新まで、千三百年にわたるわが国の歴史を四十六の短編小説によって俯瞰する、新しい《日本通史》の試み!

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血の日本史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    歴史の勉強になりました。
    各章、読んだ後にwikipediaで復習しながら。

    官能表現がなければ子供にも勧められるのですが…。

    0
    2015年11月13日

    Posted by ブクログ

    正直かなりマニアックな作品だったと思う。
    大和時代から明治維新にかけての
    日本の血が流れたという
    裏の裏のそのまた裏側に触れたような。
    読んでいてあまりの恐ろしさに
    背筋がぞわぁ〜っとしたのもあるし
    なんか感動すら覚えたのもあるし。
    たくさんの血が流れて今があるのよね、ってしみじみ。
    この作品を読んで
    生前の隆慶一郎先生がこの作家にお会いしたい!!と言ったそうな。
    ほほう、やはり!と思うほど中身が濃い〜です。
    大和からそれこそ戦国時代前までには
    疎いので勉強になった気もする。

    0
    2015年05月18日

    Posted by ブクログ

    隆慶一郎氏が認めた伝奇歴史小説の気鋭のデビュー作。短編集ではあるが、斬新な切り口で噂にたがわぬ才能であると思った。その後、安部氏の著作を集めるきっかけになった本。

    0
    2009年10月18日

    Posted by ブクログ

    超分厚いので読むのを躊躇ってましたが、ようやく手をつけました。
    まず面白いのは、目次が年表に混ざって書かれてること。
    歴史の流れの中で、書かれてる話がどこなのかがよくわかる。
    ただ、少なくとも高校日本史程度の知識がないと読み進めるのが難しいかも。
    逆にある程度知識があると、非常に楽しめる。
    もちろん、書かれていることは筆者の創作の部分もあるだろうが、歴史的事件の人間関係や裏事情などは面白い。

    0
    2026年08月01日

    Posted by ブクログ

    古代から近世にいたるまでの日本史を、「権力者たちが流した血」「血によって動いた歴史」という視点から読み解く歴史論考。大化の改新、源平合戦、戦国乱世、幕末など、日本史の転換点で起きた流血の背景に、権力争い・思想・制度の変化がどのように絡み合っていたかを描き出す。“血”を手がかりに、人間の欲望と支配の構造を暴き出す。極端に短い短編の中に、人物造形、話の巧みさ、文学性まで盛り込んだ至極の作品です~

    0
    2025年12月17日

    Posted by ブクログ

    各編を5日で調べて2日で書いていたとは、驚愕。

    護良親王や磐井を引き立ててるのは、奥八女出身のマインドが見えて良い。

    0
    2021年11月23日

    Posted by ブクログ

    作者のデビュー作。1日1短編、ゆっくり読み進めたが、どれも面白い充実したラインナップ。

    どの話も物語の形式や語り手の目線が同じでないのが面白い(例えば「団十郎横死」や「俺たちの維新」のように目玉の人物目線で描くものもあれば、「山門炎上」のように全く無関係の第三者目線から描くもの、「鬼界ヶ島」や「比叡おろし」のように語り口調のものなど)。

    特に好きなのは「銭屋丸難破」と「孝明天皇の死」。前者は全く知らなかった金沢の商人の話であり、「守りに入ったら負けなのだ」という死や失敗を恐れぬ信念がビジネスマンの私には刺さった。後者は文学作品の質が高い。孝明天皇と対立し、過去には死んでくれればと思ったことも、死んだことでこれで世界は変わると思ったこともある岩倉具視が死の直前の孝明天皇の手紙を読んで酷い後悔を覚えるシーンは非常に印象深かった。

    0
    2020年12月10日

    Posted by ブクログ

    小川版・作家の値打ちから。同作から引いた重松作品を読んだ時にも思ったけど、どうも自分、小川チョイスとは相容れません。向後もう、あまり参考にはしない方向で。さておき本作。日本の事変史を、それぞれ10ページくらいの短編にまとめ、時代を追って展開していくという結構。構造上必然的に、登場人物の背景やらは知っている前提(人物紹介の類は一切なされないので)。知っている項目は結構楽しめるけど、知らないものは正直ちんぷんかんぷん。トータルとして、そこまで高い評価にはなりませんわな。

    0
    2026年01月26日

    Posted by ブクログ

    短編小説で、日本史を俯瞰するという試みは意欲的。歴史小説で描かれない時代ってまだまだあるようだ。題材がマニアックに過ぎる部分があり、少々感情移入がつらい部分も。もう少し作者の歴史観が出れば面白かった。

    0
    2011年09月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    筑紫国造磐井の反乱から紀尾井坂の変までの歴史の破れ目に遭遇した人たちの葛藤の記録を描く46編の短編集。

    タイトルの通り、裏切り、謀略、反逆、暗殺など歴史の暗い部分を集めながらも、歴史的事象における人物の心の動きや背景も含めて物語にしてくれているので、歴史の勉強にもなる入り込みやすい内容。

    「闇」の部分を集めたというコンセプトに、こういう作品は今までみたことがなく印象深かった。

    なかでも平将門、木曾義仲、高師直の話は熱いものがこみ上げて来るものがあって良かった。

    0
    2013年05月16日

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