血の日本史

血の日本史

869円 (税込)

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4.3

反乱、暗殺、裏切り、虐殺、謀略。栄耀栄華を極めた者は、明日は無残な敗者となった――。長屋王、平将門、千利休、田沼意次、坂本龍馬、西郷隆盛ら、時代の頂点で敗れ去った悲劇のヒーローたちの人間ドラマを、気鋭の時代小説作家が生き生きと描きだす。大和時代から明治維新まで、千三百年にわたるわが国の歴史を四十六の短編小説によって俯瞰する、新しい《日本通史》の試み!

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血の日本史 のユーザーレビュー

4.3
Rated 4.3 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    正直かなりマニアックな作品だったと思う。
    大和時代から明治維新にかけての
    日本の血が流れたという
    裏の裏のそのまた裏側に触れたような。
    読んでいてあまりの恐ろしさに
    背筋がぞわぁ〜っとしたのもあるし
    なんか感動すら覚えたのもあるし。
    たくさんの血が流れて今があるのよね、ってしみじみ。
    この作品を読ん

    1
    2015年05月18日

    Posted by ブクログ

    隆慶一郎氏が認めた伝奇歴史小説の気鋭のデビュー作。短編集ではあるが、斬新な切り口で噂にたがわぬ才能であると思った。その後、安部氏の著作を集めるきっかけになった本。

    1
    2009年10月18日

    Posted by ブクログ

    歴史の勉強になりました。
    各章、読んだ後にwikipediaで復習しながら。

    官能表現がなければ子供にも勧められるのですが…。

    0
    2015年11月13日

    Posted by ブクログ

    各編を5日で調べて2日で書いていたとは、驚愕。

    護良親王や磐井を引き立ててるのは、奥八女出身のマインドが見えて良い。

    0
    2021年11月23日

    Posted by ブクログ

    作者のデビュー作。1日1短編、ゆっくり読み進めたが、どれも面白い充実したラインナップ。

    どの話も物語の形式や語り手の目線が同じでないのが面白い(例えば「団十郎横死」や「俺たちの維新」のように目玉の人物目線で描くものもあれば、「山門炎上」のように全く無関係の第三者目線から描くもの、「鬼界ヶ島」や「比

    0
    2020年12月10日

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