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Posted by ブクログ 2023年11月25日
甲賀忍者大介は、甲賀忍者総帥が誰に与したら解くか迷っている様を見て、忍び丹波大介を名乗り一匹狼となり、自らが信じる信義に忠実であろうとする、丹波大介の目を通して徳川率いる東軍と石田三成率いる西軍のどちらにつくべきかさまざまの武将の去就を垣間見るような感覚になる小説。ただし、登場人物が多くなかなか複雑...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月08日
信義をモットーにする甲賀忍者。
しかし、豊臣政権の没落後、諸大名の勢力は二分する。そのような時流の中で、甲賀忍びのあり方も変容してゆく。
丹波大介は信義の甲賀を捨て、一匹狼として、己の信じるもののみを信じ、忍びの道を歩む。
痛快な戦闘シーンは少なく、娯楽としての読み物というよりも、歴史の中で...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月23日
関ヶ原の戦いの少し前、戦国時代を舞台にした血気盛んな若い忍者の物語ではある。忍者物の時代小説として読めば微妙な話ではあるが、働き始めて数年し、仕事に慣れてきた頃の社会人の話として読むとなかなか面白い。
主人公の大介は自分のスキルに根拠のない自信を持ち、悪運だけはやたら強い甲賀忍者。自分の仕事に疑問を...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月12日
何か読んだことあるような、無いようなと思ってたら
「火の国の城」の忍、大介さんではありませんか!!と読み終わって気付く。
あれはいつ読んだんだっけ?と思い遡る事2013年だった…そうか5年前か。
忍目線で見た豊臣秀吉没後~関ヶ原合戦すぎまでの話をギュッと凝縮
甲賀忍者ではなく丹波忍者ですと。そこから...続きを読む
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