婆娑羅太平記 道誉と正成

婆娑羅太平記 道誉と正成

858円 (税込)

4pt

4.7

時は鎌倉末期。後醍醐天皇率いる軍勢が挙兵し、倒幕の機運が高まっている。強い者につく変節漢としてののしられても己の道を貫いた「バサラ大名」佐々木道誉。そして、天皇への忠節を貫いて華々しく散り、愛国の士としてもてはやされる「悪党」楠木正成。この国の未来を案じ、乱世を治めるべく闘った両雄の行く末は──。この国の礎が築かれた南北朝史に熱き一石を投じる大シリーズ、堂々開幕!!

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婆娑羅太平記 道誉と正成 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    南北朝期について教科書に毛が生えたくらいの知識しかなかったけれど、非常に面白く読みました。「天皇」とは、物流の利権、など、読み返してもう少し自分のうちにおとし込みたい。

    0
    2021年06月14日

    購入済み

    太平記にますます深まりそう

    佐々木道誉に惹かれ、本書を読んだ。
    いつもながら先生の分析力、創造力に舌を巻きながらますます道誉が理解出来、好きになった。
    これまで太平記を読んで道誉と正成はこれまでまったく別次元の存在と思っていたが、存外共通するところが多いところに気づき太平記にますます深まってしまいそう。

    0
    2021年02月23日

    Posted by ブクログ

    敵対する陣営に在る者同士として出会う道誉と正成は、やがて手を携え、そして袂を分かって行くが…その両者を軸に描かれる『太平記』の世界が非常に面白い!少し夢中になった…
    鎌倉幕府の時代の末期、建武新政、そして室町幕府が起こる南北朝時代の始まりというような時期は戦乱が相次いだ。そういう時代の群像を代表する

    0
    2019年10月07日

    Posted by ブクログ

    去年、楠木正成の息子を主人公とした朝日新聞朝刊小説にハマっていて、新聞の連載はとうに終わっているのに、未だ書籍にならず!!

    その影響で南北朝時代に興味を持ったので、書籍化を待っている間に、、と本書を手に取りました。

    道誉も正成も人望があり、とても魅力的な人物でした。
    特に佐々木道誉についてはほと

    0
    2025年02月08日

    購入済み

    新たな正成像

     南朝に殉じた忠臣という側面から描かれることが多かった楠木正成。経済的事情から台頭した背景を説き起こし、新たな正成像を提示した。伊勢湾利権から織田家の発展を描いてきた安部龍太郎ならではの分析は興味深い。著者の初期作品で後南朝時代を舞台にした「彷徨える帝」には正成の末裔という設定で、南木正盛という人物

    0
    2019年11月26日

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