【感想・ネタバレ】対決! 日本史 戦国から鎖国篇のレビュー

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久しぶりに面白い本に出会えた

2020年09月29日

私は若いときバスガイドをしていて長崎は修学旅行のコースでしたので、鎖国やキリシタンの事を学んでいたので、この本は凄く読みごたえがありました。ぜひほかの時代も対決して欲しい。特に南九州には神和があるので、古事記、日本書紀を読みといて欲しいです。楽しみにしています

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月02日

〈戦国時代の日本は世界の大航海時代の中でとらえなければ理解することができない〉
目的を持たずに海を渡らない。鉄砲伝来も。日本だけでは火薬は作れないから外国との貿易重要。貿易が盛んになると日本国内の経済構造が変化する。
「日本がこれからどういう国になるべきなのか」という重大な路線選択が関ヶ原の戦い。

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Posted by ブクログ 2023年08月23日

歴史の学び直しの一環として読んだけれど単純に面白かった。何故かこのシリーズを最新の4巻目から読んでしまったけど、この第1巻の方が最後まで学ぶだけでなく楽しく読むことができた。
作中で安部さん、佐藤さんが語られているように「日本史」「世界史」として分けるのではなく、ひとつの繋がりのある「歴史」として学...続きを読むべる環境が学校でも整えられればいいのになぁと思う。子どもの頃は、そんなことを考えずに単にテストや受験を意識して暗記科目として捉えてる部分もあったけど、歴史を学ぶこと自体は楽しかった。でも、他科目との繋がりを気づけずにいてとても残念だったなと。
過ちを繰り返さないためにも、また相手の思考の背景にあるもの、根っこのものを知り、より深く理解するためにも「歴史」を学ぶこと、「歴史」から学ぶことを意識していきたい。

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Posted by ブクログ 2023年01月19日

お二人のやりとりが知的好奇心にあふれている。
受験勉強の合間に高校生が読むのにも適していよう。さらに、評価できるのは、「後注」がついており、登場人物や事項について簡潔な説明が加えられていること。
このことも勉強向きだと思った理由

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Posted by ブクログ 2021年01月31日

読みやすく面白い。対談形式も全く気にならない。織田信長中心に、イエズス会の動きや、南蛮の野望、日本が植民地にならなくてよかったと思える内容だった。

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Posted by ブクログ 2020年12月16日

学校で教える表面的な歴史ではなく、当時の歴史の本質的な部分を学ぶことができる一冊です。

織田信長がその時代にいち早く鉄砲を取り入れ、それによって天下を取ったことは学校で習いますが、鉄砲に必要な火薬や鉛の弾をどうやって手に入れたかということは学校では教えてくれませんでした。

信長が単純にいち早く他...続きを読むの大名よりも優れた武器を手に入れたから天下をとれたということではなく、それらの武器を使うために資金調達、物流、貿易といった基盤を掌握できたからこそ大事を為し得たのだと改めて考えさせられました。

現代のビジネスに通じる視点も学ぶことができる良書でした。

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Posted by ブクログ 2021年10月23日

 信長の政治思想は中央集権、公地公民、重商主義であり、秀吉はそれを踏襲したが朝鮮出征という暴走を行い、家康に至って地方分権と農本主義に落ちついたという歴史認識が興味分かかった。

 安部氏のいう歴史的な教養、①歴史についての情報量、②歴地と対峙した経験、③そこから生まれる発想力の三本柱の意味は、本書...続きを読むを読み進むにあたって歴史小説を書くだけではなく、現代社会を生きる上で、必要なものだと感じた。

 日本史なんだけど、現代の韓国や当時の朝鮮、その背後にある中国との関係や世界としてのスペイン、ポルトガルの存在など、従来の日本史的な知識で足りないところが縦横に語られていて感心した。そうだよなぁ。鉄砲によって天下を統一ったって、どうやってその鉄砲や火薬を手に入れたのか。そこまで考えていかなければ、歴史について考えることはできないだろう。そして、そういうことを考えることによって、より大きな背景を知ることができる。

 茶の湯がキリスト教の聖餐に近いというのも、ちょっとクスっと思える話だった。

 最後は、日本は農本主義と地方分権に進むべきじゃないか、という現代の話でまとめられて、あれこれ刺激的にだったね。2巻も出ているから、そちらも読みたいな。

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