朝ごとに死におくべし 葉隠物語

安部龍太郎

藩内の諍いに巻き込まれた佐賀藩士の田代陣基は、武士の意地を見せるために切腹を決意した。冥土の土産に家中で伝説となっていた山本常朝の庵を訪ねるが、そこで語られたのは驚天動地の武士道観だった。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 歴史・時代 / 歴史・時代小説
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川文庫
• 電子版発売日: 2021年10月21日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

鍋島藩の武士道精神の元となった葉隠を物語にしたもの。その独自の死生観を持つ「曲者」と呼ばれる鍋島武士らしさが一つ一つ物語を通して語られている。